2021年3月1日月曜日

運転士・車掌を駅に配転するな!


乗務員の強制配転に
私たちは反対します!

3月ダイ改・ワンマン運転拡大反対!

3・13動労千葉総決起集会

ローカル線、地域と安全切り捨てるな!
障害者の「交通権」守れ!
乗務員を駅に配転するな!
鉄道業務の外注化やめろ!

3月13日(土)13時30分 館山商工会議所ホール


ジョブローテーションの実態は乗務員を無理矢理たらい回しにする「強制配転」です。
こんな不当な制度はいりません。ただちに中止すべきです。

○地域にワンマン拡大の理由を「少子化で乗務員の確保が難しくなっているため」と説明
 ⇨ なぜ乗務員を駅に配転するのか!

○管理者等の一般行路への乗務を提案。マスコミには「乗務員感染時の予備要員を確保するため」と発表。
 ⇨ 本職の乗務員を駅に配転しながら?
  ふざけるな!


○コロナ禍でも「人材育成上必要」と強行
 ⇨ 他の異動、訓練等を中止しながら? 
  乗務員の命と健康より異動優先するな!


ウソだ!


運転士・車掌「相互運用」?
普段はデスクワークの管理者が片手間で乗務?

黙っていられない!
攻撃のエスカレートを許さぬために!


 2月1日、千葉支社内で異動になった運転士・車掌のほとんどが駅に配転されました。本人の希望と関係なく、次々に駅に「片道切符」で放り出されるなど鉄道の歴史上も初めてのことです。
 3月ダイ改でワンマン運転が拡大されれば、車掌の要員が大幅に削減されます。「管理者の乗務拡大」「運転士・車掌の相互運用」も乗務員削減に向けた攻撃です。会社は「人が余れば駅等に異動してもらう」と公言しました。さらなる異動が狙われています。
 ジョブローテーションは運転士・車掌の職名まで廃止し、「最大10年で異動」「誰を乗務員にするかも管理者の一存」というものです。
 提案当初も現場からは「どこに配転されるのか」「なぜ職名を廃止するのか」「安全レベルが低下する」「任用の基準は信用できない」「職場がゴマすり競争になる」と声が上がっていました。「社員自ら主体的にキャリアを描く」という会社の口上は建前で、本音が乗務員の権利と職場の団結破壊にあることは誰しもが気づいていることです。
 この攻撃に黙っているわけにはいきません。何の反対もなければ、攻撃は次々にエスカレートするからです。今は駅への異動先もJR直営駅です。しかし、次の段階では「出向・転籍」にエスカレートします。
 そして、乗務員を「輸送サービススタッフ」という名の単なる「保安要員」にして雇用と権利を根本から打ち砕こうと狙っているのです。

職場からの声が事態を動かす力

 攻撃を打ち破る力は職場から団結して声をあげることです。JRも何か展望を持っているわけではありません。本気になって声をあげれば攻撃のエスカレートを止められます。
 ライフサイクル提案当初、東労組の青年運転士たちの激しい怒りの声を前に、会社も実施を延期せざるを得ませんでした。乗務員をたらい回しにして駅に出すなど矛盾だらけです。現場が反対を貫いて声を上げている以上、会社も簡単にたらい回しにできないのです。
 地域からはワンマン運転拡大に反対の声があがっています。利益のために安全を犠牲にして、乗務員を削減しようというJRの姿勢にも怒りが向けられています。この地域の怒りとともに職場から団結して声をあげよう。

地域で広がるワンマン運転反対の声

○ 12/17 館山市議会が全会一致で意見書採択
 「障害者にとってワンマン化は非常に大きな不安」「高齢者も同様で、高齢化率の高い内房エリアでは深刻」「動物との衝突時、運転士1人で乗客の安全確保と車両の後処理を適切に行えるのか」といった点から、安全性が十分に確認されるまでワンマン運転を導入しないことを要請する意見書を全会一致で可決。可決された意見書は衆・参両議院の議長、国土交通大臣等へ提出。
○内房線と地域を守る会は、南房総市、鴨川市、君津市、木更津市、富津市、袖ケ浦市などの各議会に陳情を行っている。
○「ワンマン運転導入の中止を求める署名」への地域の協力が広がっている。地元市役所や商工会議所、各商店や喫茶店などに署名用紙が設置されている。

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