2019年11月19日火曜日

日刊動労千葉 第8705号

JR貨物 年末手当1.81箇月
超低額回答弾劾!

 JR貨物は、11月14日年末手当について上記の通り回答をおこなった。
 動労総連合は、組合要求とあまりにもかけはなれた超低額回答を弾劾し、もちかえり検討することとした。



JR貨物2019年度年末手当に関する回答
2019/11/14 
1.基準額
 基準額は、基準内賃金の1.60箇月分とする。
 なお、災害対応に伴うこれまでの社員の皆さんの労苦に報いるとともに、下半期における一層の奮起を期待して、0.21箇月分を併せて支給する。

2.支給日
2019年12月6日(金)とする。

3.その他
 55歳に到達した社員の取扱いについては、従前どおりとする。


「共に頑張っていきましょう」!

 会社は、「中間決算は、鉄道事業は増収増益で黒字となったものの、年間累計で10月期計画に対して△25億円という大幅な減収、大変厳しい状況・・社員のみなさんには、当社の置かれている厳しい状況を理解していただき、将来の会社の継続発展のため、共に頑張っていきましょう」。
現場労働者にとっては、「はぁ~」。経営幹部はもちろん、職務手当を基準内賃金とした管理者はいくら支給されるのか!

分割・民営化をあいまいにしない

 日貨労は、「①今年の夏季手当を上回ったこと、②相次ぐ自然災害対応に伴う組合員の労苦に報いるとした上積み分をかちとったこと。③夏季手当並みとされた考えから前進させ、現時点における会社の精一杯の回答であることを確認し」、妥結。
貨物中間決算は黒字というが、長期債務は増えるばかりだ。それに比して、史上空前の利益を更新する、東日本・東海・西日本。JR各会社間における賃金格差の拡大。
根本的な原因は、国鉄の分割・民営化の矛盾にある。なに一つ、あいまいにすることなく、怒りをもって闘いを継続しよう!

第25回支部大会の成功かちとろう!

 憲法改悪粉砕!貨物合理化・改悪人事賃金制度粉砕! 賃金格差・評価制度による低賃金構造を打ち破り、千葉機関区への新採配属をかちとり職場と団結を守り抜こう!
日時 11月25日(月) 14時から
場所  蘇我コミュニティセンター


◎スケジュール

オスプレイ暫定配備反対 12・1県民大集会
https://doro-chiba.org/nikkan_tag/8705/
日時 12月1日(日) 13時から
場所  木更津市・吾妻公園
 *陸上自衛隊木更津駐屯地 南側隣接
主催  オスプレイ暫定配備反対12・1県民大集会実行委員会 
呼びかけ 君津・木更津地区労センター / オスプレイ来るないらない住民の会
指定列車 千葉駅3番線 11時31分始発普通列車

第34回動労総連合定期全国大会
12月8日 (日) 11時~DC会館
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