千葉支社全駅の(営業)統括センター化で
広大な範囲が「一職場」に
【エリア総営業キロ】茂原統括センター102.1㎞
木更津統括センター135.6㎞、
成田統括センター198.3㎞
労働者の権利の根本的破壊
会社は全駅の統括センター化7月1日実施を提案してきました。新設が提案された茂原統括センターでは大網~鴨川駅(営業キロ70・4㌔)が一つの職場とされます。統括センターのエリアとしては総延長102・1㌔もの広大な範囲が「一職場」とされます。
木更津統括センターでは、内房線と久留里線で総延長135・6㌔、成田統括センターは何と総延長198・3㌔です。
労働者の権利や労働条件は「どこで、どんな業務をして働くか」ということと切り離すことはできません。統括センター化は、広範なエリアにわたって職種も勤務地も、勤務指定一つで会社の好きにできるというものです。労働者の労働条件と権利の根本からの解体です。
首都圏本部への統合と一体
7月実施の直前、6月には車両センターを支社から切り離し首都圏本部に統合するとしています。そこで働く労働者がどういう扱いを受けるのか、どこに飛ばされるかもわからない状況です。さらにCTSなどの車両整備会社の再編につながる攻撃でもあります。業務融合化と一体で、鉄道業務の全面的な外注化と分社化・転籍攻撃が狙われています。
職場に闘う労働組合を
会社の攻撃は整合性があって進められているものではありません。狙いは、乗務員の誇りを奪い、競争に駆り立て、団結を破壊することです。現場からの怒りの声と、職場に闘う労働組合を取り戻すことこそ会社の攻撃を打ち破る力です。
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