2019年7月5日金曜日

闘いなくして安全なし No.218

http://www.doro-chiba.org/ga/tn218.pdf


動労千葉 闘争本部を設立!
「運転士・車掌廃止」攻撃に反対の声あげよう!

 6月19日、「運転士・車掌廃止」提案に対して動労千葉は「乗務員勤務制度改悪阻止!闘争本部」をたちあげました。それは、鉄道で働くすべての労働者の権利と未来、鉄道の安全を守るためです。アピール文の一部を紹介します。

矛盾に満ちた攻撃 闘いで粉砕できる

 JRは、安倍政権の「働き方改革」の尻馬に乗って、歯止めが外れたように暴走している。しかしその攻撃は必ず破たんする。
 第1に、安全の崩壊、過労死と重大事故が激発する事態を生み出す。
 第2に、技術継承の崩壊、恐るべき無責任体制の蔓延という形をとって破たん・崩壊する。鉄道業務を何百もの会社にバラバラに外注化したときに起こることは鉄道の運行や安全に責任をとる者が誰もいなくなる恐るべき事態だ。
 第3に、職場からの怒りの声の爆発となって破たんする。労働者が存在する以上「労働組合の存在しない社会」を作ることなど絶対に不可能だ。人心は完全に離反する。怒りの爆発は不可避だ。
 第4に、労働力を確保することができなくなるという形をとって破たんする。今でもCTS等で検修構内要員として採用されたプロパー社員は、あまりの労働条件の悪さ故に、次々に退職してしまっているのが現実だ。
 第5に、地方の大反乱となって崩壊する。地域には、問答無用で切り捨て政策に走るJRに対し、憎しみにも近い怒りの声が渦巻いている。
 そして第6に、AI神話の崩壊という形をとって破たんする。過酷な条件の中で安全を守り、人を運ぶのが鉄道であることを無視して机上の空論だけで突き進んでいるのが現在のJRだ。

動労千葉とともに闘いにたとう

 われわれは、闘争本部設置を期して、乗務員勤務制度改悪阻止、ジョブローテーション提案粉砕に向けて全力で反撃に立ち上がる決意である。これは鉄道の安全とJRで働く全労働者の権利を守る闘いだ。JRで働くすべての労働者に心より訴える。ともに闘いに立ち上がろう。

2019年6月19日
動労千葉 動労水戸 動労総連合

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