オスプレイいらない!7・10行動@木更津
7・11三里塚 「天神峰樫の木まつり」
昨年7月10日、陸上自衛隊オスプレイがはじめて木更津駐屯地に飛来した。1年後のこの日、オスプレイ暫定配備反対を掲げ地元木更津を先頭に多くの労働者市民が木更津駅前に集まり、配備反対のリレートークが行われた。
地元の元教師は木更津飛行場の歴史=太平洋戦争における侵略戦争出撃基地の役割を明らかにした。木更津市議や政党の代表、県内の市民団体などの訴えにつづいて、駐屯地近くの江川地区の住民がオスプレイの騒音と危険性を訴えた。
防衛省は、9月から11月にかけて、「島しょ部での有事」「台湾有事」を想定した南西諸島演習計画を発表した。陸自約14万人が参加する軍事演習には陸自木更津航空隊・オスプレイの出動も不可避だ。絶対に許してはならない。
7・11三里塚
「天神峰樫の木まつり」
午後1時、市東孝雄さんの南台農地に集合し、デモ出発前の集会を行った。
司会の太郎良さんが、「強制執行来るなら来いの気概で、泊まり込み体制を組んで闘っている」と発言。伊藤さんは、「農地決戦は戦時収用との闘い。反戦の砦として三里塚は闘い抜く」とアピールした。
集会後、炎天下のもと、市東さんの自宅前までのデモを貫徹した。
主催者あいさつで反対同盟の萩原富夫さんは、「最高裁の上告棄却は許さない。私たちは落胆したり慌てたりしてはいない。どんなことがあっても市東さんがこの地で生活することを守り支えぬく」と決意を語った。
つづいて動労千葉の繁沢副委員長が連帯発言を行った。
関西生コン支部の西山さん、騒音下南部住民のメッセージが読み上げられた。関西から駆け付けたシンガー川口真由美さんの力強い歌で、祭りは大いに盛り上がった。各団体の連帯発言、景品抽選会、そして最後に市東さんが、「裁判では負けたが闘いは裁判だけではない。現地でいかに権力に対して力を発揮できるかだ。動労千葉、関西生コン支部など労働組合がものすごい勢いで闘っている。私たちもそれに負けずに闘う。私はこの天神峰の地で畑を耕し、皆さんとともに頑張る。ともに闘いましょう」と決意を表明した。