2019年1月10日木曜日

外注化阻止ニュース 第407号

http://www.doro-chiba.org/ga/gaityuuka407.pdf


3月ダイ改阻止へ共に闘おう
今年も1年よろしくお願いします

 今年も1年間、『外注化阻止ニュース』をよろしくお願いします。
 昨年は、JR東日本と関連職場で働く労働者にとって国鉄分割・民営化以来ともいえる大きな転換の年でした。JRは、民営化に協力した東労組でさえ解体して職場を強権支配し、大リストラや分社化を強行しようとしています。


 動労千葉は34年前の国鉄分割・民営化反対のストライキをはじめ、多くの解雇者を出しながら、一歩も譲らずに闘って団結を守ってきました。公共財産である鉄道を民営化し、20万人もの職員の首を切り、金儲けの道具にすることは根本的に間違っているのです。動労千葉はそれを堂々と主張し、胸を張って闘ってきました。
 そして会社と東労組の結託体制がついに崩壊したのです。その中で動労千葉は昨年、CTS幕張事業所では147票という圧倒的な信任を 受けて関副委員長が職場代表に選出されました。

安全と雇用の破壊を許すな!

 東労組の解体と一体で乗務員勤務制度を解体
する動きが始まり、「新乗務員勤務の高度な活 用」を掲げた基地再編計画が発表されました。 無人運転に向けた走行試験が始まり、全面的な ワンマン化が動き出そうとしています。
 今年3月には秋葉原駅の全面外注化も強行さ
れようとしています。保線・電力・信通で別会 社化が進められています。グループ会社の労働 組合も一斉に東日本労連を脱退し、労連そのも のが消滅しました。貨物でも人事・賃金制度の 大改悪が強行されようとしています。
 これらは安全と技術継承の崩壊をもたらし、労働者の権利・労働条件を破壊するものです。内房線・外房線をはじめローカル線の切り捨てに対する地域の怒りの声は高まっています。

3月ダイ改との闘い

 動労千葉は今年、東労組・JR総連の前身である動労本部から独立して40年を迎えます。30年に及ぶ分割・民営化反対、20年に及ぶ外注化阻止のを闘いぬいてきました。動労千葉は3月ダイ改阻止に向けて全力で闘います。
 JRとJR関連職場で働くすべての労働者の皆さん、鉄道の安全と雇用、そして労働者の誇りを守るために共に闘おう。

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