2011年7月7日木曜日

日刊動労千葉 第7163号

国鉄闘争の火を消してはならない!
―4者4団体の「闘争集結」に際して訴える―
闘いの旗を降ろしてはならない
6月24日、原告団・国鉄闘争共闘会議が「闘争終結」を表明した。
同日に開かれた共闘会議総会で、二瓶議長が「政党関係者から『JR雇用はゼロ』と聞かされた。不満だがもう展望はない。共闘会議も闘争を終結し、6月30日で解散したい」と提案。出席者からは、「政府やJRの対応がひどいのは予測できたことだ。それよりこの1年間何の運動もしてこなかったことが納得できない。これでは尻きれトンボだ」「JR7社の声明を認めることはできない。共闘会議解散に反対する。雇用を拒否したJRに抗議すべきだ」「当事者にも納得できない者がいる」等の反対や抗議の声が相次いだが、「闘争終結・解散」はすでに事務所の撤退まで含めて準備され、後戻りのできないものであった。新聞報道でも「24年超にわたる闘いは後味悪い結末を迎えた」と書かれている。4者4団体は「雇用」を放棄して最終的に闘いの旗を降ろした。
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