ワンマン列車で乗客が転倒・骨折
直ちにワンマン運転の中止を!
■3月16日、太東駅において、乗客が降車しようとしたら
ドアが閉まりホーム上に転倒・骨折!
■動労千葉や内房線の会、外房線の会が指摘していたとおりの
重大事態が発生した
3月のダイ改によるワンマン運転の拡大により、乗客が転倒し、骨折する重大事態が発生しました。
3月16日13時30分頃、外房線の太東駅において、上総一ノ宮行きの2両編成のワンマン列車において、70歳代の男性が降車しようとしたところドアが閉まり、そのままホーム上に転倒し、大腿部骨折の重傷を負いました。
その後、駅からの要請で救急車を手配し、病院に搬送されました。
ワンマン運転の拡大に際して、動労千葉や内房線と地域を守る会、外房線と地域を守る会などから、「運転士1人で安全が確保できるのか」「高齢者や障害者が乗り降りする際の安全を確保できるのか」などの問題点については何度も指摘し、ワンマン運転拡大の中止を求めてきました。
千葉支社は、「車体側面のカメラと運転台のモニターで確認できる」と回答していました。しかし、運転士は車内を確認することはできないのです。今回の事態も、車掌が乗務していれば防ぐことができた事故なのです。
動労千葉は下記のような緊急の申し入れを行いました。乗客が骨折する重大事態が発生した以上、JRは直ちにワンマン運転を中止しろ!
ワンマン運転の即時中止を求める緊急申し入れ
下記のとおり緊急に申し入れるので、団体交渉により誠意をもって回答すること。
記
3月16日、太東駅において、上総一ノ宮駅行のワンマン列車から降車しようとした男性が、ドアに挟まれて転倒し、骨折するという重大事故が発生したことについて詳細を明らかにするとともに、乗客の安全を確保するために直ちにワンマン運転を中止すること。
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