原発事故がもたらした恐るべき現実
こんな社会をかえよう
3月11日の大震災・原発事故から4ヶ月が経過した。しかし、未だ5千人もの行方不明者、家に帰ることもできない10万人の避難者がいる。
高度の放射能汚染のために現場に立ち入ることさえできず、行方不明者を捜すことも、遺体を埋葬することも、汚染されたがれきを処理することもできない。その方策さえ決まっていないからだ。被災地は復興どころか汚染されたがれきの処理もままならない。震災の被害だけだったら、とうに復旧に向けて動き出していただろう。
また、全国各地でも牛や魚、野菜、茶葉などの食品、あるいは下水道の汚泥、ゴミ焼却場の焼却灰など、放射能汚染が次々と明らかになっている。