2023年1月13日金曜日

日刊動労千葉 第9218号

2023団結旗開き開催(1/7)
戦争阻止の歴史的な勝負の年
最大の反撃は、動労千葉の組織拡大


23春闘をストライキを構え総決起する

1/7団結旗開き


動労千葉は1月7日、午後1時からDC会館で団結旗開きを行った。ここ数年の新型コロナ感染症の拡大の中、大幅に人数制限し万全の感染対策をとり開催した。佐藤副委員長の開会あいさつ、佐野書記次長の司会で進められた。
関委員長は年頭あいさつで、2023年の決戦に、まず自分たち自身が全力で闘い行動することを訴えた。(要旨別掲)。永田OB会長が組合員への檄と乾杯の音頭をとった。
来賓挨拶に、三里塚芝山連合空港反対同盟の萩原富夫さんが連帯あいさつに立ち、昨年の強制執行を阻止した4日間決戦の勝利が高らかに報告され、この体制を発展させ岸田政権の戦争攻撃と連動した成田の機能強化を許さない。世界に羽ばたく反戦・反基地闘争、反原発闘争、農業破壊・環境破壊との闘いを訴えた。
続いて、関西生コン支部の武谷書記次長と赤川執行委員が登壇し、2018年から始まった大弾圧への支援・共同行動へのお礼が述べられ、関生闘争勝利と国鉄闘争勝利へ共に闘う決意が語られた。顧問弁護団の葉山団長、動労千葉を支援する会から山本事務局長、家族会の佐藤会長のあいさつに続いて、共に闘う団体からのあいさつをいただいた。これを受けて、動労千葉争議団・各支部代表から、決意表明が行われた。
本部を代表して渡辺剛史書記長が、3月ダイ改・23春闘を当面の焦点としてストライキを構え総決起することを訴えた。最後に、関和幸副委員長の閉会あいさつと関道利委員長の団結ガンバローで終了した。

 

関委員長の年頭あいさつ(要旨)

関委員長


本日、決戦のさなか三里塚反対同盟の仲間が参加されています。車の両輪として労農連帯を貫き、「農地は命」を貫く市東さんと同じ気持ちで、ともに闘います。
ウクライナ戦争と台湾有事を焦点に、すべてが戦争に向かって突き進もうとしています。1月23日から開始される通常国会は、戦争予算を決める戦争国会です。労働組合にとって、戦争反対は本質的な課題であります。戦争こそ労働者の最大の権利破壊だからです。
国鉄分割・民営化反対を、35年をこえて闘い抜いてきました。鉄道労働者だけではなく、全労働者と労働組合の未来と権利のかかった闘いだからです。1047名解雇撤回闘争についていえば、裁判闘争が非常に重要な局面を迎えています。
今年の闘いの焦点として、まずは3月ダイ改の決戦を闘い抜きます。ダイ改と同時に提案された統括センターの全面化は、広範なエリアにわたって職種も勤務地も、勤務指定一つで会社の好きなように労働者を使えるようにする、労働条件の根本的な破壊です。今回のダイ改で、行路内に「その他時間」を設定すると提案されています。「業務の融合と連携に向けた時間」で、「その他の仕事をさせる時間」ということです。最大の反撃は、動労千葉の組織拡大です。まず私たち自身が全力で闘い行動することです。私もその先頭にたつ決意です。
世界中で労働者が組合を組織し、ストライキに立ち上がっています。「いざという時」に力を発揮するのが労働組合です。日本の労働運動の現状は異常としか言いようがありません。この労働運動の現状の変革こそ最先端の課題です。23春闘は戦時下の春闘であり、本当に「食べていける賃金をよこせ」と、ストライキを構えて闘いたいと思います。関西生コン支部への戦後最大の労組弾圧に勝ち抜き、連合を打倒し、階級的労働運動を作り上げる挑戦にたちあがりましょう。 ありがとうございました。