2022年2月25日金曜日

外注化阻止ニュース 第569号


3月ダイ改 職名廃止・融合化反対!
動労千葉千葉支社と団体交渉

 動労千葉は2月7日、3月ダイ改をめぐって千葉支社との団体交渉を行いました。
 会社は「安全は大事だ」といいながら、毎日鉄道の安全を守っている現場の労働者をないがしろにしています。
 どんな技術を使っても安全を守るのは現場労働者です。「コロナ赤字」などは口実です。
 運転士や車掌などの専門的な技術・経験を軽視して、「何でも屋」のように扱うなど許せません。職場から3月ダイ改に反対の声をあげよう。

職名廃止・業務融合に関する交渉概要

◆職名廃止は「運転も駅もやらせるから個別の名前はいらない」ということか。説明を見ると専門職をなくすということだ。専門的な技術の継承は鉄道会社の一番の基本だ。
➡会社:全員が毎日違うことをやれるかと言うと、実際問題として難しい。専門家がいないとは言い切れない。

◆融合化はJRで90年代にもやった。西日本は尼崎事故、北海道は保線区での改ざんに行き着いた。教育のあり方、要員削減が問題になった。そういう経緯があるのに、それ以上のことを東日本がやるのか。
➡会社:そうならないようにしていく。

◆一つのダイヤで「駅」「乗務」「草刈り」といったものはないのか。
➡会社:定期行路でいうと、今回のダイ改ではない。やることはあるかもしれないが、現時点で予定しているものはない。

◆今でも精一杯の状況だ。運転士には案内設定もやらせるという。負担が増えればミスも増える。融合化は事故に繋がりかねない。
➡会社:社員から「いろんなことをやりたい」という声が出ている。
➡乗務員が希望もしないの強制的に異動させられている。それを望む声があるわけではない。業務融合・職名廃止もジョブローテーションも中止すべきだ。

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