10・15「東京を占拠せよ!OCCUPYTOKYO」国際アクションデー、新宿駅大街宣行動は大成功でした。
10月15日、全国協、郵政非正規ユニオン、全国交流センター青年部の3団体は新宿駅東南口で大街宣行動に決起しました。アメリカNYの「ウォール街を占拠せよ!」「WeAre99%」の発信はすごい反響を示しています。この日の街宣も、明治公園6万決起とNYデモが話の軸になり、交流は次から次へとひろがっていきました。なかでも、青年労働者と女性の関心が高く、チケット販売に結びつく熱い討議があちこちで展開されていました。
特徴は、原発問題と並んで「反失業」問題が青年との会話の軸になったことでした。やはり、非正規雇用問題は大変な情勢を作っています。とりわけ、青年労働者にとっては「生きていけない」ということに直面していて、11月集会は「反失業」をテーマに掲げていると話かけると足が止まります。この点では、NYデモはすごいインパクトをもっています。ここでは「99%」が話しになります。1%のブルジョアジーが富を独占していること、99%とは何か、労働者階級だ、と討議はストレートにこの社会はおかしいということ、この社会をかえようということなんだというものとなる。そして、それが余り壁を感じないものとして、そうですねとなる。
また、子どもをもった若い女性とも話しになりました。その女性は、明治公園のは後から知った。だけど、仕事があっていけなかったとしていた。原発問題については非常に熱いものがあり、「次は11月集会です」とチケットを出したところ「じゃあ子どもの分も」と2枚購入していきました。原発問題で感じたことは「収束」というブルジョアジーの意図は根本的には粉砕されていると言うことです。この点を言ってきたのは「80歳の女性」一人だけでした。しかも、この人だってこれを良しとして言っているのではない。政府と東電への批判が一杯で「話し相手がいないから、普段は言えないことだけど」としていろいろとぶちまけてきました。
「反原発と反失業」を掲げて、11月全国労働者集会へ向けて突き進むことは、全ての人の生きる道となっていると改めて感じることができた街宣行動でした。