2020年3月16日月曜日

日刊動労千葉 第8763号

本日(13日)、
20春闘第一波 ストライキに突入!

20春闘の闘いの課題と獲得目標

*木更津支部長への減給・強制出向処分撤回!
*ジョブローテーションー運転士・車掌職名廃止反対!
*北嶋副委員長への配転阻止
*貨物ベアゼロ打破、CTS大幅賃上げ獲得!
*第3の分割・民営化ー別会社化・転籍攻撃粉砕!
*定年延長と65歳まで働ける労働条件の確立!
*反合・運転保安確立、組織拡大!


 本日、動労千葉は、木更津支部・花崎支部長への減給・強制出向処分撤回、ジョブローテーション反対等を掲げ、3・13~15ストライキに断固として突入した。
花崎支部長への強制出向は、処分にもならない問題を取り上げ、しかも退職まで1年という中で、「本人のステップアップ」と称して職場から排除するなど、動労千葉への組織破壊攻撃として行われた。絶対に許すことはできない。

第2の東中野事故を起こさせてはならない!

 一方、3月ダイ改において総武緩行線では、ホームドアの設置(千駄ヶ谷・信濃町が6月、代々木が7月)に伴い30秒停車になるため、駅間の運転時分を「5秒」短縮しようとしていることが明らかになった。しかも、この重大問題を組合には一切提案すらせずに一方的に行おうとしている。駅間「5秒」短縮について千葉支社は、「車両が231系に統一され、性能が向上した」として千葉~御茶ノ水間の22駅、21区間で1分50秒の短縮を行うとしている。しかし、御茶ノ水~三鷹間については「東京支社の管轄で分からない」という無責任極まりない回答を行ってきた。ダイ改に向けて、運転士にどのように運転しろというのか。千葉支社は、直ちに明らかにしろ。
 一方、職場では「制限一杯でもギリギリ」との話も出ている状況だ。
88年12月の東中野事故は、千葉~三鷹間でスピードアップを行い、運転時分を3分30秒短縮したことにより発生した。その時も千葉~御茶ノ水間は1分50秒の短縮だった。今回と全く同じだ。
 第2の東中野事故を起こさせてはならない。JRの無謀な運転時分短縮を許すな!
動労千葉とともにストライキを闘おう!

JR東日本ーベア684円の低額回答
台風・新型コロナ口実の回答弾劾!


JR東日本は、3月13日、4月1日以降の新賃金に関する回答を行ってきた。
回答内容は、定期昇給を実施した上で、ベアは、定期昇給額の10分の1とし、平均引き上げ額は684円という低額回答であった(昨年は1050円)。
また、エルダー及びグリーンスタッフに対しては、400円を加算するとの回答を行ってきた。(詳細は、左記のとおり)
さらに、育児・介護等に関してカフェテリアの補助を拡充することを明らかにした。
今回の回答でJR東日本は、昨年の台風災害や2月以降の新型コロナウィルスによる今後の影響、人口減少、鉄道による移動の縮小、働き方の変化等を低額回答の理由にあげてきた。
しかも回答では「基本給改定の原資は生産性向上」として今後も「変革2027」による外注化やジョブローテーションを進めるとしている。
ジョブローテーション反対、外注化阻止、処分粉砕へストライキを貫徹しよう!

JR東日本回答(3月13日)
1.4月1日現在、満55歳未満の社員
(1)定期昇給 昇給係数は4。
(2)基本給改定 所定昇給額の10分の1。
  *主幹職A・B、技術専任職、S等級は200円加算。
  *主務職、T等級は100円加算。
2.4月1日現在、満55歳以上の社員
  在級する等級により前項に準じて計算した額に、減額率をかけた額。
  (所定昇給額×10分の1×減額率)
  *定期昇給後の平均引上額 684円
3.精算 6月25日以降、準備でき次第。
4.グリーンスタッフ、エルダーについて
(1)グリーンスタッフ 基本賃金に400円加算。
(2)エルダー 基本賃金に400円加算。
5.その他 カフェテリアプラン補助の拡充等