2020年12月31日木曜日

日刊動労千葉 第8883号

 千葉機関区支部第26回定期大会(11\25)
職場と団結を守り抜こう!

 11月25日、「憲法改悪粉砕!貨物合理化・改悪人事賃金制度粉砕!賃金格差・評価制度による低賃金構造を打ち破り、千葉機関区への新採配属をかちとり職場と団結を守り抜こう!」をスローガンに、千葉機関区支部は第26回定期大会を開催した。

地域間格差は許せん!

議長に大久保君を選出し、冒頭あいさつに立った梶ヶ谷支部長は「動員や諸活動など、この1年間大変ごくろうさまでした。ほとんどの組合員がシニア社員となる中で、最大の課題は高齢者対策と賃金の問題です。特にシニアの基本賃金の地域間格差は許せません。会社は、コロナ禍の中で働いている労働者の労に報いるのが筋ではないか。私も60歳になり、65歳まで安心して働ける労働条件確立に向け頑張ります」と力強く訴えた。
本部を代表して関委員長からJRの動向と闘いの方向性について、大竹副委員長から貨物をめぐる課題について提起された。つづいて渡辺青年部長、地域共闘の仲間から挨拶を受けた。
これからの支部運営のあり方などについて議論がなされ、新たな1年の闘いがスタートした。



ワンマン運転反対!
コロナ禍に便乗した第三の分割民営化粉砕!
千葉運転区支部第45回定期大会(12/3)


 
 12月3日、DC会館において千葉運転区支部第45回支部定期大会と第44回乗務員分科定期総会が開催された。議長に山口君を選出して議事が進められた。

高澤支部長が「コロナで状況は一変した。会社は赤字決算を口実に、期末手当の大幅削減をしてきた。これまで積み上げてきた黒字は何だったのか。ワンマン運転は大きな問題だ。コロナ禍で始発・終電の繰り下げ・上げを行うなど、あらゆる攻撃を強めてきている。今後も絶対反対で闘わなければならない。動物との衝突が激増している。組合として全力で取り組んでいきたい」とあいさつ。
中村乗務員分科会長が「この間、いろいろとお世話になりました。支えていただきありがとうございます」とあいさつ。

来賓として本部より川﨑書記長が11月集会への参加のお礼を述べた後、今後の闘いの方向性が示され、経過報告後に質疑応答が行われた。

▼指令の無線呼び出しが走行中にあり安全上問題がある。法令上も問題ないのか確認してほしい。入換中にも呼び出しが来る。構内は一番事故が多いところだ。
▼出区点検をちゃんとやれと言われるが、チェック表通りにやったら遅れてしまう。今は窓を開けろという話もあり、それでなくても間に合わない。出区点検の内容が区によって違うのはなぜか。
▼アルコール検査、点呼は「自分の時間」だとサービス労働を強制されている。シーツ交換も同じだ。「やらないのは困る」といいながら、指示するなら労働時間として扱うのが当然だ。
▼コロナ感染について点呼時に検温を行わないのはおかしい。

活発な意見に対する支部・本部からの答弁が行われた後、方針案が拍手で確認され、高澤支部長の団結ガンバローで成功裡に終了した。

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