2020年6月30日火曜日

日刊動労千葉 第8812号

万国の〝エッセンシャルワーカー〟
団結せよ!



 CTS職場代表選で、幕張事業所では関委員長が2位に倍以上の差をつけて圧勝(3回連続)。津田沼事業所では28票対32票というギリギリの接戦。京葉事業所や千葉事業所でも昨年を大きく上回る支持を得ました。
今号の日刊動労千葉においては、津田沼事業所で大奮闘した渡辺執行委員の代表選へのお礼文を紹介します。コロナ情勢下で闘う動労千葉の心意気を表しています。全組合員で共有し、たたかいは「いまから・これから」、新たな闘いを開始しよう!

津田沼事業所職場代表選挙投票御礼!

 6月18日CTS津田沼事業所職場代表選挙の開票がありました。約半数の方から、支持を得られました。誠にありがとうございました。私の力不足で残念ながら職場代表にはなれませんでした。

根本的に間違っている!

 この間、「エッセンシャルワーカ―」という言葉がよく使われるようになりました。社会にとって「必要不可欠な労働者」という意味です。医療や介護、保育、スーパー、鉄道・交通運輸や郵便・清掃やごみ収集、自治体など、緊急事態宣言の中でも職場に行って働かなければ社会の機能が維持できなくなる仕事をしている労働者をさします。
しかし今の社会では、こうした「エッセンシャルワーカ―」こそ、契約や派遣、パートなどの非正規雇用とされ、低賃金・無権利の状態に置かれているのが現実です。
コロナの蔓延は、こうした社会のあり方が根本的に間違っていることを突き出しました。こうした労働者が、非正規雇用で、低賃金の状態に置かれている今の現状は本当に間違っています!

現場から声をあげよう!


 新型コロナウイルスは便に大量に含まれ、トイレでの感染リスクが高いと言われています。また、ゴミ収集の労働者の感染リスクにも社会的な注目が集まっています。車両や駅の清掃をする仲間たちはその危険と隣り合わせで働いています。
一日中ゴミを収集し、トイレを清掃し、嘔吐物などを処理する。危険手当等の労働条件整備も絶対必要かつ緊急の課題です。現在のあまりに酷い賃金・労働条件を改善することが最低必要です。
労働者と乗客の安全は、現場から一人ひとりが声をあげることによってしか実現しません。今後とも様々な声をお聞かせ下さい。

  2020年6月20日 渡辺 靖正

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私たちの仕事が社会の根幹を支えているのです。私たちは団結して、声を上げます。堂々と誇りをもって要求します。

1.必要な要員確保!

人を集めるためには、現在のあまりに酷い賃金・労働条件を改善することが絶対に必要。

2.誰もが平等に正社員に!

 感染症対策の専門家が指摘するように、今の事態が長期に続くことを覚悟しなければなりません。そのためには、最低でも生活の見通しが立つような労働条件や制度が確立される必要があります。

3.危険手当の支給!

 雑巾一つ絞ったこともない会社の幹部は年収1千万円、現場労働者は時給900円!感染の危険と隣り合わせで働いている。危険手当など労働条件整備は絶対に必要だ。

 全世界で、日本でも医療福祉の現場を先頭にあらゆる産別で労働者が団結して立ち上がっています。コロナ危機との闘いの中で闘う労働組合を甦らせよう!
「万国の〝エッセンシャルワーカー〟団結せよ!」

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