1370人が結集! ―3・24三里塚全国集会
農地強奪許すな!労農連帯で安倍政権打倒を!
3月24日、成田市天神峰において三里塚全国総決起集会が開催された。全国から1370人が結集し、緊迫する市東さんの農地強奪を絶対に許さない気迫を示した。
1370人が結集! ―3・24三里塚全国集会
農地強奪許すな!労農連帯で安倍政権打倒を!
3月24日、成田市天神峰において三里塚全国総決起集会が開催された。全国から1370人が結集し、緊迫する市東さんの農地強奪を絶対に許さない気迫を示した。
何年勤めても「短期」? =解雇自由?
ふざけるな!!
都労委第4回審問
井上課長の陳述を徹底弾劾!
都労委闘争で組合の力示したぞ!
3月14日に、都労委において第4回目の審問が行われ、今回も多くの支援の仲間が傍聴に駆けつけました。
今回登場したのは、東京多摩支店輸送ゆうパック課総括課長(当時)の井上真二証人。齋藤委員長ら組合員解雇の責任者です。言っていることの中身は要するに「対象者はみんな繁忙時に臨時に雇った短期契約者。宅配統合の混乱解消に伴い粛々と雇い止めしただけだ」ということです。「雇い止め対象者は、雇用期間が1年を超えないようにリストアップした」と言いますが、「なぜ1年を超えないようにしたのか」との問いには、「…それが無難だからです」としか答えません。
当時会社が出した広告には「長期スタッフ大募集!」とあり、面接官も「3年働けば正社員になれます」と言っていました。齋藤委員長も、更新をくりかえし、雇い止めまで1年半働いています。会社は、「何回契約を繰り返しても、何年働いても、『短期雇用』」と言おうとするのですが、言えば言うほど破綻が明らかになるばかりです。
「1年を超える継続勤務の労働者の契約はできる限り長くするように」とした「厚生労働省告示357号」を突きつけると、「そんなものは見たことはありません」と居直る始末。「整理解雇四要件を知っているか?」と聞いても「よくわかりません」(!)。これには公益委員も「配置転換を申し出たのか」「経営状況について説明したのか」「不服申立について説明したのか」と質問の嵐。証人はまっとうに答えられません。
職場で働く労働者が、感情をもった人間であること、生活がかかっていることなど、いっさい顧みることすらなく、まるで数字を操作するかのように労働者の首を切るという姿勢は絶対許せない!
たたかいの目的や打倒すべき対象はより明確になりました。「郵政非正規ユニオン」は労働者の希望となる組織です。働く者の活力や希望の溢れる「闘い、勝つ労働組合」としての屹立は待ったなしの急務です。
現場の苦闘は労働委員会の場でも通用します。それが一個人ではなく、団結した「労働組合」としての力だと確信しました。
雇い止め解雇を撤回しろ!
晴海局、目黒局で団体交渉!
雇い止め解雇を打ち破るたたかいが進んでいます。
【晴海局】では、3年以上働く労働者に対して、出勤途中の交通事故で休職中であることを理由に雇い止め通告。会社は団交で労災申請を認めました。解雇は労働災害法違反にあたり、あらゆる意味で違法です。「就業規則」をタテにした解雇居直りを許さず、撤回させよう!
【目黒局】では、「勤務成績不良」を口実に雇い止めを通告してきましたが、その出席簿が本人の署名と捺印を偽造したものであることが判明しました!
組合員通告の直後に、勤務中の組合員を管理者がつけ回したことも徹底弾劾。
そもそも、端末の使い方はじめ、業務についてろくに教えもせず、難癖をつけてクビにしようとする会社の姿勢は絶対に許せません。
会社は労働者の生活のことなどかけらも考えずに、いとも簡単に使い捨てにすることが明らかになりました。無理な残業も営業も、一切拒否し、職場の団結を打ち固めて反撃しよう!
郵政非正規ユニオンに加入すれば、ただちに会社と団体交渉が行えます。雇い止め、スキルダウン、パワハラ等々、職場で起きている問題について、一人で悩まず、すぐ連絡ください!
準正社員を制度化!?
安倍政権が狙う超雇用破壊
正社員の解雇ルール明示
今年1月に立ち上げられた産業競争力会議(議長は安倍首相、ブラック企業として最近問題になっている楽天の三木谷社長らがメンバー)が「準正社員」なる雇用ルールを提言しています。
◎事業所廃止で解雇の準正社員
これは勤務地や職務を限定した新しい制度で、いまの正社員と非正規雇用の中間に位置する雇用形態などと説明されています。
職務や勤務地が続く限りは期間を定めずに雇用されるが、企業が職務や事業所を廃止した場合はその時点で雇用契約が終わる、という雇用ルールだと言うのです。
勤務地や職務限定ということで賃金も抑制するとしています。
◎解雇の金銭解決制度も
さらに「解雇の金銭解決」も制度化しようとしています。現行の労働法では解雇は厳しく制限されています。つまり金銭さえいくらか払えば解雇できるという制度です。
「解雇を自由化し、賃金を抑制すれば採用が増える」というのが財界の主張です。
◎JRでは9割が準正社員に!?
JR東日本の正社員採用の9割は、勤務地などが限定されたプロフェッショナル採用です。もしJR東日本で準正社員が制度化されれば9割が準正社員です。
路線廃止や事業所閉鎖、外注化などである地域の業務と事業所がなくなれば「解雇」となりかねない問題です。
アベノミクスは2%インフレ目標や円安政策などが言われていますが、「クビきり自由化」政策は重大な問題です。
「解雇撤回・JR復帰」署名 10万筆にむけ全国で署名運動ひろがる
インターネットで署名できる「ネット署名」開始!
各地で統一行動「予想以上の反応」と手ごたえ
ダイ改の3月16日を前後し、全国運動の呼びかけで全国一斉の署名活動が行われた。
◎署名サイトのアドレスは
「http://p.tl/FyNa」
◎拡大方針
・ホームページ・ブログなど にリンクをはる
・facebookで共有する
・twitterでつぶやく
・メールなどで知り合いに知らせる
動労千葉申第32号 2013年3月11日
検修・構内業務外注化に関する申し入れ
1.動労千葉とCTSの争議に際し、JR千葉支社が代務要員を送り込んでスト破りを行なった件について、他企業の争議にJRが介入することは明らかな不当労働行為であるが、なぜこのようなことをしたのか見解を明らかにすること。
2.前項の件について、委託業務をめぐる請負先企業での争議に対し、発注主であるJRがスト破りを行なうのは、昭和61年労働省告示第37号が定める「請負った業務を自己の業務として当該契約の相手方から独立して処理するものであること」「自己の雇用する労働者の労働力を直接利用するものであること」等に抵触すると考えるが、見解を明らかにすること。
3.委託業務について、一つひとつの業務を日々発注するという方式をとっていることについて、次の点を明らかにすること。
(1)昨年7月の千葉支社提案では「以下の業務を、一括して委託する」とし、それを前提にして団体交渉が行なわれてきたにも係わらず、日々業務を発注するという委託方法に変えた理由は何か。またいつの時点でそのように変えたのか。
(2)千葉支社は、発注量が日ごとに激しく変動する業務ならばまだしも、定例の構内入換業務や仕業検査業務までこのような委託方法をとり、「発注しなかった業務はJRが行なう」としているが、そうだとしたら、直営業務と委託業務の区分・線引きは一体どうなっているのか。
(3)直・外区分がこのようにあいまいなものだとすれば、明らかに「請負事業主が発注者から独立して業務を処理する」という「告示37号」に抵触するものであるが、見解はどうか。
(4)作業請負基本計画では、委託する業務の範囲等について具体的にどのように定められているのか。
4.会社は、今年10月1日に構内計画業務を委託するとしているが、日々の発注書を作成しているのは計画担当である。発注書の作成は言うまでもなく発注主が行なう行為であるが、なぜそれを委託できるとしているのか、見解を明らかにすること。
5.作業発注について、現場では、従前の構内入換計画書(日報)を「構内作業・車両清掃発注書」に名称変更し、同書面をもって毎朝CTSに業務が委託され、さらに、その作業が変更になった場合は、「指示書兼発注書」が随時作成されて業務が委託されているが、次の点について考え方を明らかにすること。
(1)「構内作業・車両清掃発注書」について、JR作成の同発注書が、「指示書」という判子を捺すだけでそのままCTS作業員に渡されて、CTS内の作業指示書として使われているが、この現実は、JRが実質的に委託業務全てを指示していることを示していると考えるが、会社の見解はどうか。
(2)さらに、作業変更(契約内容の変更)時に出される「指示書兼発注書」は、「指示書」「発注書」という、本来性格も全く違えば、作成する企業も別であるはずの書面をJRが一つのものとして作成し、CTSではそれがそのまま指示書として使用されていることは、露骨極まりない偽装請負の証明に他ならないと考えるが、会社の見解はどうか。
(3)「告示37号」に関して厚労省が作成した指導文書では、「発注者が作業の内容、順序、方法等に関して文書等で詳細に示し、そのとおりに請負事業主が作業を行なっている場合も、発注者による指示その他の管理を行なわせていると判断され、偽装請負と判断されることになる」としているが、会社の見解はどうか。
6.CTSに出向させられた者は、日々の業務遂行について、事業所毎の内規が示され、「今までどおりやってくれればいい」という抽象的な「指導」がされただけで仕事に就いているのが現状であり、それに則って業務をしなければいけないはずの「個別仕様書」の内容がいかなるものか誰も知らない状態である。従って、次の点を明らかにすること。
(1)個別仕様書とは、構内入換業務や仕業検査業務等について、作業内容や方法、その規程上の根拠等を具体的に定めたものではないのか。そうだとすれば、日々の業務に絶対的に必要なものであるはずなのに、なぜ明らかにしないのか。
(2)JRの業務は「実施基準」「執務基準」「作業要領」「作業標準」「手続き」等の規程類によって、その作業内容、方法等をJRが詳細に定めているが、CTSに委託した業務には、JRの規程類がどの範囲で適用され、あるいはされないのか。個別仕様書ではどのように定められているのか。
(3)JRの規程類がCTSにも適用される場合、なぜそのような取扱いができるのか、その根拠について。
また、その場合、それは前項で厚生労働省が指摘することに抵触すると考えられるが、会社の見解はどうか。
7.会社は、業務委託に伴うJRとCTS間の関係について、「作業発注」と「情報の提供(情報連絡)」を区分けし、「情報の提供(情報連絡)」は、JRがCTS作業員に対し直接行なっても構わないとする旨を回答しているが、次の点について明らかにすること。
(1)「作業発注」と「情報の提供(情報連絡)」の違い、区分けは具体的にどのように判断されるのか。
(2)CTSは、構内入換に当たっての信号担当から運転士への「通告」について、「作業上必要な情報を伝達することである」と回答しているが、運転取扱い上の通告等も「情報の提供(情報連絡)」の位置づけとなるのか。
(3)JRは「請負に関する指示」と「運転取扱いに関する指示」を区別し、「運転取扱いに関する指示」については、JRがCTS作業員に対して直接業務の指示をしても良いように解釈しているようであるが、そうなのか。また、そうだとすれば、それはいかなる根拠に基づいているのか。
8.信号担当や操車担当は、運転取扱実施準において、運転取扱上の指揮命令系統の中で重要な責任を負うものとして各条文に位置付けられているが、次の点について明らかにすること。
(1)指揮命令系統そのものと言っても過言ではない業務を委託できるとした根拠は何か。
(2)運転取扱実施基準第3編において、「指示」「通告」を行なう権限者として、「信号担当者」「操車担当」が明記されている各条文について、同業務が委託された箇所ではこれをどう読むのか。「CTS信号担当者」等読み替えるのか。また、そうだとするなら、JRが定める規程の中で別会社の者を業務の指揮命令系統に組み込める根拠は何か。
(3)信号業務や誘導業務の委託は、運転取扱実施基準等に定められた指揮命令権限も含めて委託したということなのか。また、そうであれば、そこまで業務委託を拡張できる根拠は何か。
(4)実際、CTS信号担当者がJRの運転士に指示・通告したり(又はその逆)、CTS操車担当者がJR運転士に入換合図を行なったりする業務運営が何の区別もなく日常的に行なわれているが、これは、「告示37号」の「業務の遂行に関する指示その他の管理を自ら行なうもの」はもとより、「請負った業務を自らの業務として当該契約の相手方から独立して処理するもの」との定めに抵触するものと考えるが、会社の見解はどうか。
(5)入換信号機により入換を行なう場合、
① 信号所からの「通告」が単なる「情報の伝達」であるとすれば、当然「復唱」「1作業・1通告」等の厳密な定めはなくなり、仮にその情報が無くとも、運転士は入換信号機に従って作業をすれば良いことになるが、会社の見解はどうか。
② その場合、運転士作業標準における「復唱」「1作業・1通告」等の定めはどのような位置づけとなるのか。
③ そもそも、規程上は信号を現示することそのものが単なる「情報伝達」ではなく「指示」ではないのか。
(6)入換合図により入換えを行なう場合の合図は、「合図者の方へこい」「合図者から去れ」「速度を節制せよ」「停止せよ」等、明確な指揮命令・指示行為ではないのか。会社の見解はどうか。
(7)入換合図の継続表示の省略による入換えを行なう場合、運転士は通告を受けなければ絶対的に動くことができなわけで、その通告が単なる「情報伝達」ではないことは明らかであるが、会社の見解はどうか。
(8)運転取扱実施基準で、指令からの指示をうけることが定められているいる事項について、CTS構内運転士はどのように対応するのか。また、指令が直接指示できるとするならその根拠は何か。
9.3月5日~同8日にかけて、派出検査に働く者を対象とした233系車両に関する「下期派出社員講習会」において、JRとCTS合同の教育・訓練が行われたことについて、次のとおり見解を明らかにすること。
(1)同講習会は、「JRが必要としたことについてはCTSの作業員も無償で教育・訓練を行なう」という方針のもとに実施されたようであるが、当日はCTSの作業責任者は参加していなかったが、なぜか。
(2)そうだとすれば、「発注者が請負労働者に対して技術指導を行なうことはできない」とする「告示37号」で規定する厚生労働省の指導に抵触するものであるが、会社の見解はどうか(例外として技術指導を行なうことができると例示されたケースにも当てはまらなければ、その場合でも「請負事業主の監督の下で……」と限定されていることにも抵触している)。
10.この間、CTS幕張運転車両所では、当日指定された2名の作業責任者のうち1名が作業者となって誘導等の構内業務を行っている実態があるが、こうした取り扱いは本社運輸車両部の「運輸車両関係の委託と労働者派遣法について」で、「作業責任者が作業者を兼務することはできない」と明記されている内容に触れる違反行為であると考えるが、千葉支社の考え方を明らかにすること。
11.仕業検査は「一括」して業務委託したにもかかわらず、2月のSL運行に伴うDE10の仕業検査をJRが行っているが、業務委託した仕業検査をなぜJRが行ったのか、千葉支社の考え方を明らかにすること。
12.1月15日の降雪に関して、次の点について明らかにすること。
(1)降雪に関する対策業務は、誰が行うのか。また、その際の指揮命令系統について。
(2)幕張運転車両所では、降雪によりポイント不転換が発生し、その際、JRとCTSの労働者双方が混在して作業を行っているが、当日の作業の区分はどのようになっていたのか。
(3)幕張運転車両所では、降雪に伴い列車の入換計画が全く立たず、1時間以上にわたり構内業務が行えないという事態が発生したが、何故このようなことが発生したのか。
13.誘導業務は「一括」してCTSに業務委託されたにもかかわらず、JRが勝手に誘導業務を行っている実態があるが、なぜJRが委託した業務を行うことができるのか、根拠を明らかにすること。
また、同一構内で2組の誘導業務が行われることは、列車の衝突事故等を引き起こしかねない重大問題であると考えるが、千葉支社の見解を明らかにすること。
(1)1月16日、NB12、NB15に関する誘導、入換業務を行ったことについて。
(2)1月22日、Be04に関する誘導業務を行ったことについて。
(3)1月29日、DE10に関する誘導、入換業務を行ったことについて。
14.一ノ宮駅において、55M先頭車両のホロが外れた事象について、指令が「その場で検査に依頼してくれ」と指示したことにより、運転士がCTS派出担当に直接ホロの処置を指示するという事態が発生したが、これは、JRからの直接指示に当たると考えるが、千葉支社の考え方を明らかにすること。
また、業務委託に伴い、車両故障等が発生した場合の指示・連絡方法等の具体的な取り扱いについて、本線運転士及び指令等に対してどのような教育・訓練を行っているのか、具体的に明らかにすること。
15 今後の業務委託・外注化計画について、次のとおり会社の考え方を明らかにすること。
(1)資材・倉庫業務について、会社側は「委託対象業務である」との考え方を今も変えていないようであるが、同業務は、JR東日本の資金を使って区所の業務に必要な物品や部品、器材等を購入し、配備しておくことを中心とした業務であるが、そのような業務を委託・外注化できるとする根拠は何か。
(2)機動班業務についても会社側は「委託対象業務である」との考え方を今も変えていないようであるが、今後の業務委託計画をどのように考えているのか。
(3)新系列車両の機能保全検査についても、JR東日本本社は「将来的にはグループ会社にインソーシングしていく」等回答し、委託・外注化する意思を明らかにしているが、あらめて今後の考え方を明らかにすること。
また、その場合、検修職場で働く者の雇用や強制出向に出された者のJR復帰の展望はどうなるのか。
― 以 上 ―
JR水戸支社、内部被曝を無視し命と安全への責任を放棄
被曝労働阻止! 3・25時限スト決行
動労水戸は3月25日、放射能による内部被曝対策を全く無視したJR水戸支社によるK544編成の検修作業に反対し、勝田車両センターで16時からの時限ストを決行する。一昨年の10月、会社は原発事故により広野駅に半年も放置されていた車両の搬入を強行し、動労水戸のストライキと現場労働者の猛反発により運用は中止されたままだ。労働者の生命と健康に対する徹底的な無責任に対し、絶対反対で闘わなければあらゆる放射能対策がなし崩し的に無視されていくことになる。原発事故の責任を取らない国と電力資本、それと一体となって「放射能安全キャンペーン」を推進し労働者に被曝を強制するJRに対し、命と安全を守るためにストライキで共に闘おう!
列車運用と労働者の命、大事なのはどちらだ!
動労水戸は3月22日、K544問題をめぐって水戸支社と団体交渉を行った。交渉の中で、内部被曝について執拗に言及を避け、あたかも問題のないことのように取り繕っている会社の姿勢があらわとなった。会社はあくまでも「外部被曝の基準値」を持ち出し、「国の基準には達していない」「放射線量が除染が必要なレベルに達していない」と、あたかも外部被曝のみが問題であるかのような発言に終始した。内部被曝の問題については全く回答せず、終始沈黙のままというありさまだ。
交渉の中で会社は「K544は車両運用上必要である」と主張しているが、実際にはE531系で代用ができるので運用に困ることはないのだ。K544を使用しなければいけない理由は皆無というわけだ。K544を使うのは「財産の効率的運用」、要するに「使える物は使う」ということなのだ。運用上必要のない車両を労働者に被曝を強制してでも使うことに1ミリの正当性もない。
会社は、機器内に蓄積されているホコリやチリに放射性物質が含まれていること、さらには車両の移動や活車によってそのホコリやチリが舞い上がることを認めながらも、対策として行うのは当該作業者への「防塵マスクの配布」のみとするという。通常の交検でも床下作業者はマスクをしていてもうがいをすると真っ黒な痰が出る。「マスクだけでは不十分だ」というこちらの指摘に対しては、「100%とまではいかないが、ほぼ内部被曝(ホコリやチリの吸引)を防げる」と言っている。現場を知らない者の発言に他ならない。また、「希望者には防護服(白い紙製のつなぎ)を貸与する」と言っている。しかし、放射能の付いたマスクや防護服の廃棄処分については何も考えていない。会社は、「社員の不安を解消するために今回の冷却器取替を決定した」と言っているが、取替作業の際の内部被曝については全く責任を取ろうとしていない。車両センターの車庫内で検修作業や活車を行えば、屋内で放射性物質が飛散し車庫内までも放射能に汚染されることになるだろう。低線量内部被曝の害は、通常即座に現れるものではなく5年後10年後に現れる。だが、福島では既に複数の子どもから甲状腺がんが発見されている状況であり、取り返しのつかない問題なのだ。労働者とその家族、利用者の生命と健康について、このような対応を絶対に許すことはできない。
生命と健康に責任を取らない会社を許さない
放射能の健康被害を軽視した会社の態度は、外注化・強制出向と同等の、労働者の生命や生活、安全についての責任を投げ出し、問題が起こっても誰も責任を取らないというものだ。内部被曝によって実際に健康被害が出た際に、一体どうするつもりなのだろうか?このような無責任さはまさに犯罪と言えるのではないだろうか。さらに、水戸鉄道サービス(MTS)の管理者は「JRが大丈夫と言っているから大丈夫」とまで言っている。JRの方は「国が大丈夫と言っているから大丈夫」と言い、そして原発事故を引き起こした政府も電力会社も誰一人として責任を取っていない。被害者になるのは常に労働者の側だ。政府も会社も「復旧・復興」の名の下に常磐線を広野まで開通させ、「原発事故収束」を宣言している。また今回の問題は勝田車両センターの仲間だけの問題ではない。乗務員・駅員・清掃労働者、さらには全般検査が行われる郡山総合車両センターの労働者にも関わる問題だ。いまここで声を上げストライキで闘うことが、JR全体、さらに被災地や原発で働く労働者の命運をも左右する。労働者の命と安全を守ることが労働組合の使命であり、動労水戸は放射能問題について妥協なく闘い抜く。労働組合として団結して闘うことでのみ、労働者は自分たちを守ることができるのだ。共に闘いに立とう!
3月14日早朝、経産省前テントに、東京地裁執行官らが「仮処分決定の公示書」を持ってきました。内容は「債務者らは、仮処分物件の占有を他人に移転し、又は占有者名義を変更することを禁止されている」というもの。ちなみに、公示書に書かれていた「債権者」は「国」となっています。
テント関係者は21日にテント前で抗議の記者会見をおこない、翌22日の金曜行動の日に午後5時からテント前広場で抗議集会を開きました。【続く…】
第二波ストライキを貫徹!
ワンマン運転を中止しろー木更津総行動を闘いぬく
われわれは、3月14日から17日までの第二波ストライキを全組合員の力で貫徹した。
16日には、組合員120名を先頭に支援の仲間も結集して木更津総行動をおこなった。14時に木更津駅前に結集し、直ちに木更津駅前での街宣行動を開始した。
検修・構内業務外注化-強制出向粉砕! 偽装請負粉砕へ
3・14-17ストを貫徹!
ストライキ渦中で偽装請負に関する検討会を開催し、全体の意思統一を図る!
業務外注化ー強制出向粉砕に向けた13春闘第2波ストは、3月14日、12時を期して検修関係の泊勤務者からストに突入し、15日は日勤者も含めて検修全体のストライキに突入した。
3月10日、職場の仲間と新幹線で福島に行き、「ふくしま共同診療所開院3ヶ月」報告会の前に、診療所を直接訪問し見学することができました。佐藤幸子さんはじめみなさま、ありがとうございました。【続く…】
動労千葉-動労総連合スト貫徹
「ストを出発点に職場での闘いに入る」青年部
動労千葉は第2波となる14~17日の連続ストライキを貫徹しました。本線運転士と検修職場の全員がストに決起しました。
14日夕刻のスト総決起集会には300人以上が集まり、「闘えば元気になれる。重要なのはストライキを出発点とした職場での闘いだ。ストをやりぬき明るく元気に管理者と闘う」との青年部の発言が印象的でした。
さらに動労千葉は16日、久留里線ワンマン化反対の木更津行動を行い、約150人の組合員が、列車の安全運行に向けた闘いを訴え、木更津運輸区への抗議行動を行いました。
動労水戸も3月6、12、14日と連続3波のストに入りました。14日は、勝田車両センターなど全勤務者がストに参加。「労働組合で団結し、不当な命令や指示と争わない限り労働者は会社の言いなりになるしかない。団結して闘うことで、正義は正義として貫くことができる」と訴えました。
動労西日本は15、16日、JR山陽線五日市駅やJR広島印刷事業所などでストに突入しました。
ユナイテッド・グレイン=三井物産・PMAによるワシントン州バンクーバー港における組合破壊攻撃に反対するサンフランシスコ連帯行動
3・15 サンフランシスコ抗議行動のビデオ
JR水戸支社、K544の定期運用を通告
JR水戸支社は3月14日、勝田車両センターに放置されているK544編成(415系4両編成)について、「今後定期運用で使用していくため交番検査施工に向け取り組んでいく」と通告した。K544は福島第一原発事故から半年以上も広野駅に留置されていた車両だ。一昨年の10月に動労水戸のストライキと現場労働者の反対の声により、1年半近くも運用から外されている。車両からは一昨年の時点でも主変圧器(MTr)冷却器と主抵抗器(MRe)のフィルターから0・93マイクロシーベルト毎時と高い放射線量が計測されている。会社は「当面のスケジュール」として、18日に線量測定を行い、19~22日の間で測定結果の周知、MTr冷却器の取替を25~26日にも行う予定だという。これらの計画は、14日の組合への通知と翌日の朝の点呼まで、車両センターの所長と助役以外には一切知らされていなかったという。通告から線量測定実施まで土日を挟んでわずか4日。組合無視・現場無視の一方的な通告に他ならない。また、通告ではメーカーによるMTr冷却器の取替がすでに予定の中に入っている。18日の計測結果に関わらず定期運用ありきの計画なのは明らかだ。さらに、車両センターの運用・計画担当にも知らせることなく計画を立てておきながら、K544運用のそもそもの必要性については会社は一切説明していない。これは勝田車両センターのみならず清掃労働者や乗務員・駅員・利用者、さらには今後K544が回送されるであろう郡山総合車両センターの労働者にも関わる重大な問題なのだ。一方的な通告と結論ありきの線量測定で被曝労働をごまかそうとすることなど絶対に認められない。
放射能被曝の危険性無視を許さない
動労水戸はこのような安全無視の計画が進められることを断じて許さない。3・11原発事故以降、職場で問題となっている放射能問題と会社のずさんな被曝対策に対して、組合として一貫して「被曝労働絶対反対」を貫いてきた立場から、今回の問題についても徹底して闘うことを宣言する。被曝労働強制に対して共に闘おう!
3・24三里塚集会へ総決起を!
昨17日、「市東さんの農地強奪を許すな! 第8回千葉県三里塚集会」がDC会館において開催された。
三里塚反対同盟から北原鉱治事務局長、伊藤信晴さん、宮本麻子さんが参加された。
3・24三里塚へ全力で結集を!
第3誘導路粉砕! 市東さんの農地を守ろう!
フクシマ連帯・原発再稼働許すな!
沖縄へのオスプレイ配備反対・基地撤去!
TPP絶対反対!
軍事空港粉砕・改憲阻止!
3・24三里塚全国総決起集会
■成田市天神峰 反対同盟所有地
■3月24日(日)正午
JR貨物-ベアゼロ回答を徹底的に弾劾する!
国鉄分割・民営化による最大の矛盾だ!
3・14~17ストライキ貫徹、闘う労働運動再生へ!
JR貨物は、3月15日、4月以降の新賃金に関して回答を行ってきた。内容は、14年連続となるベアゼロ回答だ。絶対に許せない!満腔の怒りで弾劾する!
3.30(土)反原発・反失業 吉祥寺デモVol.9
原発なくせ! 被曝労働を強いる安倍政権を倒せ!
福島原発事故はなにも収束していません!
今も毎日3千人あまりの人が収束作業に当たり、被曝労働が強制され、40年かかるといわれています。事故直後に労働者の被曝が、東電のWHOへの報告で100㍉シーベルトを超える甲状腺被曝をした人が少なくとも178人、最高は1万2千㍉シーベルト。東電と安倍政権は被曝労働を強制し続け、その責任をとっていません。近くの海底で採取されたアイナメからは5万ベクレル以上を計測しています。メルトダウンした燃料棒を冷やした汚染水は日々タンクに溜められていますが、地下水の流入は毎日400万㌧、すでに限界です。なんと東電は汚染水の海洋投棄を計画しています。
1兆円の予算をつけた「除染」は、汚染したものを右から左へ移すだけで、「帰還」を強いる口実にされています。大手ゼネコンが受け、下請け作業員にピンハネしながらやらせる構図です。もうがまんも限界です。
食えないために被曝労働に!
放射線による被曝は、低線量であっても遺伝子を傷つけ、破壊するもので、長期にわたり人体に甚大な損傷をもたらします。今でも広島、長崎、ビキニ、チェルノブイリで人びとを苦しめています。それなら原発で働かなければいいではないか、という声があるかもしれません。しかし、被曝するとわかっていても働かなくてはならない「食っていけない」現状があります。
収束作業にせよ除染労働にせよ、沖縄や福島をはじめ全国から何重ものピンハネが横行し、文句を言えば即解雇というなかで働かされてる現状です。「手抜き作業」は労働者の意志ではありません。金儲け優先の資本による強制です。
がれき処理を検討しただけで175億円もの復興予算(税金)が地方自治体に交付され、がれき処理をしないまま返還する必要もないとは、いったいどういうことでしょう。
「復興」とは名ばかり。金に群がるゼネコンや資本家は、被災者を守ることなど考えてもいません。こんな社会は変えるしかありません。
すべての原発いますぐなくそう! 子どもたちの未来のために。
本日、ダイヤ改正 木更津総行動!
久留里線ワンマン化強行弾劾!
全本線運転士ストライキ決起!
本日、久留里線ワンマン化強行に対し、全本線運転士がストライキに突入した。
久留里線ワンマン化ダイ改実施は運転保安上、重大な問題がなんら解決されていない中での強行で、到底認められない。
本日、本線運転士スト突入!
13春闘勝利!
外注化粉砕!
ワンマン運転導入反対!
13春闘第2波ストライキに突入!
本日、本線運転士がストライキに突入する。外注化攻撃は、検修職場に働く者だけの問題ではなく、運転士が降りる職場を奪う攻撃でもある。また、規定などを得手勝手に解釈し、入換通告などを単なる運転取り扱い上の「連絡」にし、責任が曖昧にされ、いつ事故が起きてもおかしくないような状態を強制している。偽装請負であるから直接の指示とすることができないのだ。そもそも構内を外注化すること自体が無理なのだ。列車の安全運行、乗客・乗務員の命を守るためにも外注化を許してはならないのだ。
3月13日(水)12時30分から参議院で、14日(木)9時から衆議院で、相次いで憲法審査会が開催されました。実質的な審議が行われたのは、参議院では昨年の5月30日以来、衆議院では同じく8月2日以来となります。
百万人署名運動は「憲法改悪のための憲法審査会を許さない!」という立場です。西川重則さんは「戦争は国会から始まる」と警鐘乱打しています。安倍政権の改憲攻撃を打ち破る力を全国でつくりましょう。そのために私たちも西川事務局長を先頭に傍聴体制をとり、憲法審査会の実態を暴いていきたいと思います。【続く…】
三井物産株式会社取締役会長 槍田松瑩殿
三井物産株式会社代表取締役社長 飯島彰己殿
Mr. Shoei Utsuda, Chairman of the Board of Directors of Mitsui & Co., Ltd.
Mr. Masami Iijima, President and CEO of Mitsui & Co., Ltd.
私たちは、国鉄千葉動力労働組合(動労千葉)ならびに、全国のあらゆる職場で共に闘う全国労働組合交流センターを代表して、貴社に以下の抗議・要請を行うものです。
We are sending you a letter of protest and request on behalf of National Railway Motive Power Union of Chiba (Doro-Chiba) and National Coordinating Center of Labor Unions.
私たちは、三井物産株式会社が所有するユナイテッド・グレイン社(UGC)が、昨年9月に期限の切れた協約に代わる新たな協約の交渉を誠意をもって行うことなく、2月27日に突然バンクーバー港で働く国際港湾倉庫労働組合(ILWU)ローカル4の労働者をロックアウトし、スト破りを使ってバンクーバー港での作業をさせていることに強く抗議します。
We strongly protest your lockout of ILWU Local 4 members without negotiating in good faith on the contract with the union that expired September last year and employment of scab labor in the Vancouver port facility of the United Grain Corp, owned by Mitsui.
数ヶ月も前からスト破りのための要員やタグボートなどを用意し、スト破り専門の調査会社や弁護士事務所を雇った上に、当該のローカル4の労働者による「機械・施設の破壊行為」をデッチあげて労働者をロックアウトするという不正義きわまる暴挙を私たちは絶対に看過することはできません。
It is outrageous and intolerable that you recruited scabs, prepared tugboats and brought in aggressive union busting law firms and companies for several months beforehand, fabricated “sabotage and destruction of company property,” and locked out the Local 4 workers.
ILWUの労働者は当該のローカル4を先頭として、このようなやり方が西海岸の港湾で働く全港湾・倉庫の労働者が長年の闘いで勝ち取ってきた権利を奪い、労働組合を解体し、港湾労働の非正規職化と外注化を一挙に推進するものであると弾劾してピケット闘争などで激しく闘っています。
The Local 4 workers and rest of members of ILWU have been walking a picket line, condemning your behavior as violation of West Coast longshore and warehouse workers’ rights hard-won through decades of hard struggles, union busting, casualization and outsourcing of longshore jobs.
貴社は、TPP参加を推進してアメリカからの穀物輸出で巨大な利益をあげるためにアメリカの港湾労働者への未曾有の攻撃を仕掛けているのです。
It is promotion of participation in the TPP and profiteering from US grain that motivates your unprecedented assault on ILWU workers.
貴社がこうした形でユナイテッド・グレイン社の操業を続けることは、ILWUという誇り高いアメリカ労働運動の拠点に対する史上まれにみる破壊攻撃を意味します。貴社に対し、アメリカの労働者のみならず全世界の労働者の激しい弾劾の嵐がたたきつけられるのは間違いありません。国際運輸労連(ITF)及び国際港湾労働者協議会(IDC)は、三井物産の組合破壊に対する国際抗議行動を呼びかけました。
If you continue United Grain’s operation in such way, you will be faced with bitter condemnation and outrage from workers not only in the United States but also all around the world; you have launched an unprecedented attack on the proud stronghold of US labor movement, the ILWU. The International Dockworkers’ Council (IDC) and the International Transport Workers’ Federation (ITF) called for international action against the union busting by Mitsui.
なお、ILWUの組合員も、私たち動労千葉の本日3月15日の国際連帯行動を支持し、本日ともに、サンフランシスコ、ポートランド、シアトルなどで三井物産に対する統一抗議行動に立ち上がります。
Also, ILWU workers support Doro-Chiba’s international solidarity action today, March 15, and wage a Coordinated Protest Action on March 15 in San Francisco, Portland, Seattle and other cities.
私たちは、ILWUの労働者の要求が極めて正当なものであり、私たちが現在日本で直面している、組合破壊、民営化、外注化、非正規化の攻撃との闘いと同質のものととらえ、断固としてILWUの労働者の闘いを支持します。
We strongly support the struggles of ILWU workers, because their demands are right and just and their struggles are the same as our struggle in Japan against union busting, privatization, outsourcing and casualization of workers.
私たちの貴社への要求は以下のとおりです。
回答は、2013年3月22日までに国鉄千葉動力車労働組合宛ての文書をもって提示いただきたくお願い申し上げます。
Our demands on you are as follows.
You are asked to answer us by March 22, 2013 in writing, which should be sent to the address of Doro-Chiba below.
1.ロックアウトを直ちに中止しILWUローカル4を職場に戻せ!
2.組合破壊と労働者の権利の破壊をやめよ!
3.警察や連邦政府による違法で暴力的な弾圧を要請するな!
4.農業、医療、労働者の権利などを破壊するTPP推進をやめよ!
(1) Stop lockout and let the ILWU Local 4 return to their workplace!
(2) Stop union busting and destruction of workers’ rights!
(3) Stop asking the police and the federal government to oppress the ILWU illegally and violently!
(4) Stop promotion of the Trans-Pacific Partnership Agreement that destroys agriculture, medical care, labor rights and so on.
2013年3 月15日
March 15, 2013
千葉市中央区要町2-8 DC会館3 F
国鉄千葉動力車労働組合
National Railway Motive Power Union of Chiba
2-8 Kaname-cho, Chuo-ku, Chiba-City, Chiba-Pref., 260-0017 Japan
東京都台東区元浅草2-4-10 五宝堂・伊藤ビル5F
全国労働組合交流センター
National Coordinating Center of Labor Unions
2-4-10 Motoasakusa, Taito-ku, Tokyo, 111-0041 Japan
本日、春闘第二波スト!
外注化阻止の第二ラウンド!
スト破りをするな、 ともに闘おう
動労千葉は、本日、13春闘第二波ストに立ち上がる。今日14日~15日にかけては検修職場を中心としてストが闘われ、15日~17日にかけては本線運転士を中心に営業職場の仲間たちもストに突入する。
職場は、外注化によって91名もの仲間がCTSに強制出向に駆りたてられた怒りと悔しさで満ちあふれている。われわれは、外注化を粉砕してJRに戻るまで絶対あきらめずに闘い続けることを決意した。「ならぬものはならぬ」のだ。われわれは、今次闘争をもって、外注化阻止闘争の第二ラウンドに突入する。全てが矛盾だらけだ。こんなことを許していたら、間違いなく雇用と安全が破壊される。《雇用破壊》《安全破壊》は絶対に譲ってはいけない課題だ。スト破りは絶対に拒否してほしい。ともに闘おう。
13春闘に勝利しよう!
検修構内外注化を粉砕しよう!
雇用と安全の破壊を許すな!
久留里線ワンマン運転をやめろ!
定年延長と65歳まで働ける労働条件を確立しよう!
スト破りをするな! ともに闘おう!本日! 春闘総決起集会
13春闘勝利! 検修・構内外注化粉砕!
久留里線ワンマン運転絶対反対!動労千葉総決起集会
日時:3月14日(木) 18時開場
場所:千葉市民会館 地下小ホール (千葉市中央区要町1-1)久留里線ワンマン化反対!木更津総行動
3月16日 14時 木更津駅 集合
不当な命令・指示にストライキで闘おう!
本日春闘第3波スト突入!
職場の全ての皆さん!動労水戸は、本日3月14日、外注化粉砕の春闘第3波ストに休み以外の全組合員が突入する。3月6日、12日のストを闘い、JR・MTSによる外注化のデタラメさを現場の青年労働者と共に暴露し徹底弾劾する中で今日を迎えた。強制出向で労働者の誇りと鉄道の安全を踏みにじるJR水戸支社と、「スト破り」のために違法な「業務指示・作業指示」を乱発するMTS。今や彼らと、現場で責任をもって働く労働者との輸送安全をめぐる対立は一層深まっている。強制出向、さらに不当な業務指示で労働者を支配しようとする会社に対し、共に怒りのストライキを叩きつけよう!
MTSは、6日のスト破り代務のために労働者の生活を考慮せず不当な勤務変更や出勤を命じ、さらに鉄道会社としてあり得ないデタラメな作業指示を行った。MTS本社は、動労水戸が抗議するまでそれを把握しておらず、組合の抗議を受け慌てて現場責任者に作業を止めさせた。さらに12日のストライキでも、青年の都合も聞かずに「作業指示」を出した。そして、本日14日のスト破りには、不当な業務指示に抗議するどころか「業務指示ならやむを得ない」と何と国労の出向組合員が入る予定だ。恥を知るべきだろう。
勤務変更の指示も、配置転換の発令も、あるいは出向や解雇についても、労働者の生活や生命に関わることである以上、会社にはその命令の「正当性」に対する厳しい縛りがある。会社の命令が正しい限りにおいて、「労働者は正当な理由なく命令を拒否できない」のだ。それが「コンプライアンス」である。違法な作業指示を問題にした動労水戸と青年こそコンプライアンスを守ったのである。会社が正当性もないのに「就業規則に『労働者は正当な理由なく業務指示を拒否できない』と書いてあるから従え」というのは本末転倒の嘘だ。しかし、労働組合で団結し、不当な命令や指示と争わない限り労働者は会社の言いなりになるしかない。団結して闘うことで、正義は正義として貫くことができる。だから会社を最後に助けるのは、事実として闘わない労組幹部なのだ。
昨年10・1外注化ではっきりしたことは、会社が労働者としての誇りを奪うだけでなく、鉄道会社としての責任すら放棄しているということだ。JRの幹部は「労働条件は変わらない」と言っていた。しかし、実際起こったことは何か。作業責任者は検修や構内作業を指示できない。旅費手当は無くなり、休日も減らされた。抗議すれば「労働条件の変更は組合には説明しない」と組合無視。現場はJRとMTSで分断され、雪害や輸送障害のたびに大混乱。ストライキで闘えば、違法な業務指示でストをつぶそうと必死になる。一切が外注化を進めてきた会社幹部と、闘うことなく妥結してきた御用労組幹部の責任である。しかし、私たちは動労水戸の団結した闘争、交渉、ストライキと青年たちの協力によって、駐車場使用禁止も、清掃業務の制服採寸も打ち破ってきた。不正義を許さず、外注化を粉砕する力は誰のものでもなく現場で働く私たちにある。業務指示も強制出向も、動労水戸に加入し、ストライキに立ち上がることでこそ根本的に打ち砕くことができる。共に闘い、必ずや外注化を粉砕しよう!
外注化粉砕、ワンマン化阻止!スト破りを拒否して闘おう!
動労千葉は、3月14日から17日にかけて、「13春闘勝利外注化粉砕・久留里線ワンマン化阻止」を掲げてストライキに起ち上がる。運転職場で働く平成採の仲間はスト破りを拒否して共に闘おう。
3月14~17日までスト
14日にスト決起集会
午後6時から千葉市民会館
動労千葉は、3月14日から17日まで春闘第2波ストライキに入ります。動労千葉にとって、外注化との新たな闘いの出発点であり、新たな反合理化・運転保安闘争を確立する闘いです。
JRにおける外注化攻撃は、黙っていれば、会社が公言するように、今秋には計画業務、その次には機動班や資材・倉庫業務、さらには新系列の機能保全や技管に拡大し、JR本体には何も残らなくなります。外注化は、そこで働く労働者を転籍し、非正規雇用に突き落とすまで終わらない攻撃です。
闘いが必要です。当初は、東労組との間で「7~8年で最終段階まで持っていく」と言っていたのが、千葉では着手までに12年を要しました。闘うことが何よりも状況を変化させるのです。
そもそも強制出向そのものが違法行為です。動労千葉は出向協定を結んでいません。さらには検修・構内業務は明白な偽装請負です。外注化は矛盾と弱点に満ちています。
運転保安が最大の問題
最大の問題が、運転法規・運転保安と外注化との関係です。
JRが指揮・命令していない形にするために、入換作業にあたっての信号所からの「通告」などを、単なる「連絡」とか「情報提供」にしてしまいました。千葉鉄道サービス(CTS)津田沼事業所の内規からは「通告」「復唱」などの言葉すら消えました。外注化によって、実施基準などで定められたこれまでの運転法規が土台から破壊されています。
厳格に定められた指示行為を「連絡」「情報提供」とすることによって、すべてが曖あいまい昧となり、幕張では、CTSとJRがそれぞれに勝手に列車を動かす危険行為に至っています。
こうしたことを曖昧にしない職場から闘いの出発点が今回のストです。動労千葉―動労総連合とともに外注化と闘おう。
市東さんの農地を守り抜こう!
3・24三里塚現地へ!
三里塚をめぐる情勢が重大な局面を迎えている。
裁判はいま
三里塚反対同盟・市東孝雄さんの農地取り上げを争っている裁判は、空港公団(現NAA)が親子三代100年以上にわたって耕し続けてきた畑の明け渡しをめぐって闘われているものだ。裁判の中では、空港会社が求める畑の場所が違っていたり、根拠とする書類が明らかな偽造であったりと、そもそも裁判にもならないようなずさんな実態が露わになっている。しかし、国策ありきで、拙速に裁判を進め、3月27日に結審し、この春夏にも判決を下そうとしている。そしてこの間、空港会社は、市東さんの畑や作業場、ハウス等に対して「所有権」を表示した立て看板を無断で設置するなどの暴挙に及んでいる。
3月決戦の爆発で、
階級的労働運動の本格的前進へ!
全国協の前半戦決戦=300名会員拡大へ
総決起しよう!
1. 3月決戦を、労働者階級の怒りと結合して闘おう!
3月決戦を闘う全国協の核心は、労働者階級人民の全国津々浦々にあふれる怒りとの結合である。
もはや、今の現実をひとつたりとも許すわけにはいかない。見るもの聞くもの全てについてである。青年労働者の現実はどうなのか。今の状態で、未来はあるのか。否、すでに今日も明日も、もはや何もかもが奪われている。このなかで、次々と青年労働者が殺されている。
そして、この現実は、資本による労働者への徹底的な搾取によって起きている。その典型が、労働時間の無制限の延長だ。一体、資本家どもは、労働者を何時間働かせれば気がすむというのか。奴らは、労働者を買いとったら、死ぬまで働かせる、使えなくなったら捨てて買いかえればいいと思っている。しかも、この関係を合法化するシステムをつくりあげ、支配しつくすことを狙っている。「追い出し部屋」や「マクド難民」との表現が飛びかうが、ふざけるな!と言いたい。
3・3青年労働者集会での語られた内容は、新自由主義攻撃直下の青年労働者の現実を突き出すものとしてあった。7年間働いてきた職場、自らの青春の一切が込められた職場、あちこちぶつかりながら、だけど大切に歩んできて、人生をかけて仲間と共同してつくりあげてきた職場・・・、今ここからたたき出されようとしている。ここに直面した青年労働者の訴えが心にひびく。そして、当該からの決起が宣言された。
全国協は、これと固く結合して闘うこと、これが2000万青年労働者と一体となる道である。
2. 3~4月雇い止め攻撃の開始と全国協の闘い
3月決戦は、職場闘争が資本・当局と激突するものとして荒々しく始まった。これは、資本との本格的決戦の開始であり、全国協のひとつの正念場としてある。
まず、諸集会への権力配備の強化がある。
2・17国鉄集会~3・1ビキニデー集会~3・3青年集会への体制はこれまでを上回るものとなっている。渋谷暴動の朝日新聞記事と新潟弾圧(交流センター・合同労組つぶしの攻撃)と一体であり、階級的労働運動の発展に恐怖する日帝・資本の危機の現れである。
それから、職場権力をめぐる党派闘争が始まっている。
体制内労働運動の瓦解がその労働者支配の崩壊となって進み、職場の権力攻防が階級的労働運動の攻勢を軸に展開されている。連合と全労連支配の後退と崩壊が、ぶつかることをもってそのすかすか性をさらけだすものとなっている。
これは、動労千葉を先頭とする国鉄決戦の切り開いた地平であり、鈴コン分会の闘いを突破口に、全国―首都圏で職場闘争を闘いぬいてきたことが大きい。そして、ジェコー・ショーワ闘争は、労働者派遣法との闘いをもって、2000万青年労働者と固く結合する展望を切り開くものとなっている。
3. 3月決戦の軸に国鉄署名運動をすえて、全国協1000名建設へ
動労千葉3月決戦の核心は、労働者を分断し団結を破壊することへの怒りの決起である。これは、国鉄分割民営化におけるクビ切りという不当労働行為を、国鉄改革法23条をタテに「JRと旧国鉄は別」と開き直り、団結権を解体してきたこと、この論法が、今日の外注化攻撃にいまなお貫かれていることにある。
さらに、それはこの間のジェコー・ショーワの反動判決・反動命令において、派遣先と派遣元は別で、派遣先には労組法7条の「使用者性」はない、というやり方で非正規労働者から団結権を奪った攻撃と同質なのである。
全国協は、今こそ「1047名解雇撤回・JR復帰」を掲げて闘う国鉄全国運動の先頭に立ち、この署名運動の展開を通して、全国協1000名建設を勝ちとろう。
具体的には、職場、組合回り、街宣の3つの展開であり、うち組合回りは、1047名支援陣形・動労千葉物販・新たな職場訪問であり、街宣は地区を軸に統一街宣方式で闘おう。
全国協の1000名建設は、6・9国鉄集会に全国300名拡大をもって結集し、10月大会で1000名建設を勝ちとるということである。
3・14~17ストライキへ!
久留里線ワンマン運転の3月ダイ改実施を
中止・延期しろ!
キハ130系車両、ATSーPの訓練不足により、運転するだけで精一杯! ワンマン運転を行う条件など全くないことは明らかだ! ストライキで反撃に起ち上がろう!
【写真】通勤・通学で学生や乗客であふれる木更津駅。このままワンマン化されたら、運転士1人で対応することなど絶対にできない。(木更津駅久留里線ホーム)
2月12日以降、ワンマン運転に関するハンドル訓練が行われているが、この中であらためてハッキリしたことは、キハ130系車両の訓練がまともに行われていないために危機扱いやブレーキ扱いを含めた運転操縦に非常に気をつかって運転しなければならないということだ。