2019年8月22日木曜日

闘いなくして安全なし No.224

https://www.doro-chiba.org/ga/tn224.pdf


何が「乗務係」だ! 撤回しろ!
社友会ではなく闘う労働組合を

 運転士・車掌の職名を廃止して「乗務係」にする? 乗務員は「事務職」? しかも、はじめから「退職まで乗務員」を否定する?
 会社は、毎日多くの乗客の命を預かり、鉄道の安全を守っている乗務員のことを何だと思っているのか! こんなことを〝当たり前〟にさせてはなりません。そのためにも職場から反対を貫く闘いが必要です。

安全を犠牲に労働条件を奪うな!


 会社は、運転士・車掌というあり方を否定し、乗務員の権利を奪おうとしています。AI化や自動運転を口実に「運転士・車掌という特別な職名や手当は必要ない」というのです。
 しかし、その前提は真っ赤なウソです。どんなシステムを導入しようと、最後に安全を守れるのは現場労働者だけです。現場労働者を低く扱うことは、鉄道の安全をないがしろにすることです。
 しかも会社の狙いは、乗務員への攻撃を通して、JRで働くすべての労働者の権利を奪うことです。絶対に許せません!

安全と仲間のため反対貫く闘いを

 現実に行われたことは、乗務員勤務制度改悪とダイ改合理化による労働強化です。そして、無制限なワンマン化提案です。こんなことを続けて鉄道の安全が守れるはずがない!
 ジョブローテーションやワンマン化との闘いはJRだけの問題にとどまりません。
 地域からはワンマン化拡大への大きな不安と怒りの声があがっています。どの職場でもAI化や機械化などによる合理化の結果は、労働強化と労働条件の改悪です。
 この攻撃との現場からの真剣な闘いには、社会の怒りと結びついて社会問題化し、攻撃を阻止する力があります。現場が反対を貫いて闘う以上、会社も乗務員を次々に異動し続けることなどできないのです。
 だからこそ、社友会にだけは入ってはなりません。鉄道の安全が崩壊しようと、仲間の雇用が奪われようと、声一つあげられない職場にするための組織だからです。
 必要なのは闘う労働組合です。ジョブローテーション・ワンマン化提案に反対を貫いて声を上げる職場からの闘いです。動労千葉ととも に職場から声を上げよう。

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