2021年2月10日水曜日

闘いなくして安全なし No.295


不当配転に断固反撃を!
ジョブローテーション
ただちに中止しろ!②

現場からの声に力がある

 ジョブローテーションにより、2月1日には千葉でも多くの乗務員が駅に強制配転されました。会社が矢継ぎ早に攻撃を仕掛ける中、声を上げること自身も困難を伴います。
 しかし、鉄道を動かす力も、この職場の現実を変える力も、すべて現場労働者にあります。会社は「大きく」とも、「強い」わけではないのです。
 現場労働者に力があるからこそ、どうしても東労組のジョブローテーション妥結を認めることはできません。攻撃を容認すればさらなる攻撃のエスカレートを引き起こします。たとえどんなに厳しくとも労働組合には譲ってはならない一線があります。

ジョブローテー ション容認できない

 駅への大量配転は、東労組がライフサイクルについて「白紙撤回はできない」「3年で帰ってこれる」と現場を諦めさせ、容認してきた結果です。それが「恒久的な駅への配転」へのエスカレートを生みました。
 大切なのは攻撃はここで終わったわけではないということです。駅への配転を容認すれば、次は「即出向」「転籍」「輸送サービススタッフ化」へと、乗務員を使い捨てる攻撃がさらにエスカレートすることは間違いありません。

今こそ職場から声あげよう


 しかし、会社も何か展望を持っているわけではありません。本気になって声を上げれば、さらなる攻撃のエスカレートを止めることができます。
 ライフサイクル提案当初、東労組の青年運転士たちの激しい怒りの声を前に、会社も実施を延期せざるを得ませんでした。乗務員をたらい回しにして駅に放り出すなど、それ自身が矛盾だらけです。現場が反対を貫いて声を上げている以上、会社もやすやすとたらい回しにできないのです。
 今こそ動労千葉とともに声を上げよう。

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