2020年3月18日水曜日

日刊動労千葉 第8765号

20春闘勝利 不当処分撤回
3.13~15ストライキ貫徹!

https://doro-chiba.org/nikkan_dc/n2020_01_06/n8765.htm

 動労千葉は、木更津支部・花崎支部長への減給・強制出向処分撤回、ジョブローテーション反対等を掲げ、3・13~15ストライキを貫徹した。

怒りの総決起集会

 3月14日、13時半から木更津運輸区前で、スト貫徹!動労千葉総決起集会を行った。あいにくの冷たい雨と強風のなか、組合員、支援100名を超える結集で、不当処分への怒りを叩きつけた。
主催者を代表して関委員長は、「花崎支部長への不当処分に対して48時間のストに決起している。退職するまで後1年、乗務する時間があった。それを降ろすとは本当に許せない。断固として反撃に立ちたい。今日の木更津支部のストは第一歩だ」と訴え、さらに「4・1に運転士・車掌の職名を廃止し乗務係にする。運転士の身分を剥奪し、闘っても駄目だと思わせる攻撃だ。これを断固粉砕し、職名を奪還するまで闘う」と決意を語った。

第2の東中野事故を起こさせてはならない!

さらに「総武緩行線で、駅間で5秒ずつ短縮しろという攻撃が来ている。組合への提案もなく周知の期間もない。これを許したらまさに乗務係にされる。ワンマン運転に対しても闘う」と訴えた。
基調提起で川崎書記長は、「JRが職場で労働組合のない職場を作ろうとしている。その攻撃が動労千葉に来た。これに対する反撃は、職場の団結とストライキ、何よりも組織拡大だ。この1点にかかっている」と訴えた。さらに「駅間5秒短縮と訓練でいきなり言われた。どう運転するのかと聞いたら『工夫してください』としか言わない。ふざけている。東中野駅事故の時と全く同じ状況だ。第2の東中野駅事故を許さない。これは来年までの闘いの課題になる」と提起し、最後に「今日、明日のストを闘い抜き、これからの動労千葉の未来を切り開こう」と訴えた。
基調提起に続いて貨物春闘報告を大竹副委員長、ジョブローテーション粉砕の決意を北嶋乗務員会長、3月ダイ改の千葉支社交渉報告を中村書記次長が、CTS春闘報告を北村特別執行委員が行った。続いて花崎支部長が断固とした決意を語った。(別項)
連帯あいさつを、動労千葉を支援する会・東京西部と木更津、ユニオン習志野、動労総連合から神奈川、東京、社民党木更津支部からいただいた。

花崎支部長の決意

https://doro-chiba.org/nikkan_dc/n2020_01_06/n8765.htm

 本日木更津支部は、本線7名、検修4名(JR2名、CTS2名)、千葉事業所1名でストを闘っています。動労水戸も常磐線全線開通と被ばく労働に反対してストを闘っています。自分も3・11福島に行ってきました。大変なことになっています。福島と沖縄のお母さんの話がありました。子どもたちの命を守るために一生懸命声を上げています。今、甲状腺がんが237名、毎年増えています。福島は終わっていないと訴えていきたい。
20春闘の闘いの目標は明確です。木更津運輸区で働く仲間の皆さん、どんな気持ちで働いていますか。これから自分はどうなるのか、この職場にいられるのか、このまま運転士を続けることのどこが悪いのか。提案を丸呑みするところにいても、自分の未来は切り開けません。動労千葉はジョブローテーションに終始一貫、絶対反対です。決して認めません。私達の組合にもその対象になる北嶋副委員長がいます。ジョブローテーションによる配転攻撃は絶対に許しません。労働組合は、一人は万人のために万人は一人のために、そのために会社と対決します。社友会など何の役にも立ちません。会社の言うことを聞いていれば立場は安泰というときは終わったのです。
動労千葉は労働者一人ひとりを大事にします。労働者の目線で物事を考えてみてください。木更津運輸区で働くみなさん、この先30年、40年、みなさんの生活する環境を本当に考えているのはどこか。今、私達はそれを示しています。不当処分、不当配転を跳ね返し、ともにジョブローテーション粉砕へ闘いに立ち上がりましょう。

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