安倍国葬阻止!改憲・戦争の岸田を倒せ!
9・23全国集会&デモへ!
9月23日(金、休)午後1時
芝公園23号地集会広場
主催/改憲・戦争阻止!大行進
安倍銃撃事件に際して訴える
2022年7月8日、元首相である安倍が銃撃され死亡した。この事件によって、半世紀に渡る自民党政治家と極右カルト団体「統一教会(現・世界平和統一家庭連合)」との醜い癒着と腐敗した姿が改めて白日の下にさらされた。当初はすべてのマスコミが事件の動機を「特定の宗教への恨み」「安倍氏が関係していると思い込んだ」などとごまかしていたが、いまや統一教会と政治家の関係が次々に暴露され、誰もがこの事実から目をそらすことができなくなっている。
安倍は祖父・岸以来、もっとも深く統一教会と一体化してきた人物であり、統一教会によって家族と生活を破壊された怒りが安倍に向かうのは必然であった。自民党とマスコミは「民主主義への挑戦」というが、冗談ではない。誰より「民主主義を破壊した」のは安倍だ。
現首相である岸田は、7月22日に閣議決定でこの安倍の国葬を9月27日に行うことを決定した。だが、安倍政権下で行われたことは、集団的自衛権の行使容認であり、安保法―戦争法制定の強行であり、教育基本法の改悪であり、労働法制の抜本的解体、労働者の権利と労働組合の破壊だった。その中で、どれほどの労働者が非正規職に突き落とされ、生活を破壊され、死に追いやられてきたのか。参院選過程では、国防費2倍化や「核共有」まで声高に主張していたのだ。
首相在任中には、森友学園問題をめぐる公文書改ざん、加計学園問題、「桜を見る会」問題など、腐敗しきった姿を晒してきた。公文書改ざんを強制された財務省近畿財務局職員の赤木氏は自殺に追い込まれた。「桜を見る会」での金銭腐敗に関しては、国会で118回にのぼる虚偽答弁を続けた。誰より民主主義を破壊してきたのが安倍晋三だ。岸田は「民主主義を守り抜くため」と言いながら、何の法的根拠もない国葬を、閣議決定のみで行うという。これこそ「民主主義の否定」でなくて何なのか。
われわれは、安倍政権による戦争・新自由主義政策を断じて認めない。岸田政権が事件に便乗し、国葬をもって安倍の「神格化」と国家による国民動員、改憲・戦争・大軍拡に利用することを断じて許さない。
労働者こそ社会の主人公だ。戦争を止め、労働者の生活と権利を守り、社会を変える本当の力は、労働者の団結した力の中にこそある。われわれは、戦争に向かう岸田政権と対決し、新自由主義攻撃を打ち破り、労働運動の再生に向けて全力で闘いにたちあがる。
2022年8月29日
国鉄千葉動力車労働組合
多くの仲間たちとつながろう!
9/3 11月集会賛同人・団体会議
9月3日、「2022年11月労働者集会賛同人・賛同団体会議」が都内で開催されました。前回賛同人会議以降の経過と取り組み、11月集会をとりまく情勢と課題が提起されました。
1.高鳴る戦争・改憲の危機―国家主義、〝国を守れ〟にすべてがのみ込まれて生きかねない危機と現実との闘いを。
2.あらためて関生弾圧―労組つぶしを許さないの一点で、これまでのしがらみを越えて団結を組織していくこと。
3.国交省―JRによる在来線4割削減。分割・民営化以来の大攻撃=国家改造計画との闘い。
4.国際連帯闘争のさらなる発展へ。(例年どおり、前日5日に国際連帯集会を開催します)
11月集会まであと2か月!攻撃をチャンスに変えて、闘えばひっくり返せるということ、思うところ・考えるところをわかりやすく伝えて、思い切って賛同を広げること、が確認されました。