CTSは大幅賃上げを!
契約パート賃上げは見送り、
天下りは〝お手盛り〟
契約パート賃上げは見送り、
天下りは〝お手盛り〟
JR千葉鉄道サービス(CTS)の2019年4月1日以降の賃金は、社員については定期昇給を実施しましたが、CTSの現場の3分の2を占めている契約・パート社員については賃上げは見送りとなりました。
4月から食品などの値上げが相次ぎ、秋には消費増税(+2%)も計画されています。実質賃金は下がっています。ところがCTSの19年度決算(速報値)は約130%の増益、営業利益は3400万円です。にもかかわらずCTS経営陣は現場の死活的な要望を平然と踏みにじっているのです。
天下り所長の手当は2倍に!
他方、4月1日から実施された就業規則改定では、所長手当(職務手当)は現在の2万円から4万円(2倍)に、副所長は1万5千円から2万5千円に増額されました。
会社側は「これまでの管理者の手当が低かった」「社員のやる気を引き出すため」と言っていますが、会社創立から10年の間に1人でも現場から所長になった者がいるのか。すべてJRからの天下りです。お手盛り報酬、日産ゴーンと一緒です。誰が日々の現場の仕事をやっているのか。
団体交渉で会社側は「契約社員、パート社員は昨秋に引き上げを行った(+10円)」60~65才の賃金引き上げを行った」から今回の賃金改定は見送ったと言っていますが、合計しても最低賃金の引き上げ幅にも満たない。
リクルートが3月に公表した三大都市圏(首都圏・東海・関西)の募集時平均賃金は1041円でした。木更津地域でも大型店舗の出店があいつぎ、販売系は軒並み時給1000円を超えています。現在のCTSの賃金で人が来るわけがない。結局、会社は要員不足の矛盾を現場に押し付けつけているだけなのです。
現場から怒りの声を上げよう
団体交渉で動労千葉の組合員は「都合のいいときだけ『グループ会社』と言っているが、賃金は別なのか」「肉体労働で昼がカップ麺ひとつ。これで本当にいいと思っているのか」「体を壊しながら夜勤を続けなければ食っていけない賃金だ。せめて日勤だけで食える水準にしてほしい」と訴えました。
会社は、こうした現場の声をどう思っているのか。現場から怒りの声を上げよう。動労千葉に加入し、ともに闘おう。
ニュースへのリンク
4月から食品などの値上げが相次ぎ、秋には消費増税(+2%)も計画されています。実質賃金は下がっています。ところがCTSの19年度決算(速報値)は約130%の増益、営業利益は3400万円です。にもかかわらずCTS経営陣は現場の死活的な要望を平然と踏みにじっているのです。
天下り所長の手当は2倍に!
他方、4月1日から実施された就業規則改定では、所長手当(職務手当)は現在の2万円から4万円(2倍)に、副所長は1万5千円から2万5千円に増額されました。
会社側は「これまでの管理者の手当が低かった」「社員のやる気を引き出すため」と言っていますが、会社創立から10年の間に1人でも現場から所長になった者がいるのか。すべてJRからの天下りです。お手盛り報酬、日産ゴーンと一緒です。誰が日々の現場の仕事をやっているのか。
団体交渉で会社側は「契約社員、パート社員は昨秋に引き上げを行った(+10円)」60~65才の賃金引き上げを行った」から今回の賃金改定は見送ったと言っていますが、合計しても最低賃金の引き上げ幅にも満たない。
リクルートが3月に公表した三大都市圏(首都圏・東海・関西)の募集時平均賃金は1041円でした。木更津地域でも大型店舗の出店があいつぎ、販売系は軒並み時給1000円を超えています。現在のCTSの賃金で人が来るわけがない。結局、会社は要員不足の矛盾を現場に押し付けつけているだけなのです。
現場から怒りの声を上げよう
団体交渉で動労千葉の組合員は「都合のいいときだけ『グループ会社』と言っているが、賃金は別なのか」「肉体労働で昼がカップ麺ひとつ。これで本当にいいと思っているのか」「体を壊しながら夜勤を続けなければ食っていけない賃金だ。せめて日勤だけで食える水準にしてほしい」と訴えました。
会社は、こうした現場の声をどう思っているのか。現場から怒りの声を上げよう。動労千葉に加入し、ともに闘おう。
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