内房線と地域を守る会、
外房線と地域を守る会
ワンマン運転問題で国交省に要請行動
昨年12月13日、内房線と地域を守る会(梅澤和子代表)と外房線と地域を守る会(藤平輝夫会長)は、ワンマン運転の問題点と安全性の向上について、国交省への要請行動を行いました。
人員削減と安全破壊に怒りの声
昨年3月のワンマン運転拡大のわずか3日後、外房線太東駅で乗客が転倒、骨折する大けがを負う事故が発生しました。4月には内房線江見駅で乗客が首をドアに挟まれかける事態も起きています。
地域住民からワンマン運転の危険性について、導入前から何度も声が上がりました。しかし、JR千葉支社は、「ワンマン運転で問題は起きていないから住民への説明は必要ない」「問題があれば説明する」と対応しました。そのワンマン運転で転倒・骨折事故まで起きたのです。
しかし、内房線・外房線の会に対してJR千葉支社は約束された協議さえ拒否し続けています。10月に地元紙で報道されるまで事故を公表もせず、隠し続けました。あまりに不誠実な態度に、利用者・沿線住民は大きな不安と怒りを感じています。
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要請行動では鉄道局長も対応に現れました。会からは、人員削減と安全無視が一体で進められていることへの、強い懸念が表明されました。地域の怒りとともに、ワンマン化、人員削減と安全破壊、ローカル線―地域切り捨てに反対の声をあげよう。
~国交省の主な回答~
▷「JRは、ワンマンの実績があると言っていながら事故を起こしたことは真摯に受け止めなければならない。それについて説明するようJRに伝える」
▷「安全問題について、会からの要望にも応えないというのはいかがなものか。安全対策をきちんと説明すべきだと指導していきたい」
▷駅・ホームの段差解消、踏切改善の要請もJRに伝えていく
▷「(ワンマン運転・自動運転について)認めるかどうかは今の安全のレベルを確保できるかどうかだ」
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