3.30(土)反原発・反失業 吉祥寺デモVol.9
原発なくせ! 被曝労働を強いる安倍政権を倒せ!
福島原発事故はなにも収束していません!
今も毎日3千人あまりの人が収束作業に当たり、被曝労働が強制され、40年かかるといわれています。事故直後に労働者の被曝が、東電のWHOへの報告で100㍉シーベルトを超える甲状腺被曝をした人が少なくとも178人、最高は1万2千㍉シーベルト。東電と安倍政権は被曝労働を強制し続け、その責任をとっていません。近くの海底で採取されたアイナメからは5万ベクレル以上を計測しています。メルトダウンした燃料棒を冷やした汚染水は日々タンクに溜められていますが、地下水の流入は毎日400万㌧、すでに限界です。なんと東電は汚染水の海洋投棄を計画しています。
1兆円の予算をつけた「除染」は、汚染したものを右から左へ移すだけで、「帰還」を強いる口実にされています。大手ゼネコンが受け、下請け作業員にピンハネしながらやらせる構図です。もうがまんも限界です。
食えないために被曝労働に!
放射線による被曝は、低線量であっても遺伝子を傷つけ、破壊するもので、長期にわたり人体に甚大な損傷をもたらします。今でも広島、長崎、ビキニ、チェルノブイリで人びとを苦しめています。それなら原発で働かなければいいではないか、という声があるかもしれません。しかし、被曝するとわかっていても働かなくてはならない「食っていけない」現状があります。
収束作業にせよ除染労働にせよ、沖縄や福島をはじめ全国から何重ものピンハネが横行し、文句を言えば即解雇というなかで働かされてる現状です。「手抜き作業」は労働者の意志ではありません。金儲け優先の資本による強制です。
がれき処理を検討しただけで175億円もの復興予算(税金)が地方自治体に交付され、がれき処理をしないまま返還する必要もないとは、いったいどういうことでしょう。
「復興」とは名ばかり。金に群がるゼネコンや資本家は、被災者を守ることなど考えてもいません。こんな社会は変えるしかありません。
すべての原発いますぐなくそう! 子どもたちの未来のために。