2022年1月12日水曜日

闘いなくして安全なし No.335


職名廃止業務融合に反対します!

 2022年第1号の「闘いなくして安全なし」です。本年もよろしくお願いいたします。

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 3月ダイ改では発足以来最大の列車削減が行われようとしています。さらに、これまでの鉄道の歴史の中でも重大な転換点になろうとしています。

職名廃止・業務融合は安全破壊


 すべての職名が廃止されるということ自体、初めてのことです。鉄道の安全は各系統の専門的な技術・経験によって守られています。職名廃止は「そういうプロフェッショナルは育てない」という宣言です。
 職名をなくして運転士や車掌、駅員などを「何でも屋」にしていけば、鉄道の安全は根本のところで破壊されてしまいます。
 「今日は運転、明日は駅、その次は企画」「乗務した後に企画業務をやって、また乗務。合間にコンビニの品出しや除草」といった働き方は、労働者にとっても過酷なものです。
 会社がどんなに「AI化」「自動運転」などと叫んでも、鉄道の安全を守っているのは現場労働者です。その労働者をないがしろにすれば、安全も崩壊します。
 「柔軟な働き方」「業務融合化」を認めるわけにはいきません。

ボーナス・定昇カット許せない!


 会社は「黒字化」を掲げて、昨年はボーナスを大幅に減らし、定期昇給までカットしました。現場労働者はコロナ禍で今まで以上に仕事をしてきたのに、こんな仕打ちは許せません。
 カギを握るのは職場からの闘いと労働組合の力です。声を上げれば状況は変えられます。会社に対抗できる労働組合が必要です。動労千葉に加入し、共に闘おう。

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