動労千葉を支援する会事務局長 山本弘行の緊急アピール
緊急アピール 6・9まで3カ月勝負
緊急アピール 6・9まで3カ月勝負
2月27日、解雇撤回・JR復帰を求める鉄建公団訴訟控訴審で、なんと難波裁判長は「結審予告」をしてきました。次回裁判が行われる5月8日までの2ヶ月が決戦です。大署名運動へのみなさんの決起を心から訴えます。
一審の6・29判決では、動労千葉の9人を含む全員が名簿に記載されていたにもかかわらず、葛西職員局次長(現JR東海会長)の指示で排除されたことが明らかになりました。
葛西の指示による不当労働行為がなければ、全員がJR東日本に採用されていたのです。真実を明らかにするためには、この葛西を証人に採用することが絶対に必要です。
国鉄分割・民営化から26年、ついに明らかになった真実を踏みにじることなど、絶対に許せません。ここまで真実が明らかになれば、解雇は撤回以外にないじゃないですか。しかし、一審判決ではJRは関係なく、解雇は有効というものでした。
同日に開かれた出向命令無効確認訴訟でも、CTSの36協定を巡る不法行為につき「JR東日本と法律的にどう関係あるのか」と。ここでもまた「JRには関係ない」です! こんな主張がまかり通っていいはずがありません。
分割・民営化によって、どれだけの労働者が首を切られ、悔しい思いをしてきたのか。それ以降、どれだけの労働者が非正規に突き落とされ、苦しめられてきたのか。本当に、今こそ決着をつけなくてはなりません。
この闘いを社会問題化して、署名運動で大旋風を巻き起こしましょう。本当に10万筆の署名を集めきりましょう!
そして、次回裁判の一ヵ月後は6・9全国集会です。ここに会場があふれるほどの大結集を実現して、勝利判決をもぎ取りましょう!
署名運動へのみなさんの総決起をあらためて訴えます。
全国運動の10万筆署名の方針
●全国一斉統一行動(3月16 日)各地域・職場で署名運動を盛り上げていくため、全国一斉に署名運動の統一行動を設定します。最初の行動日として3月16日(土)を設定したいと思います。4月、5月にも各1回設定します。ぜひご協力ください。
●行動の報告を集中してください全国で運動を一体的に進めるために事務局まで各地域・職場の報告を集中してください。事務局で集約し、全体に報告していきます。
●署名集約日を設定します(4月末)結審の狙われる次回裁判前に提出行動を設定します。第2次署名集約日を4月 30日に設定します。署名の集中をよろしくお願いします。
【全国運動速報第16号へのリンク】