JR東本社団体交渉会社が
養成体系の抜本的転換を公言
養成体系の抜本的転換を公言
将来の運転士養成は「しかるべき時期に提案」
乗務員解体攻撃に全力で反撃しよう!
JR東本社団体交渉会社が養成体系の抜本的転換を公言
乗務員解体攻撃に全力で反撃しよう!
JR東本社団体交渉会社が養成体系の抜本的転換を公言
組合 ワンマン運転拡大が全社的に行われている。車掌の大幅な減少は、運転士登用に影響しないのか。
会社 車掌の要員や養成数を減らせば、運転士になる人材が絞られる。ワンマン化拡大ですぐに車掌の養成をやめることは考えていない。将来的にはワンマン化が進み、どこかの段階で絞る必要がある。
組合 将来の運転士養成はどうなるか。
会社 しかるべき時期に提案する。
組合 駅から車掌、運転士という関係が崩れてきている。車掌を経ずに運転士ということも考えているか。
会社 そもそも本体の駅が減っている。検討しているわけではないが、直接運転士ということもありうる。
組合 エルダー運転士や車掌の関係で養成数を絞っていないのか。
会社 現段階で将来を見込んで絞っているということはない。
JR東日本は10月30日の団体交渉で、将来の運転士養成について「しかるべき時期に提案する」と回答した。さらに、「本体の駅が減っている」「将来的にはワンマン化が進むから車掌数を絞る」「直接運転士ということもありうる」として、抜本的な転換を狙っていることを隠そうともしなかった。
次元を超えた攻撃のはじまり
会社はこの間、駅業務外注化やワンマン運転拡大を進めてきた。駅業務外注化を進めれば車掌のなり手が減り、ワンマン化で車掌が減れば運転士のなり手が減る。そのことは外注化やワンマン化を始める時点で分かっていたことだ。それが乗務員の養成に与える影響は、最大級の核心問題だ。だが、会社は「必要な要員は確保する」といった回答に終始し、この問題について何一つ明らかにしてこなかった。
それを今回、会社は〝これまでの養成体系を崩す〟と公言した。明らかに会社が本格的な攻撃を準備しているということだ。
現場労働者の団結にこそ力がある
すでに具体的な攻撃は進行している。10月20日には常磐線特急の車掌1人乗務化により車掌の要員が削減された。乗降客数が25万人を超える大規模駅である秋葉原駅を、来年3月1日に現地責任者を含めて全面外注化する提案が行われている。そして、乗務員勤務制度改悪提案と一体で、「輸送サービススタッフ」という形で乗務員そのものを解体し、無権利化する狙いを明らかにしている。
明らかにこれまでの〝外注化・強制出向〟という次元を超えて、完全別会社化・転籍強制のレベルで攻撃がかけられている。乗務員勤務制度解体攻撃は、その突破口に位置付けられている。それは、「会社がこのために東労組解体に踏みだした」といっても過言ではない攻撃だ。
すでに、会社は組合を徹底的に無視して施策を進めようとしている。ダイ改の概要提案も行わないとしている。黙っていれば、一言も声をあげられない職場にされ、会社の好きに施策を進められることになる。
この中で、現場労働者の団結した力を会社に示すことができれば、必ず事態を動かすことができる。一人ひとりの労働者が声をあげ始めれば、間違いなく大きな力を持つ。今こそ、職場に闘う労働組合を取り戻そう。すべての仲間は、動労千葉とともに乗務員勤務制度改悪反対の声をあげよう。
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次元を超えた攻撃のはじまり
会社はこの間、駅業務外注化やワンマン運転拡大を進めてきた。駅業務外注化を進めれば車掌のなり手が減り、ワンマン化で車掌が減れば運転士のなり手が減る。そのことは外注化やワンマン化を始める時点で分かっていたことだ。それが乗務員の養成に与える影響は、最大級の核心問題だ。だが、会社は「必要な要員は確保する」といった回答に終始し、この問題について何一つ明らかにしてこなかった。
それを今回、会社は〝これまでの養成体系を崩す〟と公言した。明らかに会社が本格的な攻撃を準備しているということだ。
現場労働者の団結にこそ力がある
すでに具体的な攻撃は進行している。10月20日には常磐線特急の車掌1人乗務化により車掌の要員が削減された。乗降客数が25万人を超える大規模駅である秋葉原駅を、来年3月1日に現地責任者を含めて全面外注化する提案が行われている。そして、乗務員勤務制度改悪提案と一体で、「輸送サービススタッフ」という形で乗務員そのものを解体し、無権利化する狙いを明らかにしている。
明らかにこれまでの〝外注化・強制出向〟という次元を超えて、完全別会社化・転籍強制のレベルで攻撃がかけられている。乗務員勤務制度解体攻撃は、その突破口に位置付けられている。それは、「会社がこのために東労組解体に踏みだした」といっても過言ではない攻撃だ。
すでに、会社は組合を徹底的に無視して施策を進めようとしている。ダイ改の概要提案も行わないとしている。黙っていれば、一言も声をあげられない職場にされ、会社の好きに施策を進められることになる。
この中で、現場労働者の団結した力を会社に示すことができれば、必ず事態を動かすことができる。一人ひとりの労働者が声をあげ始めれば、間違いなく大きな力を持つ。今こそ、職場に闘う労働組合を取り戻そう。すべての仲間は、動労千葉とともに乗務員勤務制度改悪反対の声をあげよう。
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