今こそ労働運動の再生を
7・4国鉄集会 主な発言 (上)
■主催者あいさつ
呼びかけ人 伊藤晃さん
新自由主義を終わらせる労働運動をどう再建するか、昨日は討論集会を行い、4人が報告しました。コロナ情勢下で労働運動の新しい芽生えとを感じさせられました。私たちは昨日に引き続いてコロナ下の運動を考え、深まっていくだろうと思います。11月集会に向けて多くの運動の場で多くの試みがなされることを、わたくしは期待したいと思っております。
■連帯のあいさつ
反対同盟 市東孝雄さん
6月8日、最高裁の請求異議の上告却下を絶対許すことのできない。反対同盟は55年、権力の横暴なやり方に対し正義を貫いてきた。だから権力もつぶせない。動労千葉、関西生コンの闘いに学び、全国で闘う市民運動、学生とともに連帯し、反対同盟はこれからも頑張っていきます。
■1047名解雇撤回
●動労千葉争議団 中村仁
いま「自分が悪い」「仕方がない」を強制する資本の攻撃に対して、自分たちを変えるのではなく社会を変えればいいんじゃないかと多くの人が気づいています。職場で声を上げ、労働者が群れて群衆になる。その時、時代の山は必ず動きます。ここに集まった皆さんが拳をあげ、声を上げる、その先頭に立ちましょう
●1047協議会 羽廣憲さん
34年経った今でも、当時の怒りは一切消えることはありません。一歩も引きません。これからが本番、私らは解雇者の名誉をかけて全力で闘いたいと思います。
●1047協議会 小玉忠憲さん
こいつとこいつは名簿から削除すると言って、人為的に不採用にした下手人が今のJR東日本深澤社長だ。必ず勝利して報復してやる。そのために私たちは、とことんやります。
●弁護団長 葉山岳夫さん
現在、中労委は不当差別事件であるということを故意に隠蔽し、JR東日本の盾になっています。あと一歩で勝利と言われますが簡単ではありません。体制的な圧力を跳ね返して真実を公正に判断させるには、国鉄闘争を全労働者の闘いと位置づけ、関生弾圧を跳ね返し、徹底的にかつ大結集して闘い抜く必要があることを、強く訴えます。
■関生弾圧粉砕
関西生コン支部書記次長武谷新吾さん
関生支部は産別運動潰し、労働組合潰しに勝利するまで闘います。無罪判決を勝ち取り、組織拡大と現場行動を実践し、最終的には大衆行動で打倒します。武委員長の7月13日の判決公判での座り込み行動にぜひ結集していただきたい。
■まとめ
呼びかけ人 金元重さん
これから何をするべきかということを明確にすることが大事だと思って、その点では昨日の討論集会に続いて今日の集会、非常に成功したのではないかと私は思います。今の裁判闘争が微妙なところに来てます。法廷だけの闘争では勝てない。ぜひ署名がんばってください。
■ビデオメッセージ
●民主労総ソウル本部
キムジノク本部長
民主労総は同志たちの闘いを支持し、応援します。同志たちの闘いは、韓国の労働者たちの闘争と同じような流れとしてあります。新自由主義に立ち向かう全世界の労働者の要求や闘いと違いはありません。コロナを乗り越えて、国際的に共に連帯し、大きな力をつ作り出しましょう。7・4全国集会が成功することを祈ります。共に闘い、新自由主義を終わらせましょう。トゥジェン!
●韓国鉄道労組ソウル地本チェミョンホ本部長
同志の皆さんの、「労組破壊」「外注化」「ワンマン運転化」に対する闘いに熱烈な応援を送ります。
韓国の労働者もコロナによる営業赤字を賃金削減と人員削減の契機にしようとする政府と与党に対する闘いの最中にあります。
毎年同志たちと連帯活動を行ってきました。今年もコロナにより同志たちと共に活動することができずとても残念です。断たれていた空の道が開かれ、地上の交通手段は乗客の安全に責任をとり、心おきなく行き来することができるその日までそれぞれの国内で頑張って闘いましょう。同志たちのご健勝を祈ります。
トゥジェン!