2014年4月30日水曜日

集団的自衛権に反対する署名



みなさん!!

「憲法改悪反対!戦争させない!安倍は辞めろ!
集団的自衛権に反対する署名」を始めます。

改憲・戦争への道に突き進む安倍政権を絶対に許さない!
原発も武器も儲けの道具にする安倍や財界を許さない!

この春~夏の闘いで安倍政権を倒しましょう!

職場、労働組合、学園、駅頭、地域、などなどで、この署名を広げましょう!

署名用紙へのリンク

とめよう戦争への道!百万人署名運動サイトから転載

動労水戸情報575号

http://file.doromito.blog.shinobi.jp/caa99f2b.pdf


水戸支社、常磐線6・1竜田延伸を提案
労働者・利用者を守る具体策示さず

「世界一危険な区間」の運行再開強行するJR

 4月22日、JR水戸支社は、原発事故以降不通となっていた常磐線広野~竜田間について、本年6月1日から運転を再開する計画であることを関係各労組に提案した。同区間の運転再開については竜田駅がある楢葉町長の帰町宣言を受けてから行うとしていた。しかし、この時期に運転再開の提案を行ったのは、4月17日に楢葉町長から、5月下旬ごろに帰町宣言を行う予定なので運転再開の準備をするよう要請を受けたからだという。
 提案の内容は、同区間の運転再開を本年6月1日とすること。運転本数は1日9往復。その準備として、5月10日設備関係を確認するため試運転を行う。5月11日~30日まで乗務員訓練を行う(机上訓練および乗務訓練)というものだ。

 これに対して動労水戸は、会社は世界で最も危ない区間・世界で最も放射能が濃い区間を運転する認識はあるのか、乗客の安全、労働者の安全は確保できるのかと説明を求めた。水戸支社は、「原発事故は収束していないという認識である」としながらも、原発で重大事故があった際の対策については、従来どおり「行政(福島県)から水戸指令に連絡が入る→対策本部を立ち上げる」云々と言うのみで、具体的な避難計画や避難方法、乗務員に対する訓練などは全く明らかにされなかった。
 また、乗務員など労働者に対する放射線の健康被害に対しても、水戸支社は「沿線の除染は完了している」と言い、「これまでどおり(積算線量計を任意で所持する)とはしない」とは言いつつも何ら具体的なものは示されなかった。ちなみに、これまで運転してきた広野駅の一時間あたりの乗降客は、ピーク時の16時からの1時間でもわずか24人であることが明らかにされた。

安全無視・被曝強制に絶対反対で闘おう!

 すべての仲間のみなさん!とりわけ、いわき運輸区の乗務員の仲間のみなさん!
 広野~竜田の運転再開は、みんなが感じているようにけっして安全ではない。安全が確保されていない以上、運転再開はするべきではない。
 まず何よりも、原発事故は依然として収束していない。4号機の燃料棒取出しは一つ誤れば大事故に至る作業であり、メルトダウンした炉心は廃炉への道筋さえ定まらず、膨大な汚染水も増える一方だ。こうした中で原発から20㌔圏内に進入し列車を運転するからにはそれなりの対策があってしかるべきだ。原発で重大事故が起きた際の連絡方法、避難方法、そのための日ごろからの訓練などなど。こうした危機管理を怠ると韓国のセウォル号沈没事故のような大惨事を引き起こすことは明らかだ。
 また、沿線の放射線量は決して安全だとはいえない。水戸支社は「沿線の除染は完了した」と言っているが、放射性物質は周辺の広範囲に厳然として存在し、除染をしても数ヶ月もすれば元の値に戻ってしまうというのは現地では常識だ。政府は、原発事故の影響を小さく見せるために警戒区域を一刻も早く狭め、住民を帰宅させるために、年間の放射線許容量を一般人も放射線従事者と同じ年間20mSvに基準を変更したが、そもそも放射線被曝は「ゼロ以外は危険」なのだ。動労水戸は広野に放置されていたK544車両の交番検査や、郡山に乗り入れている気動車のラジエータ清掃作業に反対してきたが、それは内部被曝の危険から労働者を守るためだ。空間線量の基準がどうであろうと、そこに放射性物質がある以上は、それを体内に吸い込み内部被曝の危険があることに変わりはない。そうした危険な場所に列車を走らせ労働させるからには、やはりそれなりの対策が必要なはずだ。
 こうした当たり前の安全対策が十分取られているのか。放射線被曝による健康被害は、被曝した本人ばかりでなくその子孫に代々影響をもたらす。青年労働者はこうした重大な事態をあきらめられるのか。年配の労働者は次世代にふりかかる問題に目をつぶっていていいのか。労働組合は労働者のためにあるのではないか。労働者と利用者の安全のために労働組合はあるのではないのか。外注化もダイ改の労働強化も闘わずして合意して、その上に今度は被曝労働にも反対しないのか。いま、自らが加盟する労働組合が問われている。
 動労水戸は、4月28日、ストライキの通知を関係省庁に行い、広野~竜田運転再開に反対して闘う体制を準備している。試運転・訓練含め、運転再開への動きに対して反対を貫いて闘おう。すべての仲間は運転再開に絶対反対の声を上げよう。動労水戸と共に闘おう!

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2014年4月29日火曜日

日刊動労千葉 第7700号

これでは安全が崩壊する!
CTSにストライキ通告


プロパーに対する本務指定の中止を求めて緊急申し入れ

 プロパーを仕業検査の本務に坦務指定ー入社から1年、機能保全をたった半年、これで電車の安全が守れるのか?

日刊動労千葉 第7700号へのリンク

2014年4月26日土曜日

非正規職雇用形態がセウォル号沈没大惨事へ(チャムセサンの論評記事)

不安な大韓民国、生命に直結する業務に「非正規職」が溢れ
災難救助隊、鉄道保守、操縦士も非正規職…安全脆弱構造を生産

ユンジヨン記者2014.04.23 

http://sukuramu.at.webry.info/201404/article_10.html


セウォル号沈没と共に韓国政府の「安全イデオロギー」もその煽りで海の底に沈没してしまった。今回の事件を契機に政府の不実な災難管理システム、事件隠蔽疑惑、不十分な対策などがまな板の上に上り、このかんパククネ政府が掲げてきた「安全社会」の価値の虚構の素顔が現れることになった。

特に政府はこのかん国民の安全、生命と直結する核心業務を不安な雇用形態に拡散してしてきたのであるから、「安全」に対する不安感は一層増幅している状況だ。セウォル号の非正規職雇用形態が安全に脆弱な構造を作ったという事実が露になって、今後国民の生命と直結する多数の業務の非正規職雇用形態に対する改善要求にもつながるものと見られる。

不安な大韓民国、生命直結核心業務にも「非正規職」が溢れ

セウォル号沈没惨事過程でマスコミをとおして船長をはじめとする核心乗務員の多数が非正規職として雇用されていたとう事実が露になった。安全と対応管理に脆弱だったセウォル号の非正規職雇用形態が今回の大惨事をもたらしたという指摘だった。

実際、セウォル号全体乗務員中非正規職は15名で全体の半分以上を占めていた。非常状況時に乗客の安全と救助などに責任を持たなければならないセウォル号の総指揮者格の船長は1年づつの契約職だった。機関部、甲板部など核心乗務員人員の70%も非正規職だった。

しかしセウォル号惨事で明らかになった安全核心人員の非正規職雇用形態は氷山の一角であるだけだ。飛行機の操縦士や鉄道施設維持保守、バス運転士をはじめとして災難救助隊のような国民の安全及び生命と直結する核心業務がすでに非正規職に固着した状態であるからだ。

このかん労働界や市民社会は安全、生命と直結する核心業務の正規職雇用を要求してきた。国民の足である船舶や飛行機、バス、鉄道など交通手段はともすると大型惨事を呼び起こすこともあるだけに、雇用安定をとおして安全性及び専門性を確保しなければならないためだ。

それにもかかわらず巨大航空社の操縦士と乗務員、鉄道維持保守業務、バス運転士などは多数が不安な非正規職身分だ。大韓航空の場合すでに11年前の2003年から外国人操縦士を非正規職として採用してきた。外国人派遣業者をとおして人員を供給される方式だった。その後外国人操縦士に関する不法派遣疑惑が起こり、雇用労働部から何回にもわたって不法派遣の指摘も受けた。

しかし大韓航空側はこのような論難にもかかわらず政府に操縦士と乗務員まで派遣を許容してくれと要求したりもした。会社側は昨年6月、ソンスンファン国土交通部長官を相手に操縦士と客室乗務員までも派遣を許容するよう派遣法改正を建議したことがある。2012年末基準で大韓航空の全体操縦士は2,224名であり、客室乗務員は5,708名だ。操縦士中の約15%は非正規職外国人操縦士だ。

安全脆弱構造を作り…操縦士、鉄道保守、災難救助隊も非正規職

鉄道公社も鉄道安全の核心業務である維持、保守業務をすべて外注化した。これに従い鉄道施設の維持保守業務を行う労働者たちは外注業者の非正規職労働者で埋められた。線路保守外注業者のコレールテクに所属する労働者中非正規職の比率は96%に達する。さらに去る2011年12月、コレールテクの安全対策の不備で労働者5名が列車に引かれて亡くなる事故が発生してもいる。

貸切バス労働者の場合、状況は一層深刻だ。去る2010年運輸労働政策研究所の研究報告書によると貸切バス労働者の90%が「チープ労働者」と呼ばれる特殊雇用労働者として雇用されている。貸切バス労働者の平均月給は2007年基準104万ウォン(10万2千円)だ。労働者たちは月チープ料と会社代行経費40万ウォン(3万9千円)、斡旋料、監査償却費、油類費、道路費などを直接支払わなくてはならない。

はなはだしくは北漢山、雪岳山、智離山など国立公園の災難救助隊も大部分が非正規職身分だ。政府の雇用率達成のために国立公園安全管理業務を非正規職の仕事場に拡大したわけだ。昨年基準、20の国立公園で勤務中の安全管理要員は総147名だ。その中安全管理班は44名、災難救助隊は103名と集計される。

昨年国政監査でイジョンフン・セヌリ党議員は、安全管理要員中、運営業務職員の7名を除くとすべて非正規職身分だと指摘している。災難救助隊100余名もすべてが非正規職で、国立公園内全体安全管理専従者の95%が非正規職であるわけだ。

それだけではなく、山岳事故発生時、負傷者1名を背負子に背負って降りてくる時に必要な人力も最小4名であるが、国立公園別安全監視専従者は3~4名に過ぎないことが分かった。事故状況が発生したとき敏捷な対応は枯死して救助にさえ立つことができない状況だ。

動労千葉を支援する会 房州鉄道研究会サイトから転載

2014年4月25日金曜日

日刊動労千葉 第7699号

外注化による雇用破壊―
まさに「名ばかり正社員」

全面的な分社化までいきつく
ともに外注化に反対しよう!


外注化は全面的な分社化へ

 2012年10月1日、仕業・構内業務の外注化が強行されました。しかし、それで終わりではありません。外注化は検修業務すべての外注化・分社化にいきつきます。それを新津車両製作所の分社化と子会社である総合車両製作所への統合の過程が示しています。

日刊動労千葉 第7699号へのリンク

セウォル号惨事に関する民主労総の声明

【論評】
責任を知らない人たちに根本的診断をまかせることができるか


生還に対する切なる願いのために言葉さえ慎重になる。しかし政府の無能で無責任な対処と不道徳な船会社の行動、さらに惨憺さを共感することを知らない警察、行政高位官たちと与党議員たちの物差し、責任者厳罰を指示しながらもいざ本人は道義的責任に伴う一言の謝罪さえも無い大統領。彼らの無責任な姿を見ていると惨憺たる感じと怒りを抑えることができない。

それでも我々は怒りに先立ち、なによりも失踪者救助と被害当事者たちの傷を治癒する社会的力量が集中することを望む。また、同時に惨事の背景には構造的な原因があるという点を必ずや見抜かなければならない。これを強調して正さなかったらまた再び悲劇は繰り返すからだ。この点で民主労総は社会的役割を考え抜かざると得ない。しかし実際最も大きな責任を担当しなければならない政府与党は自分たちに対する非難世論を一層大きく心配する姿を見せている。そうであるから不純勢力の扇動だという唐突な話も出て、流言飛語を口実にした情報統制指示も出ている。このような政府与党が果たしてまともな安全対策を整えることができるか心配が先に立つ。

人間や生命に対する責任より利潤を先に掲げる企業たちは貪欲を効率性で包装してより大きな貪欲の自由を要求してきた。そのような企業活動にもたれかかった政府与党は各種特恵と規制緩和政策で気脈を通じることを躊躇しなかった。であるから先進国では廃船直前の船舶を持ってきて商売をしたのであり、より多くの客室を確保するために無理な船舶改造をして、特段の規制も無く積みすぎを事として惨事を自ら招いたのである。また、高い職員倫理で乗客の安全に責任を持たなければならない乗務員はもちろん、船長まで臨時職(非正規職)として採用したというのであるから費用さえ減らせばいいという雇用システムがこの程度だったのかと言いたいほどだ。しかし我々の社会はいつも大型惨事の原因を「安全不感症」と診断する。現員が模糊とした社会風潮のせいだとして実際、問題の本質、構造的原因は曖昧に過ぎて行く。

多数のマスコミでは船会社らが零細で安全管理に粗忽だったという分析も出している。そのような船会社が接待費と広告費にどれほど使ったか。零細である以前に安全は営業に助けにならないという企業認識が問題だ。その結果、韓国はOECD国家中産業災害死亡1位国家になった。なによりも大型惨事があってはならないが、3時間毎に1名が死に、毎年2千4百余名の労働者が死亡する残酷な産業災害の現実もこれ以上続いてはならない。政府と企業、マスコミなど社会運営を手に掴んでいる人たちは反省的省察をとおして根本的な安全対策を求めなければならない。一旦責任だけを逃れようとするような政治的対応は国民の不信と怒りをより大きくするだけだということを大統領から銘記することを望む。

2014.4.23
全国民主労働組合総連盟

動労千葉を支援する会 房州鉄道研究会サイトから転載

第2回団交 団交打切り=逃亡は許されない!

https://drive.google.com/file/d/0B4d9Rtjp0SVBOUtFdTB6M2tDZlk/edit?usp=sharing


第2回団交
「記憶にございません」
大ウソつき志村部長

団交打切り=逃亡は許されない!


当局、「数字は人格」発言を渋々認める

 4月18日、横山市民集会場で第2回団交が開催されました。
 今回の団交でも、「解雇理由」についての文書提出を拒否し、口頭で説明するという不誠実きわまりないものでした。
 団交では、志村部長の「パラサイト」発言について、徹底的な追及がおこなわれました。部下の職員を「パラサイト」(=寄生虫)呼ばわりすることは、パワーハラスメントそのものです。解雇当該のS組合員から厳しい追及が突きつけられるや、志村部長は「記憶にございません」と大ウソ。あきれるばかりです。
 ふざけるな! 第1回団交の時は認めておきながら、今回記憶にない」などということが通用するか! 都合が悪くなったらとぼけるのか!
 さらに志村部長の「数字は人格」という発言については、「数字は人格とは言ってない。数字で人格が見られると言っている」と苦しい弁解ながら認めました。当局は、数々のドス黒い本性を露呈する言葉は、さすがにマズイと思ったのか、卑劣な弁明に終始しました。

脱兎のごとく逃げ出した八王子西当局

 そして、さらなる追及を切り出した途端、なんと当局は一方的に団体交渉を打ち切って、脱兎のごとく逃げ出しました。なんと、今回はドアに一番近い席に逃亡のための要員(総務課職員)を配置して、逃げ道を確保するという周到さです。
 団体交渉で、志村部長や川嵜局長のパワハラの実態が次々と暴かれることに、戦々恐々となっていたことが、はしなくも暴露されたと言うことです。自分たちの悪事が暴かれることが、そんなに恐いのか!
 団体交渉で明らかにしなければならないことは、まだ山ほどあるのだ!これこそ典型的な労組法7条違反の不当労働行為だ。こんな団交からの逃亡は断じて認められない。




4・19集会
解雇撤回の熱気に沸く

 4月19日、八王子労政会館で都内・近県のたたかう労働者90名余が結集し、「八王子西郵便局は青年の未来を奪うな! 4・19解雇撤回決起集会」を、郵政非正規ユニオン、合同労働組合八王子、三多摩労働組合交流センター、全国労働組合交流センター全逓労働者部会の共催で開催しました。集会はS組合員に対する3月24日の違法・不当な即日解雇を撤回させる総決起集会として当該と青年労働者が牽引し、終始意気高く勝ち取られました。

S君が鮮明な決意表明

 冒頭、合同労組八王子の清水委員長の主催者あいさつ、石川執行委員の経過報告に続いて当該のS君が元気よく登壇、「自分だけの問題ではなく、これから入社してくる若い労働者や病気で成績を上げられない人のことを考え、このまま黙っていてはならないと決起しました」「資本主義打倒の最先頭に立ちます」と決意を述べました。基調報告に立った郵政非正規ユニオン齋藤裕介委員長は、「西部ユニオン鈴木コンクリート分会の歴史的勝利に続いて、八王子西局の解雇撤回闘争も時代の最先端を切り開く全国的な闘争としなければならない」「郵政非正規ユニオンと地域の合同労組が団結して立ち上がったとき巨大資本と強権的政治支配をも超えられる」「団結こそが青年労働者の希望だ」と闘いの方向性を鮮明に提起しました。
 さらに共に闘う青年労働者のカンパアピールに続いて闘う労働者から決意が述べられました。完全勝利判決を勝ち取った鈴木コンクリート工業分会の吉本分会書記長から「JP労組は何やっているんだ。仲間がクビ切られているのに闘わないのか。解雇は労組が闘わないことを前提にしている。組合が団結して闘えば、俺たちのように3ヶ月雇用でも勝てる」と檄を発しました。小竹運輸と支援共闘の仲間からは「労組はなめられちゃダメだ」と闘う闘志が述べられ、檄布とカンパをいただきました。さらに交流センター全逓部会を代表して銀座局の星野さん、さらに全国の仲間から決意表明、メッセージが寄せられました。さらに新たに戦列に加わった弁護士、地域で闘う労働者の決意が続きました。そして団結ガンバローをS君の音頭で三唱し、勝利に向けた大きな団結がかちとられました。
 最後に今後のたたかいが行動提起で訴えられ、最高裁に向けた国鉄解雇撤回10万筆署名を推進して、5・1メーデー、68国鉄全国集会に全力で取り組むことが満場の拍手で確認されました。団結を固め、解雇撤回まで断固たたかいましょう!

ビラへのリンク

2014年4月24日木曜日

日刊動労千葉 第7698号

http://www.doro-chiba.org/nikkan_dc/n2014_01_06/n7698.htm


  4・19日、13時より兵庫県尼崎市のJR尼崎駅北口広場において、国鉄闘争全国運動・関西準備会と動労千葉が呼びかける「4・19尼崎事故弾劾!全国総決起集会」が開催された。
 集会には、動労総連合、闘う国労の仲間、そして関西の仲間を先頭に全国から360名が結集した。

日刊動労千葉 第7698号へのリンク

6・8全国集会

国鉄闘争全国運動 6・8全国集会
6月8日(日)午後1時(正午開場)
東京・文京シビックホール

http://www.doro-chiba.org/z-undou/pdf/20146814.pdf


 国鉄1047名解雇をめぐる裁判で昨年9月、東京高裁が不当労働行為を明確に認定しました。

 一審判決に続く高裁での不当労働行為の認定は、〈国鉄分割・民営化における解雇は間違いであった〉ことを認めさせる画期的判決です。「解雇撤回」の旗を降ろさずに闘いを継続した国鉄千葉動力車労働組合(動労千葉)の存在と、これを支援した4万5千筆に及ぶ署名が大きな力を発揮しました。

 ところがこの判決は、不当労働行為を認定しながら、解雇撤回ではなく慰謝料を支払えばよいと命じました。こんなことが許されて良いはずはありません。いま私たちは最高裁で「解雇撤回・JR復帰」判決をかちとるために闘っています。

 戦後最大の労働運動への攻撃だった国鉄分割・民営化(1987年)に対して不当労働行為と解雇撤回の判決を出させれば労働運動復権へ大きな力となります。 解雇撤回へ10万筆署名へのご支援、ご協力をお願いします。

 6月8日、東京・文京シビックホールで国鉄闘争の全国集会を開催します。多くの方の参加と署名へのご協力を訴えます。

 国鉄から始まった民営化と外注化は安全と雇用を破壊しました。JR北海道や京浜東北線川崎駅構内事故を見て下さい。恐るべき「安全崩壊」の現実が社会全体を覆っています。国鉄分割・民営化と同じ時期に制定された労働者派遣法から始まった非正規雇用化は現在は約4割。

 集団的自衛権の行使容認をはじめ安倍政権は改憲と戦争の道をひた走っています。同時に、限定正社員制度の導入や派遣の全面解禁などの正社員ゼロ化政策、残業代をゼロにするホワイトカラーエグゼンプションなどの「雇用改革」を進めています。これを許せば日本の労働者の賃金は数十兆円も減るとの試算もあります。

 安倍政権による改憲と戦争、そして総非正規雇用化の政治と対決する闘う労働組合の復権が必要です。国鉄1047名解雇撤回の闘いは今こそ大きな意味を持っています。
 6・8全国集会は誰でも参加できる集会です。多くの方の参加を呼び掛けます。

【会場への行き方】東京都文京区春日1―16―21
◎東京メトロ丸ノ内線・南北線後楽園駅▼【直結】 
◎都営地下鉄三田線・大江戸線春日駅▼文京シビックセンター連絡通路【直結】
◎JR中央・総武線水道橋駅▼【徒歩約10分】

6・8タブロイド判ビラ1、4面へのリンク

6・8全国集会

外注化は何をもたらしたか
JR北海道の安全崩壊と
京浜東北線川崎駅事故

 今こそ国鉄分割・民営化を問いなおすとき

http://www.doro-chiba.org/z-undou/pdf/20146823.pdf

「JR崩壊」―終わらぬ事故取り返しのつかぬ事態になる

 鉄道の安全が崩壊している――JR北海道では昨年だけで7回ものエンジン出火・発煙事故が起きました。さらに9月19日の函館線の脱線事故以降、約270カ所でレール異常を放置してきた実態が明らかになりました。01年の石せきしょう勝線事故では車輪に40㌢もの剥はくり離が発見されました。基本的な検査・修繕が行われていれば絶対にあり得なかったことです。

 安全の崩壊はJR北海道だけではありません。今年2月23日のJR京浜東北線川崎駅構内における脱線転覆事故は、そのことを衝撃的に示しました。事故で脱線した列車はたまたま回送列車で乗務員も軽傷でした。しかし一つ間違えば「第2の尼崎事故」になっていました。

 JR北海道では極限的な外注化で事態をまともに把握できないほど安全が崩壊しました。京浜東北線事故では、現場が5社にバラバラに発注され、指揮命令系統などの鉄道業務の基本中の基本まで解体されていました。民営化・外注化が「JR崩壊」ともいうべき安全崩壊を引き起こしたのです。

「雇用と安全」が破壊される全ては民営化・外注化の結果

 民営化による利益優先は、2000年を前後して「駅ナカ」事業などに資金や人を移すところまで進みました。そして、鉄道事業そのものは次々と下請・孫請会社に外注化してきたのです 早くも数年後にはJR各社で次々に線路が折れる異常事態が発生しました。利潤追求と安全は決して相容れません。JR西日本が「稼ぐ」をスローガンに無謀なスピードアップを強制し、107人の生命を奪った尼崎事故が示すとおりです。そして、今まさに民営化・外注化の破綻があらわになっています。 外注化の目的は低賃金化・非正規職化です。
JR東日本の子会社である(株)ステーションサービスは駅業務の本格的外注化のために設立されました。正社員で15年働いても定期昇給はわずか3回。一生涯20万円程度の賃金からあがらない。もともとあった定期昇給はわずか1年で解体されました。これが外注化の行き着く先です。
 これは鉄道に限った話ではありません。社会全体に民営化・外注化が蔓まんえん延しています。そしてさまざまな職場はバラバラにされ、膨大な労働者が非正規雇用に突き落とされてきました。絶対にあいまいにできない問題です。

国鉄分割・民営化が出発闘いは何も終わってない

 民営化・外注化は鉄道以外でもさまざまな事故を引き起こしています。2012年4月の関越自動車道高速ツアーバス事故は、「規制緩和殺人事件」というべき事故です。 同年12月の笹さ さご子トンネルの天井板落下事故は、道路公団の民営化でまともなメンテナンスがされなくなったことで起こりました。
2013年1月から出火などのトラブルが相次いだボーイング787の事態は、すべてバラバラに外注化して、本社では一切技術力を持たなくなった結果です。
 この民営化・外注化が全社会に蔓まんえん延する出発点となったのが、1987年の国鉄分割・民営化でした。JRに移行する過程で国鉄労働者20万人が職場を追われました。しかし、労働運動全体としてはほとんど何もできないまま後退を強いられました。 その最大の理由が国鉄改革法にあります。「国鉄とJRは別会社」「新規採用だからJRには採用の自由がある」と定められました。「採用の自由」の名でJRは自由に選別して首を切れる。「解雇自由」への扉があけ放たれたのです。
 同じ年に労働者派遣法が施行されました。そして、非正規職や格差・貧困が蔓延する社会が生み出されていきました。85年に16%ほどだった非正規職率は、いまや38%にまで達しています。事態はさらに進み、さまざまな職場で法律も無視したデタラメな解雇が横行しています。
 すべて国鉄分割・民営化から始まりました。だからこそ国鉄分割・民営化はまさに現代の課題です。ここで勝利すれば、労働運動を復権し、今の現実をすべてひっくり返せます。
 JRの職場での外注化攻撃は「第2の分割・民営化」というべきものでした。動労千葉は「反合理化・運転保安確立」という考え方をうちたて「雇用と安全を破壊する外注化は絶対に認められない」と闘っています。その闘いは10数年にわたって外注化を阻止し続けてきました。
 そして現在、JR本体と下請会社を貫く闘いを組織し、外注化されたところから職場と仲間を取り戻す新たな挑戦を開始しています。

「闘いなくして安全なし」―闘う労働運動の復権を

 職場の安全と労働者の権利が破壊された責任の一端は労働組合にあります。民営化・外注化、合理化に反対して闘うことは、本来労働組合の役割です。しかし、多くの組合は真正面から闘えず、率先して協力してさえいます。それが安全と権利の破壊を許してきました。
 動労千葉は、尼崎事故と04年からレールが次々と折れる事態をきっかけに、数年間にわたる危険箇所でのスピードダウンなどの安全運転闘争を闘いました。そして削減されたメンテナンスコストを回復させ、数百㌔にわたってレールを交換させたのです。まさしく「闘いなくして安全なし」です。
 労働組合には、民営化・外注化と闘い、雇用と安全を守る力があります。
 国鉄1047名解雇撤回・JR復帰をかちとり、闘う労働運動の復権を!

6・8タブロイド判ビラ2、3面へのリンク

外注化阻止ニュース 第117号

外注化が生み出す「名ばかり正社員」
定期昇給は生涯で3回だけ


http://www.geocities.jp/siensurukai_santama/index.html#%E5%A4%96%E6%B3%A8%E5%8C%96%E9%98%BB%E6%AD%A2%E3%83%8B%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%82%B9


発足2年で定昇廃止へ

 駅業務を丸ごと外注化するために昨年4月1日に発足した株式会社JR東日本ステーションサービス(JESS)はJR東日本の100%子会社です。
 最長5年で終わりとなったグリーンスタッフの多数を中途採用で受け入れて、東京・横浜・八王子・大宮支社管内の駅業務を受託し、東京 駅や新宿駅などの大規模駅の一部業務も受託しています。
 JESSは、社員を駅の業務に従事する「エキスパート社員」として採用しており、当初は年度ごとの定期昇給・昇格昇級制度が設けられていました。ところが本年1月に「昇進や給与などのルール見直し」として新人事賃金制度が提案され、定期昇給制度をなくそうとしているのです。
 新人事賃金制度では、エキスパート社員から出発して採用から5年の段階で昇進試験による「キャリア社員」に登用されないかぎり、賃金
は5年ごとの昇職のときに5~8000円程度しか上がりません。
 しかも在籍15年で「シニア職試験」に合格しなければ、生涯で定期昇給があるのは勤続5年/10年/15年のわずか3回だけ
となります。シニア職は助役以上で本当にごく一部です。

定昇はわずかな幹部のみ


 実質的に定期昇給制度が適用されるのは、ごく少数のキャリア社員という幹部と幹部候補だけで、大多数のエキスパート社員は、定期昇給が生涯3回だけという低賃金のままで定年退職まで働けということなのです。
 これこそが外注化がもたらす雇用・賃金破壊の典型です。エキスパート社員と称し、社員の権利や待遇を徹底的に破壊し、定期昇給のない
「名ばかり社員」制度の導入なのです。これがJR東日本の外注化の正体なのです。

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2014年4月22日火曜日

日刊動労千葉 第7697号

解雇撤回、JR復帰10万筆署名運動
1万4039筆を最高裁に提出


http://www.doro-chiba.org/nikkan_dc/n2014_01_06/n7697.htm


 4月16日、午前中の「安全運転闘争介入事件」行政訴訟、強制出向無効確認訴訟につづいて、午後からの東京西部ユニオン鈴木コンクリート工業分会の解雇撤回裁判の判決(完全勝利判決)、そして最高裁への第2回目の解雇撤回・JR復帰署名の提出行動が行われた。

日刊動労千葉 第7697号へのリンク

会報・国鉄闘争全国運動第47号

http://www.doro-chiba.org/z-undou/pdf/news_47.pdf

会報・国鉄闘争全国運動第47号(2014年4月16日)が発行されました。

2014年4月21日月曜日

日刊動労千葉 第7696号

4/16出向命令無効確認訴訟第6回弁論
スト破りの違法性、清掃不正問題を徹底追求


そもそも外注化・出向の必要などない
すべての仕事と仲間をJRに戻せ!

http://www.doro-chiba.org/nikkan_dc/n2014_01_06/n7696.htm


 4月16日、外注化粉砕の出向命令無効確認訴訟の第6回弁論が行われた。「解雇撤回・JR復帰」10万筆署名の第2回最高裁提出行動、東京西部ユニオン鈴木コンクリート工業分会の解雇撤回裁判(解雇撤回判決を勝ち取る大勝利!)をともに闘い、組合員、鈴コンや支援の仲間が結集した。

日刊動労千葉 第7696号へのリンク

全国運動速報 第32号

http://www.doro-chiba.org/z-undou/pdf/sokuhou32.pdf 


4・16署名提出行動
1万4039筆を最高裁に提出


強制出向無効確認訴訟ほか1日行動
鈴コン分会に解雇撤回判決

次回の署名提出行動は6月12日(木)の予定
6・8全国集会に向かって10万筆署名達成へ
6・8集会の宣伝紙発行へ、メーデー等活用を

 国鉄闘争全国運動と動労千葉は4月16日、解雇撤回・JR復帰の最高裁判決を求める署名1万4029筆を最高裁に提出しました。この日、動労総連合の強制出向無効確認訴訟と東京西部ユニオン鈴木コンクリート工業分会の解雇撤回裁判の判決があり、一日行動として闘われました。
 外注化阻止の裁判では、JR千葉鉄道サービス(CTS)幕張事業所における清掃業務の不正問題を徹底的に追及。さらにCTSへのストにJRがスト破り要員を出すことの違法性を暴きました。ストをする前から労働者を排除することは違法な先制的ロックアウトです。
 午後、鈴コン分会解雇撤回裁判の判決が出ました。「勝利判 決! 解雇撤回! 賃金支払いの仮執行命令!」の声で興奮に包まれました。鈴コン分会の組合員はガッツポーズ。全国運動呼びかけ人でもある支援共闘・連帯会議代表の花輪不二男さんも満面の笑み。
  解雇撤回判決の勢いのまま最高裁への署名提出行動。動労千葉の田中康宏委員長は「鈴コン分会の勝利をステップに6・8 集会までに
10万筆署名を達成しよう。それができれば社会の現状は変えられる」と訴えました。
  動労千葉争議団の高石正博さん、中村仁さん、田中委員長、動労千葉を支援する会の山本弘行事務局長、動労千葉顧問弁護団の葉山岳夫弁護士が1万4039筆の署名を最高裁に提出しました。
 次回の署名提出行動は6月12日の予定です。6・8集会を集約とします。よろしくお願いします。メーデー前に宣伝紙(4㌻)発行予定です。署名集めにも活用して下さい。

解雇撤回・JR復帰を求める最高裁署名
3万1608筆
 (14年4月20日現在)

ニュースへのリンク

◆本部ニュース543号発行!

http://blogs.yahoo.co.jp/shinsaikyuenhonbu/12021810.html 

 

2014年4月20日日曜日

日刊動労千葉 第7695号

 労働者は一つだ!
国境を越えて団結しよう!

第25回外登法・入管法と民族差別を撃つ研究交流集会



http://www.doro-chiba.org/nikkan_dc/n2014_01_06/n7695.htm



 4月13日、「第25回外登法・入管法と民族差別を撃つ研究交流集会」が多くの在日・滞日労働者の参加のもと横浜市開港記念会館において開催された。動労千葉は、韓国・民主労総ソウル本部の仲間とともに参加した。

日刊動労千葉 第7695号

2014年4月19日土曜日

日刊動労千葉 第7694号

4月29日(火)祝日、10時より
団結潮干狩り大会


潮干狩りに家族そろって参加しよう!

 第12回動労千葉サークル協団結潮干狩大会を4月29日(火)祝日、10時よりサークル協議会・家族会・木更津支部共催で開催します

日刊動労千葉 第7694号

鈴コン判決公判、大勝利!

全国協のみなさん! 大勝利の報告です。鈴コン判決公判で、解雇は無効・雇用関係の継続、給料は払いなさい、の決定を勝ちとりました! 職場で労働組合をつくって、闘えば勝てる! 4月18日鈴コン決起集会へあつまり、勝利を確認し、5・1新宿メーデーから6・8国鉄運動大集会へ突き進もう!





 4月16日、東京地裁において、鈴コンの地位確認訴訟の判決公判が開かれ、吉本さん、内尾さん、鈴木善さんの解雇は無効!雇用関係は継続しており、給料を払え!との決定がなされました。

 大勝利です。裁判には、会社側の参加はありませんでした。代理人の弁護士すらきていません。すでに、逃亡しているのです。法廷では、ガッツポーズの連続で、廊下にあふれた支援に伝えられると「おお~!」との大歓声がまきおこりました。地裁前の勝利の報告会は、みんなが笑顔でいっぱいで、鈴コン当該を軸とする力強い発言に沸き、労働組合の力を確認するものとなりました。

合同・一般労組全国会議サイトから転載

◆本部ニュース542号発行!

http://blogs.yahoo.co.jp/shinsaikyuenhonbu/12016111.html

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2014年4月18日金曜日

郵政非正規ユニオンNEWS NO44号

https://drive.google.com/file/d/0B_eHMUAYIH2UQmlrYUprRXhMekE/edit?usp=sharing


八王子西郵便局は解雇を
撤回しS君を職場に戻せ

4・19S君解雇撤回集会に参加を!

 八王子西局のみなさんご苦労様です。
 4月19日午後6時30分より八王子労政会館で、S君に対する日本郵便・八王子西局の不当解雇撤回を求める集会が開催されます。
 八王子市内はもとより、首都圏から多くの労働者が結集します。みなさんもご存知のように、S君は新卒で入社して1年にも満たない正規社員です。そのS君を即日解雇にし、予告通知も解雇予告手当ても無しで叩き出したのです。一方で日本郵便は15年には新卒者7千人以上、14年の3倍の新卒者の採用を決めているのです。S君に対する解雇は違法・不当なものであり絶対に許されるものではありません。
 S君は、みなさんに以下のように訴えています。退職強要のパワハラについて、「自分のことだけなら我慢して頑張っていればいいと思いましたが、これから入社してくる人や病気等で成績があがらなかったりする人の事を考えると、このまま黙っていてはいけないと思い、川嵜局長や志村お客さまサービス部長らの、差別的、暴力的なパワハラによる退職強要を告発し闘うことを決意した。」と述べています。
 このS君の決起に追いつめられた会社は、違法・不当な即日解雇を強行したのです。
 日本郵便は会社ぐるみの組織的犯罪行為として、目標達成など成績があがらない者はやめろと、ヤクザまがいの脅しと退職強要を行なってきました。多くの社員が発病し職場をやめさせられたり、さいたま新都心郵便局をはじめ全国の職場で自殺者が相次いでいます。
 常軌を逸した退職強要に対しS君と共に立ちあがりましょう。

JP労組のみなさん今立ち上がる時です

 S君の闘いを契機に、全国の郵便局の社員の方の決起が始まっています。またS君に多くの激励と励ましの声が届いています。
 JP労組のみなさん。S君はJP労組の組合員です。低い賃金から毎月組合費を納めてきました。
 しかし、今回の不当解雇に対し、JP労組は即日解雇に対して抗議の一言もありません。
 JP労組員であるS君の不当解雇に対して、どのような理由で解雇したのか会社に問いただすことなど、組合としてやるべきではないでしょうか。JP労組南多摩支部・八王子西局分会は最低限の組合員への説明義務さえ果たしていません。これでは、般組合員から組合費だけ徴収し組合員が首を切られても、JP労組中央本部幹部は、年収1千万以上を組合費から受け取り、悠々自適の生活を送っているといわれても仕方がありません。
 今こそ労働組合の原点に立ちかえり、雇用と賃金の確保、職場環境の改善、働く社員が希望を持って働ける職場を作り出すために団結し立ち上がる時です。東京多摩局の非正規社員19名の解雇撤回闘争、関西富田林局の非正規社員3名の解雇撤回闘争、晴海局の非正規社員の交通事故、労災認定中の解雇撤回闘争、鶴見局の時間給280円もの大幅なスキルダウンに対する闘いなど全国で闘いが開始されています。

S君解雇は、「新人事・給与制度」導入と一体の攻撃です

 日本郵政は4月から「新人事・給与制度」を導入しました。給与制度は基本給を8割とし、2割を成果主義賃金の査定にまわすというものです。
 給与月額20万円の社員は月額4万円、年間で44万円の減額になります。この削減された賃金を営業ノルマなど成果を挙げた社員に当局が恣意的に分配するというものです。成果主義賃金の狙いは、労働者にとって最も切実な賃金待遇の差別を利用したあくどい競争と社員間の分断攻撃です。会社はこの分断を利用し、職場での団結を破壊し、物も言えない職場を作り奴隷のように社員を酷使し会社の利益をあげようということです。しかし、民間大企業では成果主義賃金では成果があがらず10年も前に撤退しているのです。
 一方「新一般職」の導入により、期間雇用社員は2013年から正規社員の道は打ち切られ、4月から期間雇用社員の一部が「限定正社員」として、6千人で発足しました。
 この「限定正社員」とは、名ばかりの正社員であり、給与などは非正規時代とまったく変らないのです。それどころか、局舎の統廃合で事業所が廃止になったら、配転などのは一切行なわずに全員解雇という条件の下での「正規社員」だということです。

正規・非正規社員の団結で解雇攻撃を跳ね返そう

 S君にかけられた正規社員の即日解雇は、たまたまS君が目標額を達成しなかったからということではありません。安倍政権は終身雇用制が労働者を甘やかしているとして、正規(無期契約)社員の「人員削減がなければ経営が維持できない」等の解雇の4要件など規制を取っ払い、「勤務成績不良」という一片の理由で即日解雇ができるという攻撃を始めたのです。安倍政権の一翼を担う日本郵政の西室社長がその突破口を切り開こうとしているのです。我慢していれば何とかなるという時代は終わりました。闘わなければ生きられない時代になったのです。共に闘いましょう。

 
成果主義賃金、「限定正社員」制度導入に反対しよう

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2014年4月17日木曜日

外注化阻止ニュース 第116号

http://www.geocities.jp/siensurukai_santama/index.html#%E5%A4%96%E6%B3%A8%E5%8C%96%E9%98%BB%E6%AD%A2%E3%83%8B%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%82%B9 



 外注化と高速鉄道ブームで鉄道事故が頻発
業務と労働者をJRに戻せ


 世界中で鉄道事故が多発しています。
 昨年、時速200㌔で走るスペインの新幹線が急カーブに突っ込んで脱線し、80人が死亡する大事故が発生しました(写真)。またフランス国鉄の在来線急行列車がポイントにはさまっていた継目板に乗り上げて脱線し、ホームに接触・横転して7人が死亡する事故も起きています。スイス国鉄の単線ローカル線では列車が正 面衝突し、運転士が死亡しました。
 カナダ東部ケッベク州でも原油を満載したタンク列車が横転し炎上して小さな町が壊滅状態となり、住民47人が亡くなっています。
 直接的には、レールのボルトの緩みや赤信号の見落とし、線路幅の違う在来線への新幹線の乗り入れなどが事故 の原因です。カナダの事故は、73両編成の列車を1人で運行中、火災の対応中に勾配上の列車が無人のまま走り出し、町中の急カーブで脱線しました。
 欧州では約15年前頃、東西ドイツ統一に伴う民営化や、英国での国鉄民営化による線路や信号の外注化が原因で重大事故が頻発しました。そして近年の世界的な高速鉄道ブームと外注化の結果、欧州だけでなく中国・インドでも重大事故が頻発しています。

外注化で鉄道の安全が危機に

 日本でも国鉄分割・民営化から十数年後の2000年前後から駅ナカやSUICAなどが重視され、鉄道事業が外注化されるようになって数年後の2000年代中期から福知山線脱線事故やレールの破断などが頻発しました。
 JR北海道の諸問題や川崎駅事故など重大事態が進展しています。「このままでは取り返しのつかない事故が起きるのでは」(4・1毎日新 聞)との懸念が高まっています。
 極寒風雪の中で鉄道を運行するJR北海道のかつての保線技術はJR他社の保線関係者が一目置くほどでした。しかし、無理な民営化と外 注化で最低限の保守もできなくなったのです。
 そしてJR東日本で第2の尼崎事故を予感させたのが川崎駅事故でした。世界一複雑な首都圏の鉄道では鶴見事故のような脱線多重衝突の大惨事になりかねません。
 鉄道は現場労働者の熟練と努力によって支えられています。JRは、現場を軽視し、ただ経費削減のためにする外注化施策を中止せよ。す べての業務と労働者をJRに戻せ!

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4.16最高裁への解雇撤回・JR復帰署名提出行動


4.16動労総連合出向裁判無効訴訟後の総括集会での田中委員長発言

鈴コン分会の解雇撤回を求める裁判、地裁で勝利!歓呼の声、お聞きください。

http://blog.nazen.info/


3ヶ月更新で、長い人で20年も働いてきた生コンミキサー車運転士のお仕事。正規雇用の権利が発生しないように、3ヶ月経つと1日解雇されるなんて抜け道も横行。あるとき突然別会社に転籍させられ、正規雇用から非正規雇用へ。

その中から労働組合を作って立ち上がった。過労死した仲間の解雇を撤回させるためにストライキに立ち、駅前の宣伝活動を理由に「名誉毀損」として解雇。

3ヶ月雇用だから、雇い止めにしただけ。こんな会社の口実は認められるはずもなく、裁判所も8割の賃金の仮払いを会社に命令しながら、裁判が続いてきた。

そして本日地裁で解雇は無効の判決。職場復帰させよと。解雇に遡って賃金を払い、しかも20日までに払わないと6%の利子付きで払えと仮執行付き。

当然の判決だが、会社側は高裁に持っていく気でいる。なんと傲慢な。

それでも、非正規雇用でも労働組合を作って闘える。しかも勝てると示したのは本当に大きい。

解雇も原発も戦争もない社会、作ろう☆

すべての原発いますぐなくそう!全国会議サイトから転載

2014年4月16日水曜日

日刊動労千葉 第7693号

外注化に反対して仕事と共にJRに戻ろう
すべてバラバラにするまで終わらない
外注化は必ず大事故につながる


外注化で大事故が起きた!

 2月23日、京浜東北線川崎駅で列車が脱線・転覆する事故が発生しました。たまたま乗客が乗っていない回送列車で、乗務員も軽傷でした。しかし、「第2の尼崎事故」になっていてもおかしくない大事故です。
 現場は5社の下請け・孫請け会社にバラバラにされていました。そして安全を守る仕組みも、指揮命令系統さえも破壊されたのです。外注化の結果起きた大事故です。
 外注化は、「雇用と安全」を破壊します。だから絶対に認められません。

日刊動労千葉 第7693号へのリンク

NAZEN通信 第12号

http://4754e3a988bc1d78.lolipop.jp/pdf/tsushin12.pdf
通信へのリンク

2014年4月13日日曜日

日刊動労千葉 第7692号

CTS成田空港事業所
ダイ改でさらなる労働強化!

CTSは職場で労働者が亡くなった事態を無視するのか!

最終列車が31分繰り下げ

 昨年8月、金子さんがCTS成田空港事業所で勤務中に亡くなった。その過酷な勤務自体は、これまで日刊で報道してきたとおりだ。しかし、CTSは今年3月のダイ改に伴い、職場環境を改善するどころか、さらなる労働強化を強制してきた。

日刊動労千葉 第7692号へのリンク

◆本部ニュース541号発行!

http://blogs.yahoo.co.jp/shinsaikyuenhonbu/11990417.html


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2014年4月12日土曜日

日刊動労千葉 第7691号

京浜東北線脱線転覆事故と同じ事態が日常化!
外注化粉砕は仲間と乗客の命を守る闘いだ


外注化は命に関わる安全崩壊をもたらした

 今年2月の京浜東北線川崎駅での脱線転覆事故は、外注化がどれほど安全を崩壊させるかを衝撃的に示した。
 外注化によって、基本中の基本である指揮命令系統や、安全を守る仕組みが破壊された。その結果の事故だ。今回はたまたま乗客の乗っていない回送列車で、乗務していた仲間も軽傷だった。しかし、一つ間違えば第2の尼崎事故になっていた重大事故だ。
 外注化が引き起こした安全崩壊だ。これは、運転、検査・修繕、駅工事など、あらゆる業務に関わる仲間の命、そして膨大な乗客の命に関わる重大な問題だ。

日刊動労千葉 第7691号へのリンク

集団的自衛権に反対する4・27集会へ!!

http://million.at.webry.info/201404/article_4.html

◆本部ニュース540号発行!

http://blogs.yahoo.co.jp/shinsaikyuenhonbu/11988704.html 

 

2014年4月11日金曜日

不誠実団交を許さない!

https://drive.google.com/file/d/0B4d9Rtjp0SVBZ21kTUp0Rksxak0/edit?usp=sharing


第1回団交
「茂垣って誰ですか?」と大ボケする志村部長

不誠実団交を許さない!


「数字は人格」と開き直る志村部長

 八王子西郵便局の全ての労働者のみなさん。
 S君不当解雇に対する3月26日の第一回団交は、会社の不誠実な対応に怒りが噴出しました。そもそも、解雇理由が「就業規則18条違反」の一行だけでは、説明責任を何も果たしていません。組合側の「具体的理由を文書で示せ」という要求に対して、「社内文書」を理由に拒否することは明白に不誠実団交そのものです(労組法第7条2号違反)。
 その上、志村部長の見え透いたペテン師ぶりには、あきれ果てます。志村部長は「数字は人格」ということを「営業は当たり前だと思ってます」と開き直りました。組合側の「それは茂垣さん由来の教えですか?」という問いに、志村部長は「茂垣って誰ですか?」「知らない」と大ボケしました。現に八王子西郵便局にも来て、その時S君に「茂垣さんが来ているから、言いたいことがあったら言ったらどうか」と言った志村部長が何という言いぐさか! とぼけるのもいい加減にしろ!

ウソでごまかす不誠実団交は許さん!

 茂垣課長とは、かつて王子局でヤクザまがいの脅迫と休日出勤の強制、目標未達成の社員を次々に退職に追い込み、目標を達成したことを「評価」されて異例の出世で東京支社の営業課長に納まった名うての人物です。現在、東京各局の指導を直接行うとして、支社には出勤せず東京の各局を回り、目標「未達成」の社員を脅迫し退職に追い込んでいる輩です。現に八王子西局にも来て、「指導」と称して退職強要をしているのです。「数字は人格」とは、そもそも茂垣の教えです。この茂垣を師と仰ぐ志村部長が知らないはずはありません。組合の追及に下を向いてごまかす態度に、志村部長の卑劣で薄っぺらな品性が鮮明に現れています。こんな大ウソは通用しないぞ!ウソでごまかす不誠実団交は断じて許さん!

青年の決起がJP資本を揺るがした

 第1回団交によって、この間繰り返されてきた志村部長、川嵜局長らのパワーハラスメントが退職強要そのものであったことが鮮明となりました。ましてや「健忘症」なる病名でもない理由で「受診命令」まで出したことは、ブラック企業の常套手段であり違法行為そのものです。
 S君は、12月以降連日繰り返されるパワハラ=退職強要をうち破って闘い抜いたからこそ、会社をこんな不当な解雇に追い込んだのです。解雇予告すらできなかったことに、今回の解雇の不当性は明らかです。たった一人の青年労働者の決起が、JP資本を揺さぶったのです。
 すべての郵便局で働く労働者のみなさん。団結して闘えば、こんなデタラメな解雇はうち破れます。共に解雇撤回まで闘いましょう。





八王子西郵便局は青年の未来を奪うな!
4・19決起集会


と き: 4月19日(土)午後6時30分開場
ところ: 八王子労政会館(第1会議室)
主 催: 郵政非正規ユニオン/合同労組八王子/三多摩労働組合交流センター/交流センター全逓労働者部会




【第2回団体交渉】

◇日時 4月18日(金)15:00~
◇場所 横山市民集会場
(八王子市並木町15-15 横山事務所2F)




解雇撤回!
戦争と非正規化の安倍たおせ!

5・1新宿メーデーに集まろう!


 いま、青年をはじめとして、全ての職場で、労働者に解雇・雇い止め、長時間労働と過労死・過労自殺が強制されています。
 安倍政権は『14年経労委報告』で、限定性社員制度の活用、裁量労働制の導入・8時間労働制の解体、派遣法改悪などをうち出しました。安倍は、総非正規職化、「解雇自由」の社会をつくり出そうとしています。労働者は闘わなくては生きていけません!
 とりわけ東京都では、東京オリンピック招致・「国家戦略特区」のもとで、労働規制の撤廃、都営交通24時間化などの攻撃がはじまろうとしています。先の都知事選では連合・東京は自民党推薦の舛添の支持にまわりました。闘う労働組合の登場が切実に求められています。
 安倍の民営化・外注化攻撃の最先端の攻防はJRにあります。JR北海道、川崎駅事故が示しているのは、87年の国鉄分割・民営化が破綻したということです。「解雇撤回・JR復帰」を求める動労千葉・鉄建公団訴訟は「解雇は不当である」と裁判所に二度も認めさせました。10万筆署名運動で「安倍の解雇自由」を許さない怒りを巻き起こそう! 5月1日は、JR本社へ大デモをおこない、闘う労働運動をつくりだそう!

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国鉄闘争全国運動 6・8全国集会




国鉄1047名解雇撤回・外注化粉砕!
――民営化は安全と雇用を破壊した――
今こそ闘う労働運動を甦らせよう

10万筆署名の力で解雇撤回判決かちとろう

(呼びかけ)国鉄分割・民営化に反対し、
1047名解雇撤回闘争を支援する全国運動(国鉄闘争全国運動)
国鉄闘争全国運動  6・8全国集会
6月8日 (日) 午後1時 (正午開場)
東京・文京シビックホール

安倍政権による改憲と戦争、総非正規化攻撃と闘おう!


 国鉄1047名解雇をめぐる動労千葉の裁判で昨年9月、東京地裁に引き続き東京高裁が不当労働行為を認定しました。現在、最高裁で争われています。「解雇撤回・JR復帰」の最高裁判決を求める10万筆署名の力で解雇撤回の判決を出させよう。6月8日、東京・文京シビックホールで国鉄闘争の全国集会を開催します。一人でも多くの方の参加と署名へのご協力を訴えます。
 国鉄分割・民営化は、戦後最大の労働運動破壊の攻撃でした。四半世紀を超える闘いは、ついに裁判所をして国家的不当労働行為を認めさせるところまできました。国鉄から始まった民営化と外注化は安全と雇用を破壊しました。JR北海道や京浜東北線川崎駅事故を見て下さい。非正規雇用の労働者も4割を超えました。
 闘う労働組合の復権が必要です。国鉄1047名解雇撤回の闘いは今こそ大きな意味を持っています。誰でも参加できる集会です。多くの方の参加を訴えます。

【会場への行き方】東京都文京区春日1―16―21
 ◎東京メトロ丸ノ内線・南北線後楽園駅▼【直結】 
 ◎都営地下鉄三田線・大江戸線春日駅▼文京シビックセンター連絡通路【直結】
 ◎JR中央・総武線水道橋駅▼【徒歩約10分】

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2014年4月10日木曜日

日刊動労千葉 第7690号

採用から1年、
交番検査半年で仕業検査ができるのか?

CTSに緊急申しいれー安全を破壊する「促成栽培」を直ちに中止しろ!
CTS労働者とともに闘おう!


 千葉鉄道サービスは、4月1日、昨年度採用したプロパー労働者19名の内14名を幕張事業所、京葉事象所、津田沼事業所に配属した。残る5名(横浜支社出向4名、八王子支社出向1名)については、5月から各事業所に配属するとしている。

日刊動労千葉 第7690号へのリンク

外注化阻止ニュース 第115号

http://www.geocities.jp/siensurukai_santama/index.html#%E5%A4%96%E6%B3%A8%E5%8C%96%E9%98%BB%E6%AD%A2%E3%83%8B%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%82%B9 


病気の労働者に「辞めろ」の暴言!
行方所長は背面監視をやめよ

 
  JR千葉鉄道サービス(CTS)幕張事業所の行方(なめかた)所長への怒りが職場で渦巻いています。
 幕張事業所では昨年5月以降、熱中症などで救急搬送が5回も発生し、成田空港駅では過酷な労働環境により動労千葉の組合員が勤務中に亡くなりました。こうした状況にもかかわらず、CTSは労働条件をまったく改善しません。その典型が幕張事業所の行方所長です。
 行方所長は、糖尿病を患った労働者からの「泊勤務をはずしてほしい」との要望に対し、「泊勤務ができないなら辞めろ」と暴言を吐いたのです。長い労働生活の中では病気は望まずとも誰でもあることです。もちろん会社には法的な安全配慮義務があります(労働契約法「使用者は…労働者がその生命、身体等の安全を確保しつつ労働することができるよう、必要な配慮をする」)
 泊勤務を外して日勤勤務に当てるなどの措置は当然の配慮です。しかし、行方所長は、本人からの要望を無視して「辞めろ」と何ら対策を行わず、労働者を退職に追い込んだのです。
 また幕張事業所では、清掃業務の「できばえ検査」で合格点に達しない月が2カ月続くとJRからの委託料が削減されるため、行方所長は、労働者の後をつけ回して「窓に脂」「床に髪の毛」などと陰湿な手口で作業を監視しているのです。
 こんなことをしても簡単に点数が上がるはずはありません。現場からは要員数が足りないとの声が上がっています。清掃業務はきつく、賃金も安く抑えられているので労働者が集まらないのです。この決定的な事実を黙殺しているのが行方所長です。

安い委託料、天下りには高額報酬

 何よりもJRが委託料を不当に安価に抑えていることが問題なのです。委託料が安いためにCTSは人も雇えず、きつい作業になっているのです。
 しかもその一方では、CTSにはJRからの天下りポストが用意され、行方所長のように仕事も分からない管理者が現場で働く労働者よりも相当多額の賃金・報酬を得ているのです。
 すべての業務と労働者をJRに戻すことです。労働者イジメの行方所長は直ちに辞めろ! JRとCTSでの労働条件を改善させよう。

ニュースへのリンク

2014年4月9日水曜日

日刊動労千葉 第7689号

泊勤務ができなくなった労働者に
「辞めろ」と暴言!

行方所長に「所長」の資質はない!


安い委託料のため労働者が雇えない!
天下りには多額の賃金が払われている!

 千葉鉄道サービス幕張事業所・行方所長に対する怒りが職場の中で渦巻いている。
 CTS幕張事業所で行っている清掃業務については、大別して、通常の日勤勤務による昼間帯での作業の他、18時頃に出勤して夜中の2時半頃に終了する夜勤勤務、さらに朝から翌朝まで勤務する泊勤務などがある。

日刊動労千葉 第7689号へのリンク

2014年4月8日火曜日

日刊動労千葉 第7688号

4・16出向無効裁判とともに
署名提出行動への結集を!


http://www.doro-chiba.org/nikkan_dc/n2014_01_06/n7688.htm


4月16日のスケジュール

出向無効確認訴訟(10:30 東京地裁527号法廷)
東京西部ユニオン鈴コン分会解雇撤回裁判(13:10 同632号法廷)
解雇撤回・JR復帰署名提出行動(午後 最高裁前)※集合9:30地裁前

日刊動労千葉 第7688号へのリンク

パワハラ解雇は許さない

https://drive.google.com/file/d/0B4d9Rtjp0SVBVERMQ2ROSkVYQzQ/edit?usp=sharing


 パワハラ解雇は許さない
八王子西局S君に決意

 解雇自由の安倍・西室を打倒しよう!

 郵便局で働く労働者のみなさん。
 3月24日、日本郵便株式会社は、八王子西郵便局で働くS君を全く不当にも解雇してきました。断じて許すことはできません!

パワハラ・退職強要、あげくは即日解雇

 八王子西局当局は、3月24日の午後3時過ぎに勤務中のS君を局長室に呼びだし、「本日をもって解雇します」と突然の「即日解雇」の辞令交付を開始しました。
 「解雇辞令」には、たった一行「就業規則第18条第1項第1号及び第5号の規定により解雇する」とあるだけです。「○月□日をもって」とも明記されていない。しかも1ヶ月前の解雇予告はなされていません。
 S君が再三にわたって「説明して下さい」と説明を求めたにもかかわらず川嵜(かわさき)局長や志村お客様サービス部長らは「あなたが理解力がないのを棚に上げて聞かないでください」と説明すらしない。「諭旨解雇なのか?、懲戒解雇なのか?」と説明を求めるS君に対してまともに応えずに、社員証を首からひっぱがし、ロッカーの私物を勝手に持ち出してきて机にぶちまけてその場で着替えさせたのです。そして、川嵜局長らは「私は本日の16時15分をもって上司ではなくなり、君は一般人となる。帰らない場合は警察を呼びます」と言って「警察に連絡しました。すぐに着ます。どうあっても解雇が変わることもない」とS君を追い出したのです。こんなデタラメな解雇はありません。

S君の闘いに追いつめられた当局の暴挙

 S君は昨年4月、22歳で日本郵便株式会社に正社員として採用されて、6ヶ月間の研修を終え、八王子西郵便局のお客様サービス部(かんぽの営業)に配属されました。ところが昨年12月お客と接して仕事を始める前から、突然、管理職から「お前はパラサイト(寄生虫)だ」、「お前を辞めさせる」などという露骨な退職強要が始まりました(左に別掲)。
 しかしS君は、この常軌を逸したパワハラ=退職強要をはね返し、郵政非正規ユニオンに加入して闘いに立ち上がりました。3月26日に団体交渉、31日に労働局による呼び出し調査の決定と、追いつめられた当局は24日にデタラメな即日解雇を強行したのです。S君は「パワハラ・解雇は絶対に許さない」と毎日、元気よく闘い、当局を追いつめています。たった一人の青年労働者の闘いが巨大なJP資本をも脅かす存在となったのです。

八王子西局だけの問題ではない!

 日本郵政は「郵政グループビジョン2021」で、郵便事業で利益を上げることを放棄し、かんぽ生命・ゆうちょ銀行の金融で利益を上げようとしています。「儲からない郵便事業は基本的に外注化か、低賃金の非 正規社員に押しつけ」「正社員はかんぽ生命・ゆうちょ銀行の営業委託に ふりむける」ことを中心とした日本 郵便に大きく変えようとしているの です。
そのために全社員を営業に「使えるか、使えないか」を基準に選別し、当局が一方的に「使えないと」判断した社員は解雇という攻撃をエスカレートしているのです。またそれは、正規社員を限定正社員の「新一般職」への異動か、パワハラによって疾病させ、自主退職に追い込むというものです。
 S君に対して行われた解雇攻撃は、その始まりです。八王子西局の管理職は朝礼で「数字が人格です」と放言しています。つまり、営業成績が人格を決める、成績の上がらない労働者は人間じゃないと言っているのです。これこそ民営・郵政の破綻した姿です。
 S君の解雇撤回の闘いは、八王子西局だけの問題ではありません。郵政グループで働く全労働者の未来をかけた闘いです。全国の職場から「S君を解雇するな!」の声を上げて行きましょう。

JP労組は組合費だけとって組合員の相談を受け付けないのか!

 S君は、入局早々に職場の先輩にすすめられ、JP労組に加入しました。彼は、労働組合は組合員を守るものだと思っていましたが、しかし、全くそうではありませんでした。
 S君は、八王子西当局によるパワハラがエスカレートした昨年12月にJP労組の分会に相談しました。そこで当局による退職強要の実態を書いて提出しましたが、それを見た分会役員は「商品説明ができないとダメだよ」と言って、S君の相談を受けつけませんでした。「組合はちゃんと働いている人のためのもので、まだ仕事をきちんとできないS君の相談は受け付けない」と拒否したのです。また今年の1
月にはいって分会長に「就業規則を見せてください」と相談した時も、分会長は「ない」と言って相談を拒否しました。
 JP労組から「相談は受けつけない」とつきはなされたS君は、郵政非正規ユニオンに相談して闘いに立ち上がったのです。
 2007年10月の民営化強行から丸7年目をむかえる郵政職場は、大変な状態になっています。欠員が補充されずに人が足らない、そのために郵便事故や交通事故が絶えない。JPEXの破綻と宅配統合の失敗による大赤字の経営責任をとらない経営幹部。中間管理者は「上の顔色ばかりうかがって」、全ての矛盾を現場の労働者に押しつける、等々。
 こんなとんでもない職場状況をつくり出している最大の原因は、会社当局と闘おうとしないJP労組本部・役員にあります。
 本来、労働組合は、労働者の利害のためにあるものです。それも一部ではなく、労働者階級全体の利害を代表して闘うために団結する組織です。「反対ばかり言うな」「会社に協力しろ」などと言っている労働組合幹部は、労働組合の本来の役割を投げ捨てているのです。
 このような状況は八王子西局だけの状況ではありません。あなたの組合はどうですか? S君と共に立ち上がろう。

すべては国鉄分割・民営化から始まった


 今日の郵政職場をはじめとした日本の現実は、27年前の国鉄分割・民営化(現在のJR)から始まりました。
 1987年の国鉄分割・民営化は、戦後最大の労組破壊攻撃であり、大量首切り攻撃でした。民営化までのわずか6年の間に20万人の国鉄労働者が職場を追われました。これは労働運動全体に激しいショックを与え、2年後の1989年には総評が自ら解散し連合が誕生、社会党も1995年に解散に追い込まれました。
 総評解散・連合結成の中で労働組合の多くは、御用組合に転向しました。しかし、闘いの火は国鉄1047名解雇撤回闘争と100万人の支援陣形へ、そして現在は動労千葉の解雇撤回・JR復帰の闘いに引き継がれています。
 動労千葉は昨年の9月25日、東京高裁において、国鉄分割・民営化での解雇を不当労働行為として認定させる大勝利を勝ちとりま した。国鉄・分割民営化攻撃をうち破るチャンスをつかみ取ったのです。その勝利の力は、動労千葉の不屈な職場闘争と全国で展開さ れている解雇撤回・JR復帰の最高裁10万筆署名運動です。
 解雇撤回の闘いは、安倍政権・西室体制との闘いです。この4月から導入された新一般職や新人事給与制度は、労働者を分断し競争に駆り立てようとする新たな団結破壊の攻撃です。国鉄闘争と一体でS君の解雇撤回闘争を闘い、全労働者の首切り・非正規職化を許すなの声を上げよう。安倍・西室を打倒しよう。


JP労組はS君への不当解雇を認めるのか





八王子西当局によるパワハラの実態
・部長が「昨年はあきる野(局)で新入社員を辞めさせた。これまでも何人も辞めさせた」と威圧する。
・風邪で有給休暇を申請したら、局長から「有給ではなく欠務あつかいにした」と通告される。
・部長がトイレを監視し、何度かトイレに行ったことに対して「泌尿器科に行け」と言い、「記憶障害、知的障害」とののしられることや、「お前は背後霊だ」などと人格を否定する様々な暴言。
・局長と部長がトイレまで尾行し「手を洗った水道代を損害賠償として請求する」と発言。
・「話しかけるな」「壁時計を見るな」と部長より職務専念義務違反が5回通告される。
・業務命令で産業医に受診させて無理矢理「精神病」に仕立て上げようとされる(これはブラック企業が労働者を退職に追い込む常套手段です!)等々。




八王子西局は青年の未来を奪うな!
4/19解雇撤回総決起集会

日時:4月19日(土)午後6時半
会場:八王子労政会館(八王子市明神町3-5-1、JR八王子駅・北口下車 徒歩10分)
主催:郵政非正規ユニオン/合同労組八王子/三多摩労組交流センター/労組交流センター全逓労働者部会

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2014年4月6日日曜日

日刊動労千葉 第7687号

出向と偽装請負の駅業務外注化絶対反対!
曖昧な「情報」や指示では第2の川崎駅事故に!


 JR千葉支社は、4月1日から、下総中山、検見川浜、土気、八幡宿、長浦の5駅を千葉鉄道サービスに業務委託を行おうとしている。

日刊動労千葉 第7687号へのリンク

全国運動速報 第31号

http://www.doro-chiba.org/z-undou/pdf/sokuhou31.pdf 


10万署名の力で解雇撤回・JR復帰かちとろう!
4・16署名提出行動

 

▪4月16日のスケジュール▪
動労総連合-出向無効確認訴訟(10:30 東京地裁527号法廷)
東京西部ユニオン鈴コン分会解雇撤回裁判(13:10 同632号法廷)
解雇撤回・JR復帰署名提出行動(午後 最高裁前) ※集合9:30地裁前


4月14日までに署名の集約をお願します


 4月16日、外注化粉砕の動労総連合・出向命令無効確認訴訟とともに、最高裁に対する2度目の「解雇撤回・JR復帰」署名提出行動を行います。この日に向けて、全国のみなさんにあらためて署名運動への取り組みを訴えます。
 私たちの闘いは、東京地裁・東京高裁に不当労働行為を認めさせました。あと一歩で国鉄分割・民営化による1047名の解雇を撤回させることができます。国鉄分割・民営化が国家的不当労働行為であったことを認めさせることができます。
 戦後最大の労働運動破壊の攻撃に対して27年間闘いぬき、ついにここまで押し返したのです。本当に大きな勝利です。
 国鉄分割・民営化は、JR北海道の安全崩壊と全社会的な雇用破壊にいきつきました。民営化・外注化の矛盾がふきだしています。その中で、敵は労働者の怒りがいつ爆発するのかと戦々恐々としています。解雇要件さえ踏みにじるデタラメな解雇が横行している現状は、それだけ敵が追い詰められているということです。だからこそ、敵の攻撃の中心点である国鉄闘争で、国鉄1047名の解雇を撤回させることには本当に大きな意味があります。
 この署名は、労働者の誇りを取り戻し、怒りを形にすることができるものです。本当に悔しい思いをしながらも一度は和解に応じざるを得なかった闘争団や全国の支援者。半数が非正規職に突き落とされている青年たち。署名を呼びかける中でそういった労働者とつながり、職場の雰囲気を変えていくこともできます。
 10万筆の署名で、本当に解雇撤回をかちとれる情勢がうまれています。切り開いたものが大きいからこそ、このチャンスをものにできるかどうかが私たちに問われています。中途半端に終わらすことはできません。全体が本気になって10万筆を本当に達成する中で、新しい運動の展望も生まれてきます。
 国鉄分割・民営化以来20数年の闘いと労働運動の再生をかけて10万筆署名を訴えます。

解雇撤回・JR復帰を求める最高裁署名
2万4867筆(14年4月5日現在)


 料金受取人払郵便用の封筒を作成しました。労働組合などの組織的取り組みを依頼する際に活用して下さい。郵便料金は全国運動で負担しますが経費の問題もありますので慎重な使用をお願いします。問い合わせは事務局まで。

ビラへのリンク

◆本部ニュース539号発行!

http://blogs.yahoo.co.jp/shinsaikyuenhonbu/11966557.html 



2014年4月5日土曜日

日刊動労千葉 第7686号

外注化粉砕!  解雇撤回・JR復帰!
4・16出向無効裁判に集まろう


http://www.doro-chiba.org/nikkan_dc/n2014_01_06/n7686.htm
 

「解雇撤回・JR復帰」最高裁10万筆署名を集めきろう

 4月16日、外注化粉砕の出向命令無効確認訴訟第6回弁論が行われる。同日の午後に、「解雇撤回・JR復帰」10万筆署名の2度目の提出行動を行う。全力で署名を集め、大結集でJR・裁判所を追い詰めよう。

日刊動労千葉 第7686号へのリンク

2014年4月4日金曜日

解雇撤回! 4.19(土)決起集会

https://drive.google.com/file/d/0B_eHMUAYIH2UWW9Lbnp4NTh1ejQ/edit?usp=sharing

八王子西郵便局は青年の未来を奪うな!
解雇撤回! 4.19(土)決起集会


◆ブラック企業=日本郵便を許さないぞ!
◆青年労働者を職場に戻せ!
◆闘う労働組合を甦らせよう!
◆14春闘勝利!

 3月24日、八王子西郵便局は突然23歳の入社1年目の青年労働者のクビを切ってきました。昨年末以来、執拗に繰り返されたパワハラ=退職強要を跳ね返した青年の決起がJP資本を追い詰め、手続き的にもデタラメな解雇に追い込んだのです。たった一人の青年の決起が日本郵便㈱揺るがしました。
 「数字が人格ですから」――営業成績不良の労働者は人間じゃないとまで言うのか! 第1回団交では、当局は解雇理由の文書提出を拒否しました。不当解雇は明白です。労働者をなめるな! 解雇撤回!決起集会に集まろう(写真は3/31八王子西局前抗議行動)

と き: 4月19日(土)午後6時30分開場
ところ: 八王子労政会館)第1会議室
主 催: 郵政非正規ユニオン/合同労働組合八王子/
    三多摩労働組合交流センター/交流センター全逓労働者部会




八王子西郵便局は不当解雇を撤回せよ!

局前行動に激励と共感

 3月31日正午、八王子西郵便局玄関口前に陣取った郵政非正規ユニオン、合同労組八王子、そして都内の各ユニオンの20人の仲間たちは、一斉に「不当解雇を撤回しろ!」「ブラック企業日本郵便を許さないぞ!」とシュプレヒコールを上げ、局前抗議行動を開始しました。当該を先頭に各ユニオンの仲間たちは、次々にマイクを握り、入社1年目の未来ある青年労働者の解雇に対して烈火のごとく怒りを叩きつけました。
 当局は、警察に頼んでパトカーを要請、自らは悪事におびえて局内に閉じこもり、窓のカーテンからこっそり覗いている始末だ。配達から次々と帰ってくる労働者たちから声援が寄せられる。郵便局に来たお客や、近所の住民たちからも「なんてひどい局なんだ」「頑張ってください」と激励が寄せられました。

デタラメな即日解雇

 3月24日、八王子西郵便局当局は1ヶ月前予告もなく、突然入社1年目の青年労働者を解雇しました。一片の「解雇辞令」のみで解雇予告手当もありません。彼は再三にわたって「説明してください」と食い下がったにもかかわらず、説明すらしないのだ。それどころか勝手にロッカーを開けて私物を取り出し、会議室で制服を着替えさせて「帰ってください。警察を呼びますよ」とまで言ってきた。こんなデタラメな解雇を許せるか!

退職強要を跳ね返した青年の決起

 八王子西局は、昨年末から連日常軌を逸したパワハラ=退職強要を繰り返して来ました。「お前はパラサイトだ」「お前を辞めさせる」などという人格を否定するような暴言、さらには「お前は病気だ」と決めつけ、産業医に受診させて無理矢理「精神病」にすることを狙った「業務命令」まで…。これはブラック企業が労働者を退職に追い込む常套手段です。断じてゆるせません!
 今回の解雇は、当局の退職強要を跳ね返して青年労働者が決起したことに追い詰められて、日本郵便本社が強行したものです。
 パワハラやいじめなど、闘う青年労働者の前には無力なのだ。解雇予告もできない中に、敵の弱点があります。たった一人の青年労働者がJP資本をも脅かす存在となったのです。

ブラック企業=日本郵便を許すな

 JP資本は「郵政ビジョン2021」郵便事業で利益を上げることを放棄し、簡保、郵貯の金融で利益を上げようとしてきました。八王子西局の管理職は朝礼で「数字が人格です」と放言しています。つまり営業成績が人格を決める――成績の上がらない労働者は人間じゃないと言っているのです。これこそ新自由主義の本性です。
 八王子西局での解雇は、西局だけの問題ではありません。総ブラック企業化した日帝・ブルジョアジーの労務支配をひっくり返す闘いです。だから絶対に負けられない闘いです。解雇撤回をかちとるまで、断固として闘います。

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日刊動労千葉 第7685号

第14期労働学校始まる!

4月19日基礎編「資本と労働」 白井徹哉(ちば合同労組書記長)
5月22日実践編「動労千葉労働運動について」 布施宇一(動労千葉顧問)

第13期労働学校実践編最終回で、高山俊吉弁護士が「裁判員制度と改憲ー現下の改憲阻止運動の焦点は何か」と題しての講義がおこなわれました。

日刊動労千葉 第7685号へのリンク

2014年4月3日木曜日

外注化阻止ニュース 第114号

http://www.geocities.jp/siensurukai_santama/index.html#%E5%A4%96%E6%B3%A8%E5%8C%96%E9%98%BB%E6%AD%A2%E3%83%8B%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%82%B9 


 自分の失敗は隠蔽し労働者には責任を押しつけ
行方所長こそ清掃不正の張本人

 JR千葉鉄道サービス(CTS)幕張事業所の行方所長の労働者に対するイジメや責任転嫁 に怒りの声が噴き出しています。行方(なめかた)所長は、清掃業務でクロス(布)などを車内に忘れた班の班長を執拗に叱りつけます。
 しかし一方で、行方所長は、自分の失敗については隠蔽しているのです。

アンテナ探しに夢中で列車から汽笛


 行方所長はある日、幕張車両センター構内で業務用携帯無線機のアンテナを落とし、なにも報告せずに昼休みに一人で探し回り、探すのに夢中になって出区列車に気づかずに列車から汽笛を吹かれる事態を引き起こしました。
 行方所長はいつも「指差喚呼」を口うるさく言っているのに、この時は指差喚呼もせず、列車の確認も行わないで、アンテナ探しのために構内を歩き回っていたのです。
 労働者のミスは徹底的に攻撃し、自分の失敗は認めずに隠蔽して誤魔化そうとする行方所長には、所長としての資質はないと言わざるをえません。

意見を出しても取り上げず改善もせず

 行方所長は、清掃担当の班長や主任との打ち合わせで要員の回し方や業務の方法など清掃業務について出された意見についてもまったく取り上げず、要求を本社に上申して改善しようともしません。
 その一方で、行方所長本人は清掃業務の内容についてほとんど分からないのに、班長や主任に相談もなしに清掃のやり方や内容を勝手に変更し、業務が混乱したこともあります。
 こうした状況の中で全般清掃不正問題が発覚しました。全般清掃が行われていないのに「完了」印が押され、それがJRに報告され、CTSに多額の委託費が支払われていたのです。
 この報告を行っているのが行方所長です。行方所長こそ全般清掃の不正を行ってきた張本人なのです。
 行方所長は、労働者への責任転嫁をやめ、全般清掃の不正の真相を明らかにし、責任をとって所長を辞任せよ!

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2014年4月2日水曜日

日刊動労千葉 第7684号

"霞が関へ攻め上ろう" 
3・23三里塚全国総決起集会 東京・芝公園

http://www.doro-chiba.org/nikkan_dc/n2014_01_06/n7684.htm



3月23日、東京・芝公園で、全国から950人の結集で農地裁判控訴審勝利に向けた全国総決起集会と都心デモをおこなった。

日刊動労千葉 第7684号へのリンク

動労水戸 事故の原因は外注化にある

http://file.doromito.blog.shinobi.jp/27ca957e.pdf


京浜東北線・川崎駅脱線転覆事故
事故の原因は外注化にある


鉄道の安全は一元管理によってのみ守られる

 2月23日(日)午前1時11分頃、京浜東北線・川崎駅構内で回送列車と工事用軌陸車が衝突し、10両編成電車が脱線・転覆、運転士・車掌がケガをするという大事故が起きた。
 事故が起きた川崎駅構内は、東海道線、京浜東北線、南武線が走るという過密地帯である。このような場所で、JR東日本は工事を下請けに丸投げし、異なる5つの会社が現場作業する中で起きた事故だ。
 当日は、川崎駅改良工事の4日目の作業が行われようとしていた。安全を守る要である線路閉鎖は当然JRが責任を持ってやるべきだ。しかし現実は、線路閉鎖責任者はテッケン興産という会社だった。しかも工事には全く違う会社が5社も入っているのだ。起きるべくして起きた事故だったということだ。
 JRは事故原因について「原因は線路閉鎖着手前に、工事用軌陸車を載線しようとしたため」としているが、事故の真の原因を ごまかしている。鉄道は「一元管理」しなければ必ず事故が起きる。列車の運行を管理しているのはJR本体であるにもかかわらず、現場にはJRの責任者は一人もいなかった。むしろJRは「特定元方事業者と見なされるおそれがあるから、施行管理はしてはならない」と指導しているのである。事故の原因が「外注化」であることは、誰の目にも明らかだ。
 冨田哲郎・JR東日本社長は事故の後、社員に対して「『確認会話』や『指差喚呼』等の基本動作を丁寧かつ誠実に実施することが、『お客様の命を守る』『私たちの命を守る』ことにつながります」と言っている。しかし、本当に事故を防止するために会社がやるべきことは、外注化をやめることだ。いくら労働者が「指差喚呼」しても、JRの一元管理を復活させなければ事故は起きるのだ。

事故のもう一つの原因はJR東労組にある

 JR東労組は事故直後に以下の声明を出した。
「現在、事故原因は明らかになっていませんが、今後、私たちは現場の状況から、徹底した原因究明をおこなわなければなりません。その上で、ハード・ソフト両から再発防止対策を打ち出すこととします。
【全組合員の皆さん!】
今こそ、本来業務に集中し、職場から安全風土再確立に向け、たたかい抜こうではありませんか!」

 事故の原因である「外注化」には一言も触れず、本来業務に集中しろと説教しているのだ。
 2000年頃から本格的に開始された保線業務をはじめとしたメンテナンス部門外注化は、東労組の全面協力をもって実現した。現場労働をバラバラにし、外注会社の連絡体制もなく、防護無線も発報できず、JRも管理しない中で今回の事故は起きた。自分の組合員を死の危険にさらし、会社と共に外注化を推進してきた東労組こそ事故を引き起した一方の加害者だ。

果たしてこれでいいのかMTSプロパー教育・養成


 MTSは、昨年10月からプロパーに限定免許を取得させ、3月から構内運転士としての業務を開始させている。また、それとは別にJRに出向させ6ヶ月間交検(交番検査)の見習をさせて検修業務の訓練してきたプロパーを、4月からMTSに戻し仕業検査業務などに就けようとしている。
 こんな教育・養成の仕方で、JRとMTSの言う「技術の継承」ができるのか。交検はパートだけでも7つ以上もある。たった6ヵ月ですべてのパートを覚えた者はこれまでいない。しかも仕業検査は、交検のように決められた通りにやる仕事ではなく応用編だ。車両故障のすべてに対応しなければならず、ベテランが担う仕事だ。とうてい6ヶ月交検の見習をやったくらいでできる仕事ではないことは検修職場の常識だ。さらに、4月以降MTSでどんな訓練をやるというのか、MTSにはこうした人材を育てた経験も蓄積もない。それなのにそのプロパーを勝田ばかりでなく水戸や土浦にも配置し、仕業検査ばかりか誘導や信号業務までさせようとしているという。もはやメチャクチャとしか言いようがない。
 MTSではすでに事故が多発している。昨年12月17日には、移動禁止合図旗をつけなかったために車両が移動し給水・汚物抜きホースを切断する事故が起きた。さらに、この事故の直後にも移動禁をつけないで作業するという重大な事故が起きている。MTSはまともな安全教育も行えないことは明らかだ。
 われわれは、労働者・利用者の命と安全を守り抜くために重大な危機感を持って闘い抜く。外注化に対し絶対反対を貫き、共に闘おう!




業務は5社に丸投げ

工事管理者:鉄建建設
工事管理者(保安担当):大林組
線路閉鎖責任者:テッケン興産
工事車両運転手:恵比寿機工
重機安全指揮者:シンテイ警備
列車見張員:シンテイ警備

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2014年4月1日火曜日

郵政非正規ユニオンNEWS43号

https://drive.google.com/file/d/0B_eHMUAYIH2UQU9TLXkwOGZkTm8/edit?usp=sharing

 



「数字は人格」と言い切る日本郵政は
ブラック企業そのものだ!
違法な解雇をただちに撤回しろ!

逆らう社員は正規も非正規も関係ない?

 郵便局で働く皆さんお疲れ様です。今、八王子西郵便局でとんでもない事態が起こっています。郵政非正規ユニオンのS組合員へのすさまじい痛めつけと即日解雇です。
 彼は保険業務の営業として正規社員として入社しました。しかし、「数字が人格だ」という、お客様サービス部部長志村の常軌を逸した退職強要と、ヤクザ以上ともいえる一年にもわたるパワーハラスメントに耐え、「郵政非正規ユニオン」と「合同労働組合八王子」に同時加盟して闘っていました。3月26日に団体交渉も決まり」、翌31日には東京労働局からの出頭命令が決定していた最中の24日に、日本郵便社長高橋亭名による、3月24日当日の即日解雇の辞令が強引に渡されたのです。
 解雇予告もなく解雇予告金も支払われず、勿論この突然の解雇についても一切の説明もなく、社員証を首からひっぱがし、ロッカーの私物を目の前の机にぶちまけてその場で着替えさせたのです。説明を求めるS組合に対し「私は本日の16時15分をもって上司ではなくなり、君は一般人となる。帰らない場合は警察を呼びます。」といって「警察に連絡しました。すぐに着ます。どうあっても解雇が変わることもない」といって追い出したのです。
 八王子西局でのビラまきには周辺の住民も参加し、抗議のシュプレヒコールを行なうなど、郵政当局へのあまりに酷い退職強要やS組合員の事実上の局内軟禁状態に徹底抗戦をしていました。
 まだまだ法制化されていない期間雇用社員は契約期間の満了による正当な雇い止め」という言い分で、郵政当局はこの三年間で10万人以上の期間雇用社員への強引な雇い止めを行なってきました。
 ですが今回のS組合員の解雇は「正規社員であっても気に食わないものは解雇する。説明も必要なければ、文句があれば裁判でも何でも受けて立ち、負ければ責任をとるさ!」というものです。
 正規労働者を守るためにある「社会通念上相応と認められない解雇は出来ない・解雇権乱用防止の為に整理解雇の四要件がある・解雇回避の努力義務と当該が納得するまでの説明責任がある・労働組合法・日本国憲法」等を郵政当局は「金さえ払って裁判をすればやぶってよし」と堂々と言って行動に移しているのです。
 労働者は働かなくては生きていけない、安定して働くことで人生設計がなりたっているというのは正規でも非正規でも同じです。
 郵政は最後の防波堤である様々な「法律」や「労働組合との労使協議」すら守らない。ですが、私たち労働者もこの時代に生きる人間すべてが唯黙ってやられているばかりではない。毎日のように集会やデモ・ストライキで決起するものは後をたたないのです。
 「数字が人格?」冗談ではない! 我々は献身的に社会を支えて守っている人間だ! 金を稼ぐために自爆営業や恫喝行為や犯罪行為すら推進していく企業があってはならない! 郵政だけでなく日本全体がブラックだ! 私たち「郵政非正規ユニオン」と「合同労働組合」と共に「JP労組」も共に闘おう!

「数字が人格!」裁判でもなんでも
好きにするがいい!これを許せるのか?


ニュースへのリンク

日刊動労千葉 第7682号

幕張支部配転差別・ライフサイクル
配転差別事件
中労委の反動命令を徹底弾劾する!


中労委命令の取り消しを求めて闘いぬこう!

3月27日、中央労働委員会は、「幕張支部配転差別・ライフサイクル配転差別事件」について、「申立を棄却する」との反動命令を交付してきた。絶対に許すことはできない。

日刊動労千葉 第7682号へのリンク