2013年4月27日土曜日

5・8解雇撤回JR復帰署名提出行動

5.8teisyutu

 

難波裁判長の結審策動を許すな!
5・8解雇撤回JR復帰署名提出行動

協約・本人同意なしの出向は不可能
今すぐ業務と出向者をJRに戻せ!

 5月8日午後1時5分より東京地裁で「動労千葉・動労総連合の強制出向無効確認訴訟」、同日午後2時30分より「解雇撤回・JR復帰を求める動労千葉・鉄建公団訴訟」が行われます。強制出向確認訴訟は??東京地裁民事11部の白石裁判長が実質的に更迭された状態にあり、検事上がりの裁判官への変更が予想されます。5・8裁判への大結集を訴えます。
 JRは「労働者の同意がなくても就業規則で出向できる」と主張しています。しかし、歴史的事実としてまったく違います。1987年の国鉄分割・民営化からJRへ移行後、JRは「余剰人員」という位置づけで多くの労働者を他企業へ強制出向してきました。動労千葉はストを配置し、本人同意なしの出向協定を拒否して闘ってきました。JRもまた、出向協約を結んでいない動労千葉の組合員については本人同意なしの出向は一度も行うことはできなかったのです。
 JRは動労千葉と出向協定を結ばない限り出向はできないし、本人同意なしに出向はできないのです。協約・本人同意なしの出向は不可能であることはJR自身の実践において示してきたことなのです。5・8裁判は、国鉄分割・民営化以後、四半世紀を超えて闘い続けてきた動労千葉の闘いと歴史的事実を突きつける闘いです。

第1次提出行動へ署名の集約を

 鉄建公団訴訟控訴審も重要な局面に入っています。昨年6月29日の東京地裁1審判決は、動労千葉組合員9人が直前まで採用候補者名簿に記載されていたことを認定しました。葛西職員局次長(現JR東海会長)によって外され、それが不当労働行為意思に基づくものであったことも認定したのです。不当労働行為を認めたのならば原状回復=解雇撤回・JR復帰以外の結論はありえません。
 しかし、東京高裁・難波裁判長は、葛西証人を採用せずに早期結審を狙っています。真実を明らかにさせ、解雇を撤回させる決戦の局面です。
 裁判に先立ち、東京高裁民事12部に対して、解雇撤回・JR復帰??署名の第1次提出行動を行います。早期結審策動を打ち破るための署名提出行動です。4月24日現在で1万筆を突破しました。地域や職場で集めた署名をいったん集中されることをお願いします(作業上の都合もありますので5月5日頃までにお願いします)。
 安倍政権の歴史的な賃下げ・労働規制緩和の大攻撃、民営化と外注化、非正規職化との闘いにとって国鉄闘争は決定的な位置をもっています。5・8裁判は重大な決戦です。多数の参加を訴えます。

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