2020年6月26日金曜日

日刊動労千葉 第8810号

CTS職場代表選 幕張事業所
関委員長「圧勝」で三選かちとる!


津田沼・京葉・千葉事業所でも多くの支持あつまる

誰もが平等に正社員になれる職場を!
投票してくれた仲間の皆さん、ありがとうございました



6月12日からCTS(千葉鉄道サービス)の各事業所で職場代表選が行われ、動労千葉の組合員は幕張事業所、津田沼事業所、京葉事業所、千葉事業所で立候補しました。

幕張事業所では、関委員長が有権者223名中131票(前年117票)を獲得し、2位のCTS労組委員長(得票63票、前年70票)に2倍以上の差をつける圧勝となりました。一昨年の職場代表選から3回連続の勝利をかちとることができました。

津田沼事業所では惜しくも敗れたものの28票対32票というギリギリの接戦でした。京葉事業所や千葉事業所でも昨年を10票以上上回る支持を得ることができました。

組合員はもとより、多くの他労組・組合未加入の仲間が動労千葉の候補に投票してくれました。投票してくれた仲間の皆さんに心よりお礼を申し上げます。ありがとうございました。

要員増・労働条件の抜本的な改善を

コロナ感染症対策は、長期にわたって続くことを覚悟しなければなりません。そうであれば最低でも生活の見通しが立つような労働条件は絶対に必要です。「全員が平等に正社員になれる職場」は最低限の要求です。

JRはCTSにつり革消毒も委託しました。1日あたり津田沼50両、幕張40両、京葉40両分です。つり革は1両120個以上あります。例えば津田沼事業所では消毒担当のうち2人が20両ずつ担当します。2千数百ものつり革を腕を上げたまま消毒しなければなりません。

清掃職場はあまりの労働条件の悪さのせいで、ただでさえ要員はいつもギリギリです。その上、すでに膨大な量の窓閉めや車両消毒など、これまでにない労働強化が行われています。その現状のまま「つり革をすべて消毒しろ」「不特定多数が触れるところは消毒しろ」「トイレを消毒しろ」など不可能です。

真剣に感染対策を考えるなら、要員増が絶対に必要です。十分な要員の確保は、労働条件の抜本的な改善なくしてありえません。

そして、危険手当の支給は当然の要求です。車両や駅の清掃では毎日ゴミを収集し、トイレを清掃し、嘔吐物などを処理しています。鉄道で感染者が出れば、その場所の消毒も必要になります。つねに危険と隣り合わせで働いているのです。

闘う労働組合の力で職場を変えよう

コロナ感染症拡大の中、医療や介護、保育、鉄道、交通運輸や郵便、清掃やごみ収集などで働く労働者は「エッセンシャルワーカー」とも呼ばれるようになりました。社会にとって「必要不可欠な労働者」という意味です。しかし、こうした労働者こそ非正規職や低賃金、無権利状態に置かれてきました。

雑巾一つ絞ったこともないJRからの天下り幹部が年収1千万円も取り、CTSの現場労働者は時給900円あまりで必死に働いている――こんな現実は根本的に間違っています!

この現状を変えるためには、現場労働者の団結に依拠してJR・CTSと対決する労働組合の力が必要です。

すべての仲間の皆さんに改めて訴えます。動労千葉に結集してともに闘おう。そうすれば職場はもっと変えられます。動労千葉は職場の仲間の皆さんとともに闘います。

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