2021年2月11日木曜日

外注化阻止ニュース 第516号


不当配転に断固反撃を
ジョブローテーションただちに中止しろ!

 「異動は人を成長させる」など強弁して進めているJR東日本のジョブローテーションによって、千葉でも2月1日に多くの運転士や車掌が駅に強制配転されました。片道切符の強制配転です。
 ジョブローテーションは、JR東日本における鉄道業務の全面的な分社化と転籍の本格化です。だからこそ、どうしても東労組のジョブローテーション妥結を認めることはできません。攻撃を容認すればさらなる攻撃のエスカレーションを引き起こします。
 たとえどんなに厳しくとも労働組合には譲ってはならない一線があります。

ジョブローテーション容認できない

 駅への大量配転は、東労組がライフサイクル( 運転士の駅配転)について「白紙撤回はできない」「3年で帰ってこれる」と現場をあきらめさせ、容認してきた結果です。それが「恒久的な駅への配転」へのエスカレーションを生みました。
 大切なことは、攻撃はここで終わったわけではないことです。駅への配転を容認すれば、次は「即出向」「転籍」「輸送サービススタッフ化」へと、乗務員を使い捨てる攻撃がさらにエスカレーションすることは間違いありません。

今こそ職場から声あげよう

 しかし、会社も何か展望を持っているわけではありません。現場から本気になって声を上げれば、さらなる攻撃のエスカレーションを止めることができます。
 かつて会社がライフサイクル提案したときも、東労組の青年運転士たちの激しい怒りの声を前に、会社も実施を延期せざるを得ませんでした。乗務員をたらい回しにして駅に放り出すなど、それ自身が矛盾だらけです。現場が反対を貫いて声を上げている以上、会社もやすやすとたらい回しにできないのです。


 動労千葉は検修業務の外注化反対の闘いを展開し、10年単位でその実施を遅らせました。今なお会社の思う通りには進んでいません。
 闘えば状況を変えることはできます。今こそ動労千葉とともに声を上げよう。

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