2020年3月6日金曜日

日刊動労千葉 第8757号

3・14ストライキへ!
第81回定期委員会

https://doro-chiba.org/nikkan_dc/n2020_01_06/n8757.htm

 2月29日、DC会館において第81回定期委員会を開催し、3月ダイ改合理化・ジョブローテーション粉砕、木更津支部長に対する処分粉砕、さらなる外注化阻止、20春闘勝利に向けて、3月14日、ダイ改時にストライキに立ち上がる方針を確立した。
 委員会は、佐倉支部の力根君を議長に選出。スローガン提起の後、関委員長があいさつを行い(別掲)、動労千葉を支援する会の山本事務局長から熱い来賓のあいさつを受けた。
 その後、経過報告、当面する取り組み、共済適用承認、一般会計暫定予算、質疑応答が行われた。総括答弁の後、委員会宣言が発表され、組合歌合唱・団結ガンバロー三唱し、委員会は成功裡に終了した。

出された主な意見


▽木更津支部長に対して、定年退職という人生の大事な区切りの前に、このような処分は絶対に許さない。3・14ストライキ方針を断固支持する。

▽木更津支部長への不当処分、これには怒り心頭だ。3・14のストライキには駆けつけて、共に闘っていく。

▽20日の団交・緊急抗議集会に、各支部、支援する会、大勢来てくれてありがとうございました。職場代表選では、東労組より得票が多く組織拡大へ前進していきたい。久留里線のワンマン運転反対、3月ダイ阻止へ、木更津支部は団結して頑張る。

▽千葉の統合詰所に洗面所がない、お弁当箱を洗う流しもない。何百人も使う中で、トイレの中で歯を磨いている、大問題だ。

▽新型ウイルスについて会社内で感染したときの勤務や賃金の取扱いについて。エアコンのフィルター交換時に防護服など安全対策の確立を。

▽エルダーで清掃業務を1カ月勤めて、夜間作業における照明などいろいろな問題点がある。改善要求していく。コロナの問題で、車両の消毒をきちんとやらないとヤバイのではないか。本部から緊急の申入れをやってもらいたい。

▽職場代表選で票をのばしてきた。3月の代表選も全力で勝利したい。
コロナウィルスについて、家族の感染、休業する場合の対応、ウィルス対策を含めた防護策など、組合として会社と細かく詰めてもらいたい。

▽貨物におけるシニアの基本賃金の格差が酷い。東京と2万円も違う。本線運転士がほとんどシニアとなる中で、大きくて重いカバンの問題をはじめ、仕業緩和など具体的な高齢者対策の確立が必要だ。

▽全活は各支部交流の場なので、続けてもらいたい。

▽木更津支部長に対する処分・配転、団交もふざけた対応で絶対に許せません。この借りは必ず返したい。支部長代行全力で頑張ります。

関委員長あいさつ

 2月20日の緊急抗議行動には60名が結集し、非常にいい行動となった。この怒りを、3・14ストライキ、4月1日運転士・車掌職名廃止粉砕、組織拡大へ。
 安倍政権は、いきなり学校を閉鎖するなど、コロナウィルス対策について、まったく他人事のような対応をしている。昨日、この件に関してJR千葉支社・CTSに対して緊急の申入れを行った行った。
 2月10日に東労組が分裂し、会社による労組破壊攻撃は新たな段階に入ろうとしている。現場には会社の攻撃への怒り、組合は必要だという思いが存在している。真正面から共に闘うことを訴えよう。
 1047名解雇撤回闘争は、3月19日から東京高裁での闘い、中労委に対する署名も始める。真実は明らか、解雇撤回を貫き絶対に勝利しよう。JR北海道では大量退職が止まず、四国では車掌は契約社員に、運転士が不足し列車本数を減らす。九州では無謀な自動運転が行われようとしている。分割民営化が破綻し東日本のように非正規化攻撃が進められている。
 千葉におけるワンマン運転絶対反対の闘いを今から構築しよう。JRにおける「労組なき社会」、関生支部の仲間に対する弾圧を打ち砕き、3月ダイ改、20春闘、4・1職名廃止絶対反対、闊達な討論で闘う方針を決定しよう。

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