2011年10月16日日曜日

弁護士と市民の反原発集会かちとる!

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少し遅くなりましたが、「10・7反原発弁護士市民集会」の報告です。結集は250人で、内容は非常に熱いものがありました。

10月7日(金)の夜、霞ヶ関の弁護士会館で、弁護士約60人が呼びかける反原発集会がありました。この日は日弁連の「人権大会」が行われたそうですが、「人権」を言いながら反原発も脱原発もない「人権大会」は許せないと、この集会を呼びかけたそうです。

主催者を代表して開会あいさつをした藤田城治弁護士は、「この運動(日弁連臨時総会請求運動)の趣旨は、原発即時停止・廃炉、再稼働阻止、裁判所の責任追及」の立場に日弁連を立たせること」と発言しました。

「子どもたちを放射能から守る福島ネットワーク」の佐藤幸子さんは、自分が有機農業を始めた経緯から子どもたちを守るために反原発の闘いに起ち上がったことを話し、野田首相を弾劾するためにニューヨークに行った闘いを詳しく報告しました。また、「原発いらない福島の女たち」が10月27日から取り組む経産省前での座り込み闘争への参加を呼びかけました。

続いて、鈴木達夫弁護士の司会でパネルディスカッションが行われました。科学ジャーナリストで元NHK解説委員の小出五郎さん、動労水戸委員長の石井真一さん、高山俊吉弁護士の3人がパネリストに。小出さんは、報道の責任を問い、報道のどこを変えるべきかを提起しました。
石井さんは、被災した常磐線・広野駅(原発から30㌔圏内)の構内に放置していた車両をJR東日本会社が線量測定も除洗もせずに運転再開を強行しようとしていることを弾劾し、8日からストライキで闘うと表明しました。会場からは大きな拍手があがりました。
高山弁護士は、原発の番犬・裁判所と、これを批判しない弁護士会を痛烈に弾劾し、日弁連総会に向けて闘うことを表明しました。また11・11最高裁デモを呼びかけました。

「10~11月、福島とがっつり連帯」を訴えているNAZEN(すべての原発いますぐなくそう!全国会議)の事務局次長の富田翔子さんと事務局長の織田陽介さんが、10・10NAZEN福島結成集会と11・6日比谷大集会を熱烈にアピールしました。

最後に、俳優の山本太郎さんが緊急登場。玄海原発再稼働阻止の佐賀県庁闘争を口実にして刑事告発され佐賀地検が受理したことについて、「自分はまだ30%位の力しか発揮できていない。もし逮捕されたら120%の力を発揮できる。そういう姿を見たければ、逮捕してみろ」と熱く語りました。そして、弁護人に選任した森川文人弁護士と壇上に並んで、原発をなくすまで闘い抜くと、決意を表明しました。

とっても感動した集会でした。

とめよう戦争への道!百万人署名運動サイトから転載