団体交渉が行われないうちに
本人に「雇止め」通告!
定年延長と70歳まで働ける
労働条件を確保を!
本人希望に基づき雇用延長を行え!
4月から改正高齢者雇用安定法が施行され、70歳までの雇用継続の努力義務が企業に課せられている。
動労千葉は、プロパー社員の早期退職などで要員が不足し業務が回らない現状であること、そして「雇用延長の努力義務」もあることから、これからは65歳を迎えるエルダー社員の中で、希望者全員を70歳まで雇用延長することをCTSに要求してきた。しかしCTSは団交が行われていないのに、「雇用延長は出来ない」と本人に対して「雇止め」の通告を行ってきた。組合を無視するCTSを絶対に許すことはできない。
このままでは、業務を回せなくなる
2012年10月の外注化に際し、会社は、「10年でプロパーを中心とした体制を完成させる」と回答していた。しかし、外注化施策は完成にはほど遠く、完全に破綻している。プロパー社員58名の内19名が、あまりの労働条件の低さと将来展望を見出すことが出来ずに次々に退職している。昨年秋以降でみても5名の退職者が出ているのが現状だ。その結果、昨年末以降、12月が36日、1月が55日、2月が54日、3月が29日もの休日勤務が発生し、ようやく業務が回っている現状だ。
しかも、今後、エルダー出向者が65歳を迎えて退職すると、構内業務の要員確保はさらに困難になる。CTSが新規採用を増やしてもプロパー社員の養成は間に合わないし、退職も止まらない。このままでは、業務を回すことができないところまで行き着く。技術の維持・継承もできなくなっていく。
雇用延長しかないのに「雇止め」、ふざけるな!
つまり、エルダー出向社員の雇用延長をしなければ、業務は完全に破たんすることは誰が見ても明らかだ。
エルダー組合員がこの現状を鑑み、会社に対して65歳を超えて働く意志を伝えていた。しかし会社は、団交前に、本人に「雇止め」を通告したのだ。ふざけるな! 絶対に許せない。
定年延長と希望者の70歳までの継続雇用は当面する現実的な対応策だ。本人希望に基づき、70歳まで雇用延長を行え!
命を守れ!オリンピックやめろ!スガたおせ!
3・21大行進
3月21日、改憲・戦争阻止!大行進実行委員会が呼びかけで、「スガたおせ! いのち守れ!3・21大行進」が日比谷野音で開催された。あいにくの大雨の中、全国から500人が結集した。
集会後、激しい雨の中を銀座にむけて元気にデモ行進した。