関西生コン労組弾圧ゆるすな!
11.6 全国労働者総決起集会
労組つぶしは戦争への道!
労働者の団結した力で新自由主義を終わらせよう!
戦争・大軍拡・改憲を止めよう!
闘う労働運動を蘇らせよう!
改憲阻止!1万人大行進
集会終了後、日比谷野音〜銀座〜東京駅までデモ行進
日時 2022年11月6日(日)正午〜
場所 東京・日比谷野外音楽堂
呼びかけ 全日本建設運輸連帯労働組合関西地区生コン支部 / 全国金属機械労働組合港合同 / 国鉄千葉動力車労働組合 / 国鉄分割・民営化に反対し、1047名解雇撤回闘争を支援する全国運動 / 改憲・戦争阻止!大行進
関生弾圧をうち破ろう!
11・6労働者集会へ大結集を!
労働組合の未来かけた闘い
関西生コン労組(全日建運輸連帯労働組合関西地区生コン支部)が戦後最大の労働運動弾圧に立ち向かっています。
この弾圧は2018年から始まりました。関西地方の中小企業の生コン運転手らが加盟する関西生コン労組の組合員が、正当な組合活動であるストライキやビラ配布、正社員化の要求などを「威力業務妨害」「強要未遂」「恐喝」とでっち上げられ、不当逮捕されたのです。組合の委員長や役員など逮捕者は延べ89人にのぼり、警察・検察による組合脱退の誘導、組合事務所への出入りや組合員との接触を禁じる裁判所の保釈条件など、ゼネコンや大手セメントメーカー、大阪広域生コン協同組合の経営者らの意を汲んだ国家権力による露骨な産業別労働運動つぶしが行われました。
この弾圧に対して、全国の労働法学者や弁護士、市民や労働組合など、「関西生コン支部への弾圧を許さない」の一点で立場や上部団体の違いを超えた支援の輪が全国に広がりました。全国的な支援を背景に、労働委員会では不当解雇の取り消し・原職復帰、団交応諾など相次いで組合勝利の救済命令が出され、裁判でも一部無罪が勝ち取られています。
今年5月28日には組合主催の「なめたらアカンで!労働運動! 関生総決起集会」が開催され、全国から420人が集まり、大阪府警に対するデモが行われました(表面写真)。弾圧開始から4年、多くの苦闘を経ていま、関西生コン労組は現場からの闘いを軸に反転攻勢へと打って出ています。
関生弾圧に対する闘いは労働運動変革の闘いとして労働者と労働組合の未来をかけた闘いであり、新たな労働運動の可能性を生みだしています。
弾圧ゆるさず、労働運動を甦らせよう
関西生コン労組弾圧と同時期、JR東日本でも大規模な労働組合つぶしが開始されました。当時、JR東で最大労組であったJR東労組に対して組織的な組合脱退勧奨が始まり、わずか数か月で4万7千人いた組合員が1万5千人に減少したのです。官邸主導の動きとも言われています。
二つの弾圧が開始される前年の2017年には、当時の安倍首相が「2020年に新憲法を施行する」と語り、9条改憲を表明しました。また「労働基準法以来70年の大改革」だとして「働き方改革関連法」を制定しました。
私たちは関生弾圧と JR 労組破壊を改憲・戦争に向けた「労組なき社会」をつくり出す攻撃と捉えて、職場・産別をこえて闘いを呼びかけます。いまこそ「労働者の権利破壊、労働組合つぶしは戦争への道だ」と声を大にして訴えます。労働者の我慢も限界です。今こそ労働運動を力強く甦らせなければなりません。戦争を止め、労働者の生活と権利を守り、社会を変える力は、労働者の団結した闘いの中にこそあります。
11・6全国労働者総決起集会への結集を心より訴えます。
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