2021年2月24日水曜日

闘いなくして安全なし No.297


3月ダイ改・ワンマン運転拡大反対!

3・13動労千葉総決起集会

ローカル線、地域と安全切り捨てるな!
障害者の「交通権」守れ!
乗務員を駅に配転するな!
鉄道業務の外注化やめろ!

3月13日(土)13時 30分
館山商工会議所ホール

ワンマン化に地域から怒りの声

 内房線・外房線の沿線地域でワンマン運転反対の声が広がっています。「事故や災害時などに運転士一人で対応できるのか」「駅の無人化も進む中で障害者や高齢者への対応が置き去りにされるのではないか」といった不安や懸念が語られています。九州では障害者の方々から「公共交通機関で自由に行動できる権利を」 と訴える裁判も起こされています。
 しかし、JR東日本はあくまでワンマン運転拡大を強行しようとしています。国交省通達では「ワンマン運転の実施に際しては、利用客に対して、相当な期間にわたって周知徹底を図ること」とされ、国交省の担当者も「利用者や地域住民に周知し、納得してもらうことが必要」と回答しています。
 しかし、地域住民への説明会さえ開かれていません。JRの対応に、「公共交通としての使命を果たす気があるのか」という怒りの声があがっています。
 
地域とともに声あげよう

 会社の攻撃を打ち破る最大の力は、職場から団結して声をあげることです。
 動労千葉は地域の怒りとともにワンマン運転反対の闘いにたちあがります。3月13日には総決起集会が開催されます。


地域で広がるワンマン運転反対の声

○12/17 館山市議会が全会一致で意見書採択
 「障害者にとってワンマン化は非常に大きな不安」「高齢者も同様で、高齢化率の高い内房エリアでは深刻」「動物との衝突時、運転士1人で乗客の安全確保と車両の後処理を適切に行えるのか」といった点から、安全性が十分に確認されるまでワンマン運転を導入しないことを要請する意見書を全会一致で可決。可決された意見書は衆・参両議院の議長、国土交通大臣等へ提出。

○内房線と地域を守る会は、南房総市、鴨川市、君津市、木更津市、富津市、袖ケ浦市などの各議会に陳情を行っている。

○「ワンマン運転導入の中止を求める署名」への地域の協力が広がっている。地元市役所や商工会議所、各商店や喫茶店などに署名用紙が設置されている。

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