2022年7月20日水曜日

日刊動労千葉 第9147号

国鉄闘争全国運動
7・17全国集会が大成功!
11・6集会へ3労組からの熱烈な訴え

720人の結集

7月17日、国鉄闘争全国運動7・17全国集会が千葉市民会館大ホールで開催され、全国から720人の仲間が集まり大成功をかちとりました。

冒頭に、国鉄闘争全国運動呼びかけ人の伊藤晃さん、三里塚反対同盟の市東孝雄さん、改憲・戦争阻止!大行進の洞口とも子杉並区議が連帯のあいさつ。

集会の前半は、25回目を迎える11・6全国労働者集会に向けた3労組からの熱烈な訴えが行われました(要旨別掲)。続いて、「JR在来線4割廃線を掲げた国家改造攻撃との闘い」として、動労千葉関委員長、内房線・外房線と守る運動、動労西日本大江委員長、北海道で闘う仲間よりアピールを受けました(アピール詳細は次号以降)。国家をあげた廃線化・国家大改造攻撃の重大性を浮かび上がらせ、戦闘宣言を発しました。

集会後半では、「JR復帰、団交開催の判決を求める署名」の呼びかけを中村仁副委員長、弁護団、支援する会が行いました。さらに、「許すな弾圧!関西生コン労組を支援する千葉の会」が関西生コン支部弾圧粉砕にむけたアピール。最後の決意表明では、動労千葉・佐藤正和副委員長が鉄道の軍事利用反対のアピール、医療福祉労働者のストライキ報告、8・6ヒロシマ大行動へのアピールが発せられました。

*海外(韓国、台湾、中国)からの連帯メッセージ

前日に討論集会

前日の16日には、千葉市文化センターで、「新自由主義を終わらせる労働運動の再生を」 と題して交流討論集会が開催されました。廃線化に反対する地域の取り組み、職場での組合結成や組織拡大の取り組みなどが報告され、新自由主義の破たん、民営化攻撃の破たんと矛盾の爆発を、現場での闘いと労働運動の再生へと転化していく展望が浮かび上がるような良い討論となりました。

3労組からのアピール

関西地区生コン支部武谷新吾書記次長

5月28日の「なめたらあかんで労働運動!関生支部総決起集会」が420名を超える結集で大成功をかちとり、反転攻勢を開始しています。十数件に及ぶ労働委員会の勝利命令を獲得し、裁判での無罪判決をかちとるために全力を尽くします。最終的には、ストライキをはじめとする大衆行動で決着をつけます。

世界中で労働者が立ち上がっています。今こそ、闘う労働組合が求められています。三労組が呼びかける11・6日比谷集会に1万人の結集をかちとりましょう。

港合同 木下浩平執行委員

現在、カジノ反対の住民投票を求める署名を集めています。多くの組合員が受任者を担ってくれて20万を超える署名を集めました。維新の会を打倒していく行動が前進しています。

25年にわたって11月労働者集会を開催し、闘いを貫いてきた自負と自覚を持って、今こそ労働組合が戦争反対の最前線に躍り出る必要があります。今から4カ月、11月集会の成功にむけて頑張っていきましょう。

動労千葉 渡辺剛史書記長

動労千葉は3月ダイ改で融合化・ワンマン運転拡大に反対し48時間ストを打ち抜きました。6月定期委員会では、「新戦争協力拒否宣言」を採択し、労働者どうしが手を取り合えば、戦争は止めることができると確信しています。

1047名解雇撤回闘争は「勝利まであと一歩」です。仕業・構内業務の外注化強行から10月で10年になります。いまだに偽装請負なしに業務が回らないのが現実です。千葉で続発している獣害、塩害、連続するパンタグラフ破損も、設備関係の外注化、検査周期の延伸等が原因です。すべての業務をJR直営に戻せという声を大にして闘っていきます。

今年の2・13国鉄集会で「3労組共同アピール」を発しました。このアピールを使い切って11月集会への1万人結集をお願いします。