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闘いはこれから。被災地労働運動への闘争資金カンパを訴える!
カンパアピール
皆さんこんにちは。現地対策本部の谷和司です。3月11日から120日が過ぎました。
私たちは、生き抜き闘いぬくためには団結し組織的力となって行動することが必要でした。このとき動労千葉と全国労組交流センターが救援対策本部を立ち上げ、全国の仲間の皆さん、そして海外の仲間の皆さんの私たち被災地への救援の物資・カンパを送っていただいたこと、本当にありがとうございました。
労働者・労働組合の全国組織、国際的な連帯組織があることが本当にすごいことなんだということを、今改めて感じています。
私たちは被災地労働運動を、8・6ヒロシマ~8・9ナガサキと団結し、11月労働者集会へ、2012年へと大きな運動としてひろげていきたいと決意しています。
全国の仲間の皆さん、再度の被災地へのご支援、カンパを心から訴えます。
被災地に階級的な労働運動を作り出す
世界大恐慌下の3・11大震災と原発事故は、日本資本主義を崩壊させる歴史的情勢となっています。起きていることはむき出しの階級戦争です。私たちは被災地の現実、何よりフクシマの怒りを知れば知るほど、この被災地にこそ階級的な労働運動をつくりださなければならないと思っています。
福島の仲間は、3月11日直後の3月20日に労働組合の赤旗を立てて街頭宣伝に決起しました。この怒りの決断と行動が6月19日の1510名の反原発、怒りのフクシマ行動を実現した根源的な力だと思います。
福島に続いて仙台でも新たなたたかいが自治体で、そして震災解雇と闘う合同労組のたたかいがはじまりました。
郵政での政治休戦と復興キャンペーンを打ち破って労働組合を甦らせるたたかいの開始は、4月12日からの週2回の救援本部ニュースの局前朝ビラでした。この朝ビラ行動は労働組合運動そのものです。この本部ニュースは、職場の雰囲気を一変させています。自分が被災しているにもかかわらずカンパをしてくれる仲間があらわれました。
職場の仲間には怒りが充満しています。
職場の闘いを組織しない組合の日常のあり方はなぜと聞けば、当局が「勤務時間中の組合活動は認めない」と言っているからできないと支部役員が言うのです。この関係の中で当局は、「ノルマと自己責任」の分断と支配をしてきたのです。
一から労働組合を作り出していく闘いを開始
職場の青年労働者が原発問題に関心を持ち、政治的な意識が高まってきています。動労千葉の分校としての労働学校に参加する青年が新たに出てきています。
今起きているこれらのことは青年労働者は行動と組織を求めているということです。
労働者が団結したら職場の状況は一変します。
被災地での「一から労働組合をつくりだしていく」闘いは始まりました。
全国の仲間の皆さん。今一度私たちのたたかいへのご支援を心からお願いします。
救援カンパの送り先
○郵便振替口座
口座番号00150-9-408647
加入者名 全国労働組合交流センター
※通信欄に「被災地カンパ」と明記のこと
○三菱東京UFJ銀行 仙台支店(店番314)
普通預金0226731谷和司(タニ カズシ)
※物資については必ず事前連絡を!