2013年12月30日月曜日
12/28民主労総、第1次ゼネストを貫徹!
パク・クネ退陣!民営化阻止!労働弾圧粉砕!鉄道ストライキの勝利!民主労総ゼネスト決意大会」の参加者数万人が光化門交差点一帯を占拠してデモを行った。 この日の午後、ソウル広場での労働者・市民10万人が参加した中、民主労総ゼネスト決議大会を終えた参加者は、鐘路と世宗路、太平路一帯で行進し、鉄道ストライキが正当であることを知らせ、前の晩に、国土交通省が奇襲的に水棲KTX株式会社の運送事業の免許証を発行したことを糾弾した。
沖縄県知事の辺野古埋め立て承認を、認めない!
12月27日、仲井真知事がついに辺野古の埋め立てを承認しました。そのとき、沖縄県庁は「不承認!」を求める1500人以上の県民によって取り囲まれていました。仲井真知事はどちらを向いているのか?誰の利益の代表者なのか?誰の目にも明らかになった瞬間でした。【続く…】
【とめよう戦争への道!百万人署名運動サイトから転載】
2013年12月29日日曜日
動労水戸 相次ぐ会社の不正発覚
職場で共に働く皆さん! 職場で起こる問題の責任をあいまいにせず、私たちは水戸支社・本社・MTSと団交を行なってきました。これらの原因は、検修・構内外注化と、安全の軽視であり、会社と管理者の責任をあいまいにしてきたことにあります。高い地位と給料を得て「ルールを守れ」「コンプライアンス違反をするな」と言う管理者たちが、実は自分たちの保身ばかり行っている、「自分さえ逃げられればいい」...こういうあり方が、原発事故やJR北海道、そして全社会の非正規職化を生んでいる原因ではないでしょうか。
今度はポイント不転責任逃れに走るMTS
11月18日に勝田車両センターで起こったポイント不転換事故について、11月26日の団交でMTSの責任を追及しました。回答では「最後にポ イン トの油差しを行ったのは6月か7月ごろ、それ以降は 油が 無くな り、注文するのに時間がかかって油差しができなかった」。不転換の原因が 油切れにあ ることを 追及すると、「油切れだけが不転換の原因にな るわけではない」と開き 直る始末です。昨年10月の外注化以降、1回しかポイント清掃を行っていないことも判明しました。業務の引き継ぎや見張りを 立てて作業することや、信号所と連携して作業することなども行われていないことも明らかとなりました。
団交で毎回業務の不備が追及されると、MTSは「しっかりやる」「徹底する」と繰り返してきました。しかし、問題は一向に改善されませ ん。これらの不備は小さな問題ではなく、このよう な 無責任の積み 重ねの上に重大事故が起こるのです。その時、命を脅かされるのは労働者であり利用者なのです。
コンプライアンス違反の上に竜田延伸狙うJR
12月11日の本社団交では、常磐線竜田駅延伸問題と、K544の「偽装交検」問題について会社を追及しました。7月16日に行われた「偽装交検」の問題について、本社も把握しており「コンプライアンス違反」を認めました。水戸支社が不完全な交検を通常の交検と偽って郡山総合車両センターに報告していたことを本社は把握していたのです。しかし、今に至るまで支社・現場管理者に至るまでコンプライアンス違反などという認識もなし、責任も問われていません。
この問題は労働者への被ばく強制とつながっています。7月17日、本社の深沢副社長は楢葉町長と会談し、常磐線竜田駅までの運転再開を早期に目指すと表明しました。K544の移送以来、放射能をごまかし、根拠のない安全キャンペーンを行い、安全の根幹である交番検査まで偽装しました。すべてが政府と一体になって避難区域を縮小するためです。福島第一原発4号機の核燃料棒の取り出し作業が行われている中、JRは緊急時の対策を何も準備していないことも団交の中で明らかになりました。
こうした中、水戸支社は2月1・2日、いわき―広野間で「ポケモントレイン」なる臨時列車を運行し、子どもたちを無料で招待するというのです。同じ福島の只見線は「復旧には莫大な経費がかかる」と住民の強い要望があるのに不通のまま。政府と一体となって「復興キャンペーン」を行うためには、金も使い子どもも利用する。絶対に許すことはできない!
会社の理不尽な裁量で労働者を分断するな!
12月7日、勝田車両センターでは、遅刻が発生したのに助役が打刻・点呼を受け付けたものとして処理しました。問題が追及されると、支社の回答は「助役が気づかずにハンコを押した」。誰も納得できません。本人と対面しない点呼はあり得ない。管理者に隠す意図がなければ絶対に起こらないことなのです。特定の社員のミスについては隠す、他の社員は厳正に処罰する。こうしたことが行われてきたことは誰もが知っています。その場その場の勝手な裁量で労働者を分断し支配する。そうしたこれまでの会社・管理者のあり方を私たちは絶対に許さない。真実は隠せないのです。
会社の不合理な施策やごまかしを黙って放置しておけば、私たちはいつまでも「使い捨ての労働力」のままです。新自由主義・大失業と労働強化・非正規職化の時代の中で青年は競争させられ、真面目に会社に従う以外の選択肢を奪われています。しかし、そうした青年ほど「使い捨て」にされているのが現実です。労働組合は職場の団結を基礎に、こうした会社と社会を変えるためにあります。共に怒りの声を上げよう!
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2013年12月28日土曜日
日刊動労千葉 第7629号
12月22日、三里塚芝山連合空港反対同盟事務局次長の萩原進さんが急逝されました。あまりの突然の悲報に言葉を失いました。今も信じることはできません。
萩原さんは初代青年行動隊長として当初から空港反対闘争の先頭にたち、1983年「3・8分裂」後は事務局次長として北原事務局長を支え、反対同盟の大黒柱として三里塚闘争を指導されました。
萩原さんは、2008年に出版された著書・『農地収奪を阻む』のなかで「反対同盟と動労千葉は闘いの初期から共に闘い、切っても切れない絆を固めてきた」「67年の出会い以来、代執行決戦、77~78年開港阻止決戦、80年代中曽根による臨調・行革、国鉄分割・民営化による労働運動つぶし、86年三里塚に対する二期着工攻撃という嵐の時代を、動労千葉との労農連帯の絆で闘いぬいた。だから今の動労千葉も反対同盟もある」と語っておられます。DC会館で開かれた出版記念会でもジェット燃料阻止闘争での「拒否から阻止へ」の闘いに触れ、「農民は農地を武器に、動労千葉は鉄路を武器に」という故戸村委員長の言葉どおり、後に空港公団との話し合いに応じていった当時の青年行動隊の中で孤立しながら動労千葉の闘いを支持してきたことを語り、「動労千葉、三里塚闘争、この両輪が日本の階級闘争の中にあるかぎり、闘いは勝利します」と訴えられました。萩原さんは三里塚闘争にとってだけでなく、動労千葉にとってもかけがえのない存在でした。11月集会に参加する民主労総ソウル本部の仲間を、毎年三里塚にあたたかく迎えて下さり、2009年には動労千葉訪韓団と共に韓国を訪れ、民主労総の労働者とも交流を深めました。11月集会の壇上から労農連帯のはちまきをしめて檄を発する姿は忘れられません。
敵は危機にあえぎ、三里塚闘争はますます輝いています。47年間の全てをかけた決戦が始まろうとしています。この時に萩原さんがいないなんて! 闘う全ての労働者人民にとって、それがどれほど大きな損失だったか、今も愕然とした思いの中に沈んでいます。しかし、その遺志は残された私たちが必ず引き継ぎます。「霞ヶ関に攻めのぼる!」と烈々たる決意で来春方針を出した萩原さんの遺志を引き継ぎ、市東さんの農地を守り、三里塚闘争の勝利と1047名解雇撤回を必ずや闘いとることを固く誓います。
47年間の長い闘い、本当にご苦労さまでした。どうかこれからも私たちの闘いを見守り鼓舞激励してください。
鉄道労組の民営化阻止ストに連帯しよう!
韓国民主労総本部への暴力的襲撃を弾劾する!
12月22日に韓国パククネ政権は警察権力による民主労総本部事務室への暴力的襲撃と強制捜索、130名をこえる民主労総組合員を連行し、建物をめちゃくちゃにする暴挙を行った。労働組合のナショナルセンターである民主労総の本部事務所に、このような形で警察が泥靴で押し入るのは、民主労総結成以来初めてのことだ。この暴挙は労働組合と労働運動の存在そのものを認めず、圧殺しようとする攻撃であり、韓国労働者階級に対する宣戦布告だ。強制捜索は、鉄道労組指導部の逮捕が目的だったが、1人の幹部も逮捕できなかった。しかも民主労総本部に対する捜索押収令状は裁判所が発行を拒否しており、令状なしの強制捜索だった事実が判明した。
12月9日から開始された韓国鉄道労組の民営化阻止のストライキは、組合指導部28人への逮捕令状発行と懲戒処分7千人という大弾圧にもかかわらず、勝利まで不退転の決意で闘いぬく宣言を発し、現在もなお不屈に続けられている。
12月23日、民主労総は、パク政権打倒! 鉄道民営化阻止を掲げて12・28ゼネスト、100万市民行動方針を提起した。重大な情勢だ!
新自由主義の民営化攻撃と闘ってきたわれわれは、この大弾圧を絶対に許さない。鉄道労組、民主労総の民営化阻止の闘いと連帯し、2014年を歴史に残る民営化・外注化粉砕の勝利の年として勝ち取ろう。
日刊動労千葉 第7629号へのリンク
12/27 韓国大使館へ抗議申しいれ行動
一、民主労総本部に対する公権力の投入と暴力的破壊行為を直ちに謝罪せよ!労働組合への破壊と労働者の権利圧殺を直ちにやめよ!
二、韓国鉄道労組幹部への逮捕令状を撤回し、組合員に対する懲戒処分の一切を直ちに中止し、撤回せよ!暴力によるストライキの圧殺を直ちに停止せよ!
三、広範な反対の声を無視し、ペテンを弄してKTXの民営化をあくまで推し進めようとする一切の策動を中止せよ!
動労千葉と労組交流センターなど各団体が2013年12月27日、韓国大使館に対して緊急の申し入れ行動を行った。12月9日から無期限ストに突入した韓国鉄道労組との連帯をかけた闘いだ。緊急闘争にもかかわらず約60人が韓国大使館前に集まり、申し入れを貫徹した。
メッセージボードや旗をもった60人が韓国大使館を抱囲し、「KTX民営化反対」「鉄道労組のストライキ支持」「パククネ政権は労組への弾圧をやめろ」「逮捕された組合員をただちに釈放しろ」などのシュプレヒコールが周辺にこだました。
パククネ政権は、KTX(高速鉄道)の民営化を切り口に韓国の全社会を民営化と外注化、非正規職化で覆い尽くそうとしている。韓国労働者階級は、極限的新自由主義の突破口を開こうとするパククネ政権との全面的な対決に入っているのだ。
韓国民主労総は、パク政権の退陣を要求してゼネストを宣言した。全世界からパク政権の労組弾圧への抗議と民主労総への連帯の声と行動を集中しよう。
【動労千葉サイトから転載】
2013年12月27日金曜日
2013年12月26日木曜日
日刊動労千葉 第7628号
ライフサイクル撤廃、外注化粉砕に向け闘いぬく!
津田沼支部第38回定期大会(12/15)
津田沼支部は12月15日、DC会館において定期大会を開催した。
冒頭、相馬支部長から、「ライフサイクルで強制配転された滝君を運転士に取り戻せて支部として良かった。北嶋君の復帰に向けても支部としても全力をあげる。外注化では10月に嶌田君が強制出向されて悔しい思いでいっぱいだ。ライフサイクル撤廃、外注化粉砕に向け全力で取り組もう。1047名解雇撤回10万名署名に全力をあげ、新たな決意で支部一丸となってがんばろう」と挨拶が行われた。
外注化阻止ニュース 第101号
成田空港事業所
15時間超拘束を日勤扱い
夜勤明けの休日を偽装するCTS
千葉鉄道サービス(CTS)成田空港事業所で「夜勤」とされる勤務は、16時50分~翌朝8時までの拘束15時間10分に及びます。これを「日勤」として扱い、5日間連続の夜勤も当たり前に繰り返されています。
勤務と勤務の間隔は8時間50分。通勤時間や食事、入浴などを考えれば、家族とゆっくり過ごしたり体を十分に休める時間もなく、その日の夕方前には次の出勤です。
長距離運送のために仮眠も含めた長時間拘束になりがちな運送業界においてさえ、厚生労働省の基準では、1日の拘束時間は原則13時間まで。最大15時間の拘束は週2回に規制されています。つまり片道15時間に及ぶ長距離往復は週1回に規制されているのです。CTSの勤務は週何回もの長距離往復に相当します。
しかもCTSは、こうした違法な労働時間の運用をごまかすために、休日の前日には特殊な変則勤務を用意しています。名目上は23時55分着替え、24時退勤ですが、あらかじめ翌朝までの「臨時勤務」が指定されているのです。実際は翌朝8時まで勤務することが強制されているのです。
夜勤の「勤務明け」の日は休日には該当しません。労務管理の常識です。CTSは、勤務明けの日を休日に〝偽装工作?しているのです。
細切れの手待ち時間を休憩と強弁
また「休憩時間」は16時10分、17時10分、19時10分からそれぞれ10分間、20時30分から20分間、22時から10分間と細切れになっています。
休憩時間とは、権利として労働の義務からの解放が保障されている時間(労働基準法や厚生労働省の通達)です。細切れの10分間が、労働者が労働から解放されて自由に使える時間といえるのでしょうか。作業のあいまの手待ち時間を「休憩」と強弁するのは問題があります。手待ち時間は労働時間に含まれます。
CTSの労働条件の抜本的な改善が必要です。JRとCTSの双方から労働条件を改善させ、人間らしく働ける職場を実現しよう。
2013年12月25日水曜日
日刊動労千葉 第7627号
ライフサイクル撤廃 北島君奪還を!
千葉運転区支部第38回定期大会開催(12/3)
12月3日、本部DC会館において第38回千葉運転区支部定期大会、第37 回乗務員分科会定期総会が、議長に北嶋君を選出し、開催されました。
12/22 パククネ政権の民主労総本部への弾圧に対する弾劾と連帯メッセージ
鉄道労働者組合 殿
公共運輸連盟・労組 殿
民主労総ソウル地域本部 殿
鉄道民営化阻止ストライキ闘争15日目、力強く闘い抜いている全国鉄道労組をはじめ民主労総の同志の皆さんにあらためて熱い支持と連帯を表します。
22日には鉄道労組幹部の逮捕を狙って民主労総の本部事務に警察権力が乱入して捜索押収を強行したという言うニュースに接しました。その過程で130名をこえる民主労総組合員を連行し、民主労総の建物をめちゃくちゃにする蛮行をはたらいたと言います。まさにパククネ政権の韓国労働者階級に対する宣戦布告です。この暴挙に対して民主労総の組合員は全力で闘い抜き、民主労総の労働者全体の怒りに火をつけたという状況が報道されています。
私たちもパククネ政権の韓国労働者階級に対する攻撃に対して激しく怒り弾劾するものです。今回の攻撃は韓国の労働者の団体行動権、争議権など全く認めないというパククネ政権の本性を露骨に示したものです。決して許すことはできません。
このような激しい攻撃の中で鉄道労組は鉄道民営化阻止の決死のストライキ闘争を続けることを明確に表明しています。28日には民主労総のゼネスト、100万市民行動、鉄道労組3次上京闘争が展開されるということが報道されています。このような力強い闘争を進めておられる鉄道労組をはじめ民主労総の組合員に心の底からの尊敬の念を持って、ストライキ闘争勝利を願うものです。
26年前、日本の国鉄分割・民営化当時、私たちの組合は全力で闘いましたが、国鉄労働者の全体の闘いを組織することはできず、民営化が強行されました。今、日本のJR鉄道では民営化政策の矛盾・破綻が鋭く現れています。JR北海道での引き続く事故は、鉄道の安全などは度外視して、労働者を酷使し、ひたすら利益をあげる鉄道を目指してきた結果として民営化破綻した姿をさらけ出しています。私たちは今、民営化絶対反対の立場を堅持しつつ、1047名解雇撤回原職復帰と第二の民営化というべき鉄道事業の全てにわたる外注化の攻撃に対して全力の闘いを進めています。
このかんの皆さんの闘いを見ていると韓国の鉄道をはじめとする公共部門民営化は日本のように政権・資本の思いのまま進むことは決してないと確信させてくれます。そして私たち日本の労働者を限りなく鼓舞してくれています。私たちも皆さんのような力強い闘いを必ずや実現して皆さんと共に闘って行きます。
2013年を、そして2014年を歴史に残る民営化阻止の闘いの勝利の年として勝ち取りましょう。
2013年12月23日
動労千葉(国鉄千葉動力車労働組合)
委員長 田中康宏
韓国 鉄道労組への連帯メッセージ
鉄道労組が鉄道民営化阻止のために12月9日からストライキに突入したことに、熱い連帯の挨拶を送ります。そして12月10日鉄道公社が臨時理事会でスソ発KTX運営会社の議決したことを弾劾します。
私たちは鉄道民営化が鉄道の安全を破壊し鉄道労働者にどんなひどい災難をもららすかを20数年にわたる民営化反対闘争をとおして身をもって体験してきました。私たちは民営化絶対反対の立場を絶対に放棄せずに闘い続けます。
鉄道労組が100万人の鉄道民営化反対署名を達成した、広範な労働者民衆の力と結合してストライキ闘争に勝利し鉄道民営化阻止の初戦において勝利されることを期待します。
2013年12月11日
動労千葉(国鉄千葉動力車労働組合)
委員長 田中康宏
NAZEN通信8号! 3・11郡山へ 椎名千恵子さんインタビューなど
☆3・11郡山へ 椎名千恵子さんインタビュー & 呼びかけ文
☆ルポ 秘密保護法反対の現場
☆労働組合が立ち上がる韓国にいってきました
☆全国からの投稿 えひめ 北陸 ぐんま
☆カンパと年会費のお願い
2013年12月24日火曜日
民主労総、警察の強制捜査に"宣戦布告"
12月28日ゼネストと 100万市民行動
22日民主労総は、「政権退陣」、2011年11月韓米FTA強行以来の「政権退陣」スローガン=パククネ退陣を掲げ、実質的な行動に突入することを確認し、23日本日の全国的な拡大幹部ストをはじめ、決意大会、市民と連帯し、毎日のキャンドル集会をしながら、28日ゼネストに100万人を集めて、民営化阻止と鉄道ストライキ勝利、労働弾圧粉砕のための総力闘争を決定した。
昨日5500の兵力を投入して、鉄道労組幹部を逮捕できなかったことで、テレビ報道などでは「徒労」「空手」「失敗」などの言葉が出ている。組合員や市民が138名連行され、11箇所に分散されている。その中には民主労総のヤン・ソンユン首席副委員長、イ・サンジン 副委員長、。11.3労働者集会にメッセージをよこした公共輸送労組連盟のイ・サンム委員長、全教組のキム・ジョンフン委員長など多くが連れ出されて連行された。しかし、鉄道労組の幹部たちは、健在であると言うことが、メッセージを通して確認されている。
鉄道は、運行率が70%台になっており、ますます下がっています。特に貨物30%台で、は、特にセメントは「深刻」というニュースが流れています。当初、首都圏の電車はストがあっても、100%運行などと言っていましたが、ストの効果も大きくなっている
[民主労総に初の警察力投入] 政府、鉄道ストライキに超強硬対応 波紋(ハンギョレ)
再稼働反対!12.22年内トドメの大抗議!
官邸前金曜日行動を主催している「首都圏反原発連合(反原連)」が呼びかけて、22日(日)、「再稼働反対☆国会大包囲」が行われました。午後1時~2時まで日比谷野音での集会、その後、移動して国会大包囲。さらに、官邸前と国会前で5時まで抗議行動が続けられ、のべ1万5000人が参加しました。
日比谷野音での集会で主催者挨拶に立ったミサオ・レッドウルフさんは、安倍政権は原発を「重要なベース電源」と位置づけるエネルギー基本計画を年明けにも閣議決定して前政権の「2030年代原発ゼロ」方針を撤回しようとしている。断固反対の大きなNO!を突きつけよう!と呼びかけました。【続く…】
2013年12月23日月曜日
日刊動労千葉 第7626号
外注化粉砕!ブラック企業CTS追究!
貨物賃下げ攻撃粉砕!北島君奪還!
12/18総決起集会を開催
JRとCTSの双方で闘いを!
12月18日18時から、DC会館で「外注化粉砕! ブラック企業CTS追究! 貨物賃下げ攻撃粉砕! ライフサイクル撤廃ー北島君奪還! 動労千葉総決起集会」が組合員支援百名を越える結集で開催された。
2013年12月22日日曜日
日刊動労千葉 第7625号
賃下げ絶対反対で闘いぬく
千葉機関区支部第19回定期大会
一一月二五日、千葉機関区支部は第一九回定期大会を開催しました。議長に石川二郎君を選出し、斎藤支部長は、「夏季手当の一、一箇月の回答は、次元を超えた異常な攻撃です。労働意欲の喪失を生み出すとともに、組合員と家族の生活破壊そのものです。絶対に許すことは出来ません。経営か成り立たない事を初めから分かっていて分割・民営化を強行した事に原因があります。今こそ国鉄分割・民営化を問い直さなければなりません。一〇四七名解雇撤回闘争や外注化・非正規職化阻止の闘いと結合し、貨物からJR体制を打倒する闘いに立ち上がらなければなりません。職場で反合・運転保安闘争を貫き、JR総連日貨労の裏切りを許さず、賃下げ絶対反対で闘い抜きましょう」と、闘いへの熱い決意を込めて挨拶を行いました。
2・16労働者集会
2・16労働者集会
国鉄分割・民営化で7628人の国鉄労働者にJRへの不採用通知が出された1987年2月16日から27年を迎えます。国鉄分割・民営化に反対する組合に所属した者を狙い撃ちにした事実上の指名解雇に対し、国鉄労働者1047名が「解雇撤回・原職復帰」を求めて四半世紀を超えて闘ってきました。
2013年9月25日、解雇撤回を求める動労千葉の鉄建公団訴訟の控訴審において東京高裁(難波裁判長)は国鉄当局が動労千葉組合員を不利益に取り扱う目的・動機(不当労働行為意思)のもとに不採用基準を策定し、名簿から外したことを明確に認定しました。
2010年の4・9政治和解をこえて闘いを継続する中で、1047名解雇をめぐり、ついに不当労働行為を明確に認めさせたのです。1047名闘争にとって決定的な地平です。全国の人びとにあらためてのご支援と「解雇撤回・JR復帰」の最高裁判決を求める10万署名運動を訴えます。
JR北海道の現状は、国鉄分割・民営化が何をもたらしたのかを端的に示しています。これは北海道だけの問題ではありません。動労千葉―動労総連合は、JR東日本による車両の検査修繕部門の外注化と13年間にわたって闘ってきました。2012年10月に外注化は強行されましたが、すべての業務と労働者をJRに戻すために闘いを継続しています。
あらためて国鉄闘争の再生をかけ、解雇撤回・JR復帰の最高裁判決をかちとる全国的な署名運動と、全国の職場生産点からの民営化・外注化阻止、非正規職撤廃の闘いをつくり出すことを訴え、2・16労働者集会への結集を呼びかけます。
日時 2014年2月16日(日)午後6時(開場5時半)
場所 すみだ産業会館8階サンライズホール
墨区江東橋3―9―10(JR錦糸町駅前の丸井錦糸町店8階)
呼びかけ 国鉄分割・民営化に反対し、1047名解雇撤回闘争を支援する全国運動
2013年12月21日土曜日
日刊動労千葉 第7624号
CTS・JR千葉支社ー「清掃不正」疑惑を否定
開き直りと誤魔化しを絶対に許さない!
「清掃不正」疑惑団体交渉報告
全般清掃に関する調査継続を確認
動労千葉は、「清掃不正」疑惑に関して、12月17日に千葉鉄道サービス(CTS)と、同18日にJR千葉支社との間で団体交渉を行った。
団体交渉においてCTSとJR千葉支社は、動労千葉が指摘した「清掃不正」疑惑について、「調査した結果、申し入れの内容について、資料(車両清掃作業完了確認書)の中では見当たらなかった」として、不正の存在を「否定」するという回答を行ってきた。
動労水戸 ライフサイクルは駅の全面外注化への道だ!
ライフサイクルは駅の全面外注化への道だ!
百害あって一利なしのライフサイクル制度
JR東日本が08年から導入したライフサイクル制度は、運転士はもとよりあらゆる現場労働者から年を追うごとに怒りの声が大きくなっています。
ライフサイクルは、平成採の運転士を例外なく3年以上駅に配転し、「運輸のプロ」をつくるという美名の下に開始されました。しかし、ライフサイクルから運転士に復帰した動労千葉の滝厚弘副青年部長が実態を暴露・弾劾しているように、「ただ遺失物対策をやらされただけだった」「非常に無駄な時間を過ごした」「3年で帰れない人も出ている」と、駅の要員不足の穴埋めで行かされていることが明らかになっています。会社ですら団交の中で「数字で出るような成果は出ていない」と認めているのです。会社の言う「運輸のプロ」養成は完全に失敗しているのです。
駅の要員不足の原因は、駅業務を外注化し、委託駅を増やす、「駅業務はライフサイクルの運転士と非正規職のグリーンスタッフで回せばいい」と会社が駅員の養成を行ってこなかったことにあります。運転士は運転士の、駅員は駅員の仕事に誇りと責任を持って働ければ何の問題もないのです。私たちは駅の要員不足を埋めるための都合のいい駒なのでしょうか。そんなことは断じて認められません。
会社が進める外注化・子会社化は、JRで働く労働者全体の問題です。鉄道の安全の根幹を担う検修・構内業務の外注化の結果、多くの労働者が子会社への出向を強制されています。外注化の結果、同じ鉄道で働く労働者が違う会社にバラバラにされ、意思疎通すらままならない状況です。何より、鉄道の安全がないがしろにされています。安全こそが第一の使命である鉄道労働者こそ、職場や職種の違いを越えて、団結して外注化とライフサイクルに反対しなければなりません。
運転士も駅員も簡単な仕事ではない
会社は最近では、様々な理由で運転士を続けられない労働者を、簡単に駅に配転しています。労働者を駒のように扱い、運転ができないなら駅に行けというのです。職種の違いなど関係ない、簡単にやらせされると会社幹部は思っているのではないでしょうか。
水戸支社管内ではただでさえ運転士の要員をぎりぎりで回しているのが現状です。ライフサイクルで人を出せば要員が回らないということも起きかねません。さらに、ライフサイクルで駅に行かされる30代半ばの運転士は、経験も技量も知識もあり、脂ののってきた運転士です。その運転士が駅に行くことは、運転職場にとって取り返しのつかない損失です。
数少ないDLやELの運転士は、30代半ばの運転士が免許を持っており、また様々な臨時行路に対応できる能力もあります。いくら作っても駅に持っていかれるので、指導員・構内関係の人たちも総動員で毎年養成しなければならないのです。養成される運転士も電車にようやく慣れても、また別車種をやらされるので大変な負担です。百害あって一利なしです。
「守られない協約」にしがみつく東労組本部
東労組幹部は掲示板に、ライフサイクルについて「会社は協約を守らない」「会社は議事録確認を守れ」などと書いて貼り出しています。これほどおかしなことはありません。
協約・協定は本来、会社と組合が対等な立場で話し合って合意した結果、締結したものです。会社が守らないなら破棄できるものなのです。しかも東労組本部の結論は「私たちが作り上げたライフサイクル」の「さらなる定着をはかっていく」です。「協約を守らせライフサイクルを定着させる」などと誰が願うでしょうか。運転士の本当の思いとまったく真逆なのです。
このことが意味するのは、東労組幹部は会社とライフサイクルについて完全に合意しており、逆らえない状況にあるというこではないでしょうか。
ライフサイクルの話が最初に持ち上がった時のことを思い出して欲しい。最初は誰もが反対していたはずなのに、「反対ばかりしていてもしょうがない」と現場労働者の怒りを抑え込んでライフサイクルを導入したのは東労組幹部です。彼らは果たして本当に私たちの「代表」なのでしょうか?私たちがライフサイクルに出されて大変な思いをしていることに、何か責任を取っているでしょうか?徹頭徹尾、労働組合の問題なのです。
今後は国鉄採用の駅員の退職が進んでいきます。ライフサイクルから戻れないという事態が頻発することは避けられません。今ライフサイクルに行っている全員がこれから運転職場に戻れる保証はありません。まだ行っていない若い運転士はなおさらです。自分が望む職場で働き続けられない制度を強制するライフサイクルは、「改善」ではなく絶対反対で廃止にするしかありません。動労水戸と共に闘いましょう。
2013年12月20日金曜日
日刊動労千葉 第7623号
ライフサイクル制度撤廃
北嶋君を運転士に取り戻そう!
北嶋君を今すぐ戻せ!
12月17日、JR千葉支社において、北嶋君の運転士復帰を求めて団体交渉が開催された。団交には北嶋君と千葉運転区支部を先頭に10名が参加し、来年2月1日で丸3年を迎えることから千葉運転区の運転士に復帰させることを当局に迫った。
2013年12月19日木曜日
日刊動労千葉 第7622号
翌朝8時までの夜勤が「日勤」と扱われている
違法行為でごまかすな
十分な要員を確保しろ
CTS 成田空港事業所では、過酷な勤務だけでなく違法行為も横行している。「夜勤」とされる勤務は、日付をまたいで2日にわたる勤務(16:50~8:00、拘束15時間10分)だ。これを「日勤」として扱い、5日間連続で夜勤に入ることも当たり前に繰り返されている。勤務と勤務の間隔は8時間50分だ。通勤時間を考えれば、ほとんど休む間もなく働かされ続けていることになる。
日刊動労千葉 第7622号へのリンク
外注化阻止ニュース 第100号
鉄道分割・民営化に反対し
韓国鉄道労組 無期限スト
韓国の全国鉄道労働組合が12月9日から韓国の鉄道公社の民営化に反対して無期限全面ストライキに入っています。鉄道民営化反対署名が100万筆以上も集まり、ソウル地下鉄などストは各所に拡大しています。
韓国のパククネ政権は、鉄道公社(KOAIL)を持株会社に転換して、そのもとに複数の旅客会社や貨物会社などの子会社を設立し、鉄道業務の運営を子会社にまかせる分割・民営化を強行しようとしています。2015年に開通する予定の高速鉄道KTXの新路線(ソウルの水西を起点にソウルと釜山、ソウルと木浦を結ぶ新線)からこの方式を採用し、順次、全国の全路線に拡大する計画です。
パククネ政権は、鉄道を突破口に、電気やガス、水道、医療など公共部門の民営化を一挙に強行することを狙っているのです。
鉄道労組は理事会の中断を要求していましたが、鉄道公社側が労使交渉を拒否、鉄道労組は9日から無期限全面ストに突入しました。鉄道公社は翌日10日、警察を配置して臨時理事会を強行し、水西発KTX運営会社を設立する決議を上げたのです。
民営化で何が起きたのか
鉄道民営化が鉄道の安全を破壊し?鉄道労働者にどんな災難をもたらすのかは尼崎事故(福知山線脱線事故)やJR北海道をみれば明らかです。1990年代に民営化が強行された英国では2000年のハットフィールド事故などの大事故が続発し、補償金の増加でついに破綻、政府の責任で非営利企業になりました。
鉄道労組のキム委員長は「水西発KTXを分割・民営化すると4千億ウォンの損失だと言ったのは鉄道公社であり?社長は就任前に民営化に反対という立場を明確に述べた、私たちは、国民の鉄道を死守して、鉄道主権を守る」とアピールしています。
動労千葉も「私たちも鉄道民営化絶対反対の立場を絶対に放棄せずに闘い続けます」とのスト連帯メッセージを送りました。
ブラック企業CTS(千葉鉄道サービス)で 不正行為疑惑が!!
CTSが幕張事業所でJRから委託された清掃業務で不正行為を行っていた疑いが浮上している。
「やってもいない全般清掃が、完了したこととして報告されている」。出向させられている組合員から、ずっとこうした声があげられていた。動労千葉でも調査を続けたが疑惑は深まるばかりだった。もし事実なら重大な問題だ。やってもいない業務に対しJRからCTSに多額の金(委託費)が流れていたことになるからだ。しかもCTS幹部はほとんどJRからの天下りばかり。全てが不透明だ。
12月11日、動労千葉は、JRとCTSに緊急申し入れを行った。
運転保安に関わる重大問題
この問題は深刻だ。なぜなら、単なる「不正」にとどまらず運転保安に関わる問題だからだ。
昨年10月以降、JRはCTSに仕業・構内業務を外注化した。もしそこで同じ事が行われれば、検査されてもいない列車が乗客を乗せて走ることになる。JR北海道の安全崩壊を見ても明らかだ。保線や列車の検査・修繕に手が回らず、データ改ざんによるごまかしが横行した。そして、安全の全面的な崩壊を引き起こしたのだ。
社会問題化へ
もし、その不正が事実ならば、CTSには検修・構内業務を受託する資格など100%ない。昨年10月以降受託した仕業・構内業務に関する契約を直ちに解約し、業務と出向者をJRに戻さなければならない。
さらに、動労千葉は、申し入れの回答次第では、告発に踏み切り、直ちに記者会見を行い社会問題化することを決定している。
過酷な勤務実体
CTS成田空港事業所では8月に動労千葉のエルダー組合員が職場で亡くなる重大事態が発生している。動労千葉は、職場の実態の調査に乗り出した。そして過酷な勤務実態が明らかになった。
①夕食を取る時間もないほど休憩のない作業ダイヤ。昼食休憩も30分②泊まり勤務で4~5万歩超(20~25㎞)も歩く。③泊まり勤務を日勤扱いに。④マスクが真っ黒になるほど強烈な粉じん。肺気腫になった労働者も。
労災申請
このような中で勤務を強制された結果、組合員の命が奪われたのだ。これは間違いなく労災だ。それをCTSは、労働実態を一切省みずに「業務とは関係ない」と言い切った。絶対に許せない!
動労千葉は、遺族の要請に応え労災認定の申請を行う。ブラック企業CTSに検修・構内業務を請け負う資格など全くないことを徹底的に追及し、外注化粉砕の闘いにすることを決定した。
2013年12月18日水曜日
日刊動労千葉 第7621号
夕食の休憩時間もなし!
まともな休憩時間と十分な要員を確保しろ
日刊動労千葉7614号掲載のとおり、同じ組合の仲間である金子さんが亡くなったCTS成田空港事業所で許しがたい労働環境が強制されている。
日刊動労千葉 第7621号へのリンク
2013年12月17日火曜日
12.13金曜日、民衆の不屈の意志が安倍政権を突き刺す
12月13日金曜日の夕方~夜、文科省前、首相官邸前、議員会館前、国会正門前には学生・市民、そして労働者が各地から集まり、「諦めないぞ!」、「許さないぞ!」、「たたかいを続けるぞ!」と、安倍首相・与党議員に叩きつけました。【続く…】
2013年12月16日月曜日
日刊動労千葉 第7619号
改憲と戦争の安倍政権打倒!
1047名解雇撤回!外注化阻止!
被爆労働拒否!組織拡大へ!
第28回動労総連合定期全国大会を開催
12・18総決起集会に全力で結集を!
日時 12月18日(水)18時~
場所 千葉市・DC会館
2013年12月15日日曜日
日刊動労千葉 第7618号
外注化粉砕-ブラック企業CTS追求
貨物賃下げ攻撃粉砕!
ライフサイクル撤廃-北島君奪還!
12・18総決起集会へ結集しよう
動労千葉は、12月11日、第1回支部代表者会議を開催し、この年末から来年にかけての取り組みを決定した。11日にはCTSの不正行為疑惑に対して緊急申し入れをおこなった。CTSは、構内業務や仕業検査の外注化を受ける資格も何も無いのだ。JRとCTSは、外注化を中止し出向者を直ちにJRに戻せ!以下、第1回支部代表者会議で確認された取り組みを掲載する。
動労千葉震災レポートNo60
福島は、今、このような状況にあります
杉井吉彦(ふくしま共同診療所・医師)
東日本大震災で福島第一原発は、過酷な大事故を起こしました
広島の原子爆弾の約160個分の、放射性物資が拡散した。チェルノブイリ爆発事故と同じレベル7の過酷事故です。現在なお、ベラルーシなどの避難権利地域・避難義務地域に相当する高汚染地区が、福島県の広い範囲に広がっています。
福島県の高汚染地区などからの避難者は、依然として15万人を超えています。高レベルの放射能の多くを、日本国内はもちろん、空中と太平洋上に放出し、地球環境を大きく汚染させた加害者であることを日本政府は、世界に明かにすべきです。しかも、現在たまり続ける「放射能汚染水」の漏出事故が続いており、事故の収束・放射線漏出のコントロールが全くできていません(東京五輪の招致演説で安倍首相は「完全にコントロールされている」と大嘘をつきました)。 その責任を取らずして、国内の原発再稼働や、世界中への原発輸出などできるわけがありません。
福島県内で甲状腺小児がんが多発している
チェルノブイリ原発事故での健康障害として、唯一WHOが認めたのは、「小児甲状腺がんの増加」です(チェルノブイリ周辺諸国から、小児だけではなく、成人甲状腺がんの発生も増加しており、現在も増え続けているとの報告があります。そればかりか、全身に及ぶ悪性腫瘍の増加や免疫機能の低下に伴う障害・疾病が明らかに増加しているとの、政府報告や医学論文も多数あります)。この状況に対して、福島県は、「県民健康管理調査検討委員会」で18歳以下全員の(全体で36万人。現在28万人で22万人まで終了)甲状腺超音波検査の3次中間発表(注)で、小児甲状腺がん及び疑い(疑いとは「生検細胞診で悪性細胞が出ている」と理解される。医学的にはこれも「がん」)が59名(手術27名・1名良性)、と公表した。
(注)2013年11月12日の3次中間発表を追記
県は、「事故による放射線の影響は無い」と断言しています。県は、その根拠に、「ベラルーシ等で甲状腺がんが急増したのは、チェルノブイリ事故から5年が過ぎた頃からである」とか、「超音波検査器の性能が上がり、微小な腫瘍も発見できるようになったからである(チェルノブイリ事故直後には、超音波診断装置は未発達であったのですから、比較すること自体が医学上の誤りです)」と主張します。しかし、ベラルーシ等では、被曝1年後から小児甲状腺がんの発症が増加したのも事実であり、一般的に小児甲状腺がんの年間発生率は100万に1人に対して、福島県では約数千人に1人という異常な頻度で発症しています。疫学的にも医療常識的にも、事故による放射能の影響なのは明らかです。
「県民健康管理調査検討委員会」
「委員会」は今後も、情報隠し・ずさんな体制を改善することなく、ただ「被曝によるものでない」と主張し続けるでしょう。安倍のオリンピック招致演説での「完全にコントロールされている」とならんで「健康問題は過去・現在・未来において起こらない」という、恐るべき「意思・推測表明」に縛られ、最後まで「因果関係」を認めないと予測されます。このことは、将来の「甲状腺以外」の疾病に関しても、「医学的・疫学的」に因果関係はないとの方針が貫かれるでしょう。
「委員会」の犯罪性は明らかです。情報の公開を徹底的に追求し、反論の機会を作り、追及していかねばなりません。
募金によって「ふくしま共同診療所」が建設されました
日本政府・福島県は、原発再稼働のために「放射能はすでに安全・安心」を強調し、一部を除いて「帰郷」を進めています。そして甲状腺超音波検査のずさんなやり方、検査結果を公表しないことへの福島県民の不安・不信が高まり、全国からの支援も得て、「募金診療所」として昨年12月に「ふくしま共同診療所」が開設されました。
私たちは、県民の放射線障害に対する医療要求に応え、「避難・保養・医療」を診療上の原則として医療活動を開始しています。子どもを放射能の影響が少ない地方へ避難・保養へ行かせる運動と連携しています。特に精密な甲状腺超音波検査を行い、共に、「被曝・放射線障害」に対して、放射線障害の早期発見と、健康を守る「共同」の努力を傾けています。
放射線による影響、特に内部被曝は長期的・全身的なものであります。いかなる事態にも対応し、20年先50年先を見据えて、県民の健康を守れるよう長期・強靭な医療活動を続けていきます。
診療所活動と並んで重要なのは、被曝を避け、健康を守るための「共同」の行動の必要性です。特に被曝を強制される労働環境を拒否する労働者と共に進む必要性があります。鉄道労働者をはじめとして、多くの労働者(公務員は特に)が「高汚染地区」での労働を強制されています。被曝労働拒否の闘いに連帯・支持し、全力で支援しましょう。
廃炉・除染(日本政府は多額な費用をかけて土地・家屋の「除染作業」を行っています。しかし一時的に「除染」によって放射線量が下がっても結果的に放射線量は再び上昇します。圧倒的広さの山林の除染が不可能なためであり、「移染」でしかありえないわけです。作業を担う労働者を放射能障害から守る必要があります。既に多量の放射線を浴びて作業から離れた労働者がいます。今後、放射能障害が生ずる可能性があり、健康管理を欠かせません。事故収束には数十年を要するのに、原発・除染労働者を犠牲にして原発再稼動・新設を強行することを許しません。
原発など核施設周辺の労働者市民を放射能から守る
「稼働している原発の周囲住民に、悪性腫瘍発生率が高い(アメリカにおいて乳癌の発生が原発周辺地域で、統計学的に明確に多い等)」という、国際的な医学研究結果が複数報告されています。事故だけでなく、常に放射能が漏出・放出されている、近隣市町村の健康調査・管理が必要であり、原発の廃炉以外に、その危険性を除去することはできません。
全世界の原発を廃止することが唯一の道
人類にとって、原発の維持は生存を危うくするものです。「原発は地上におかれた原爆」「核と人類は共存できない」のです。万全の廃炉作業を行いつつ、原発廃止・廃炉を世界中の英知を結集して行うべきです。
原発推進のICRP等の安全基準を止めさせる
日本では、外部被曝のみを対象にして20ミリシ-ベルト/年以上を避難汚染地域としています。ベラルーシやウクライナでは、内部被曝を含めて、0.5ミリシ-ベルト/年が基準です。日本は、チェルノブイリの現実・経験から学ぶべきです。ICRPは放射線被ばくの「安全域」を広げ・健康維持を考慮しません。ICRPは原発を維持・推進するための、悪質な団体です。放射能障害に安全域はありません。
全力で、「被曝させられた」福島県民の健康と命を守り続けます
福島県では、東日本大震災による津波で約1500名(行方不明200名)がなくなりました。3.11大震災から2年8か月の現在、「公的」な統計ですら「震災関連死」(避難の過程で亡くなった老人施設の患者さん[移動するバスの中ででもなくなっています]、仮設住宅の劣悪な環境で病気が悪化して亡くなった人々、生活の基盤を奪われたり「帰還」できないことに絶望し精神的・肉体的に追い詰められた人々の死)が津波で亡くなった人々の数を超えつつあります。「関連」ではなく直接的な「原発関連死=直接死=虐殺」です。福島はこのような状況にあります。
ふくしま共同診療所は全力で、「被曝させられた」福島県民の健康と命を守り続けます。全世界の人々の理解と協力をお願いいたします。
2,013年11月4日、労働者国際連帯集会にて
2013年12月14日土曜日
日刊動労千葉 第7617号
CTSの不正行為疑惑
JR・CTSに緊急申し入れ
CTSが幕張事業所でJRから委託された清掃業務で不正行為を行っていた疑いが浮上している。
「やってもいない全般清掃が、完了したこととして報告されている」。出向させられている組合員から、ずっとこうした声があげられていた。組合でも調査を続けたが疑惑は深まるばかりだった。もし事実なら重大な問題だ。やってもいない業務に対しJRからCTSに多額の金が流れていたことになるからだ。しかもCTS幹部はほとんどJRからの天下りばかり。全てが不透明だ。本日JRとCTSに提出した緊急申し入れは、この事態について事実を明らかにするよう求めたものだ。
憲法改悪反対労組声明
2013年11月3日
全日本建設運輸連帯労働組合関西地区生コン支部
全国金属機械労働組合港合同
国鉄千葉動力車労働組合
戦後60 数年にわたって阻んできた改憲と戦争への衝動が安倍政権の手によって解き放たれようとしている。内閣法制局長官をすげ替えて憲法解釈がクーデター的に変更されようとしている。集団的自衛権を容認し、武器輸出三原則を見直して世界中に自衛隊を派兵し、武器を輸出できるようにしようというのだ。特定秘密保護法を制定し、公務員やマスコミを「懲役10 年」の恐怖で沈黙せさようというのだ。「新たな戦前」が始まろうとしている。かつて歩んでしまったアジア諸国への侵略戦争と敗戦。その深い反省のなかで制定されたはずの憲法はふみにじられ、新たな戦争への歯止めが外れようとしている。
自民党が発表した改憲草案は、戦争放棄を定めた9条を「戦争条項」に180 度変貌させてしまっている。「国防軍を保持する」「自衛権の発動は妨げない」「国は、領土、領海及び領空を保全し、その資源を確保しなければならない」というのだ。「政府の行為によって再び戦争の惨禍が起ることのないようにすることを決意し、ここに主権が国民に存することを宣言し、この憲法を確定する」「基本的人権は、人類の多年にわたる自由獲得の努力の成果であって、侵すことのできない永久の権利として信託されたものである」とうたわれた前文や97 条は偏狭なナショナリズムに書き替えられ、「天皇は元首」と明記されている。「秩序を害することを目的として結社することは認められない」と、結社・言論・表現の自由、基本的人権、労働基本権が根本的に否定され、すべての権利を停止することができる「国家緊急事態権」も盛り込まれている。
戦争が至るところで増殖している。沖縄では日米安保体制と米軍基地の再編強化が進んでいる。国家主義や排外主義、領土問題が洪水のように煽られ、憎悪と恐怖が時代の精神になろうとしている。
戦後政治を支配した自民党の一貫した立場は、「自主憲法」を制定し、再び独自の軍事大国として登場したいということであった。だから、「憲法改悪反対」は日本の労働運動にとって全ての闘いの土台をなす最も重要な課題であった。
しかし、総評・社会党の解散と労働運動のとめどない後退が事態を一変させた。「戦争反対」の原点は忘れ去られ、労働運動の中からも改憲を容認する部分が生まれてきたのだ。われわれは歴史から学んできたはずであった。しかし、支配の危機につき動かされ、国益と結びついた戦争への衝動が現実化したとたんに、それまでは戦争に反対してきた者が挙国一致と戦争の支持者に転落していった歴史が再び繰り返されようとしている。
始まりは国鉄分割・民営化だった。中曽根元首相は、その狙いを「国労をつぶし、総評・社会党をつぶすことを明確に意識してやった」「行革でお座敷をきれいにして、立派な憲法を床の間に安置することが目的だった」と語っている。今こそその流れを断ち切り、労働者の団結した力をとり戻さなければならない。
外への戦争の野望は内に向けた労働者への戦争とひとつのものだ。政治反動と表裏一体で貧困と格差が蔓延し、雇用、社会保障制度、教育、医療等、生きる権利そのものへの激しい破壊攻撃が加えられている。
福島では、これまで人類が経験したことのない大規模な放射能汚染が拡大し、打つ手すらない危機が進行しているというのに、この国の政府は、原発マフィアの利益のために、「全てはコントロールされており安全」という虚言で真実を覆い隠し、200 万県民を見殺しにしようとしている。
われわれは歴史の大きな分岐点に立っている。憲法改悪を許してはいけない。戦争への道を阻止しなければいけない。戦争反対の闘いが、労働運動の重要な課題となっている。それは平和を求める労働者の特別の任務だ。その闘いはどんな困難を伴おうとやりとげなければいけない課題だ。なぜなら、労働者の団結した闘いこそが歴史を動かし、社会を変革する力だからだ。労働者の闘いこそが戦争を止める力だ。
生きることそのものを奪われた怒りの声が積みあがっている。時代への危機感が満ち溢れようとしている。われわれは、アジア-世界の民衆と連帯し、力を合わせて憲法改悪反対の闘いに立ち上がる。平和のための特別の任務として戦争につながる全てに反対する。その声を広げるために全力で努力する。
未来への希望を自らの手で築きあげるために二度と過ちは繰り返さない。
2013年12月13日金曜日
2013年12月12日木曜日
外注化阻止ニュース 第99号
CTS清掃業務
成田空港駅の過酷な勤務実態
労働条件の抜本的改善を
組合員が職場で亡くなったことをきっかけに、動労千葉は、成田空港駅での千葉鉄道サービス(CTS)清掃職場の実態の調査を開始しました。その中でひどい労働環境の実態が浮かび上がってきました。このような過酷な職場環境の中で働くことを強制された結果、組合員の生命が奪われたのです。これは間違いなく労災です。ところが、CTSは、こうした労働実態を一切かえりみずに「業務とは関係ない」と言い切ったのです。
エルダー社員としてCTSに出向に出された労働者やCTSに直接雇用されている労働者の職場環境・労働条件の抜本的改善が必要です。人間らしく誇りをもって働ける職場を実現しよう。すべての業務をJRに戻させよう。
◆夕食を取る時間もないほど休憩のない作業ダイヤ
泊まり勤務では夕食を取るための休憩時間がまったく用意されていないので断続的に食べるしかない。昼食休憩も30分しかなく、全体としても十分な休憩が確保されていない。
◆泊まり勤務で4?5万歩超も歩く
泊まり勤務の歩数を調査したところ、約4万歩から4万5千歩。CTSの調査では5万歩を越えることもある。成人男性1万歩の歩行距離は7?8㌔といわれるので30㌔を超えます。歩幅の狭い女性の場合、日勤だけで6万歩という報告もあります。
◆泊まり勤務を日勤扱い
2日にわたる勤務(16時50分~翌朝8時、拘束15時間10分)が、「夜勤」と称して日勤として扱われている。この違法行為をごまかすため、休日前は名目上は24時の退勤にし、「臨時勤務」として翌朝まで勤務させる特殊な勤務がつくられている。「休日」に8時間も拘束が強制される。
◆強烈な粉じん。肺気腫になった労働者も
肺の健康診断で再検査になった労働者が複数おり、肺気腫になった労働者もいる。マスクが真っ黒になるほど粉じんが舞い、運転士も成田空港駅での粉じんの多さを実感している。
2013年12月11日水曜日
日刊動労千葉 第7614号
CTS清掃業務成田空港駅の過酷な勤務実態
◆夕食を取る時間もないほど休憩のない作業ダイヤ
◆泊まり勤務で4~5万歩超も歩く
◆泊まり勤務を日勤扱いに
◆強烈な粉じん。肺気腫になった仲間も
労働条件を抜本的に改善し人間らしく働ける職場を!
2013年12月9日月曜日
安倍打倒の嵐はやまない!
12月6日(金)、特定秘密保護法案の成立を許さない声は、深夜まで国会周辺に鳴り響きました。採決された午後11時頃にも数千~万という人々が国会周辺で怒りの声を上げ続けました。【続く…】
2013年12月8日日曜日
2013年12月7日土曜日
「特定秘密保護法」を許すな!参議院採決強行弾劾!
特定秘密保護法は、12月6日23:30頃、採決が強行され「可決」されました。だれしもがとても悔しい思いです。
しかし、安倍の改憲攻撃の第一弾は、4万人もの国会包囲の中で、前代未聞の暴挙を重ねる中で辛うじて強行されました。
闘いの手綱を緩めることなく、あらゆる職場に闘う労働組合をつくり出し、安倍政権打倒を目指し着実に前進していきましょう。
日刊動労千葉 第7613号
13年訪韓闘争報告
民営化・労組破壊粉砕!
チョンテイル烈士精神継承!
民主労総全国労働者大会5万人
11・3全国労働者集会の成功を受けて、9日から12日にかけて、訪韓闘争が闘われました。動労千葉や動労水戸と全国の労働者・学生80人(動労千葉からは10名)が参加し、民主労総ソウル本部と共に闘いぬいてきました。
2013年12月6日金曜日
5日の成立を阻止!!!
写真速報です。12月5日の国会行動は夜11時まで闘われ、その日の秘密保護法成立を阻止しました! 約1000人が最後まで残って闘いました。夕方には1万5000人が国会周辺で声をあげたそうです。
あす6日は午後1時から本会議が再開です。正午、国会前(参議院議員会館前)に集まり、怒りの闘いを! そして夕方5時、日比谷野音・日比谷公園に大結集し、集会デモを全力で闘いましょう!!!【続く…】
日刊動労千葉 第7612号
JRからCTSへの教育訓練は偽装請負だ!
昨年10月1日の検修・構内業務の外注化強行以降、CTSへの出向者やプロパーの仲間への技術指導をJRが直接行っている。
しかし業務委託ならば、請負会社が「請け負った業務を自己の業務として当該契約の相手方から独立して処理」しなくてはならない。労働者への教育は、当然にも請け負った会社自ら行うのが原則だ。JRによるCTSの仲間への直接指導は完全に偽装請負だ。
2013年12月5日木曜日
5000人を超える人々が国会を包囲!!!
写真速報です。12月4日(水)の正午、5000人以上の参加で国会包囲行動(ヒューマンチェーン)が闘われました。平日の昼間にもかかわらず、この大規模な結集です。秘密保護法案に反対する声が日増しに高まっていることの現れです。マスコミはヘリを4機飛ばし、上空からも取材をしました。【続く…】
外注化阻止ニュース 第98号
外注化の拡大の裏で何が起きたのか
データ改ざんで帳尻
JR北海道で検査データの組織的な改ざんが次々と発覚しています。
「効率が悪い線路に金をかけてどうする?」などと言って日常的なデータ改ざんを行っていたのです。それだけでなく、国土交通省の特別監査をごまかすための改ざんも行っていたのです。11月22日に国会に呼ばれた野島誠社長は、改ざんが9部署に及ぶことを認めました。責任逃れのために、現場で働く労働者がマジメに集めたデータを改ざんしていたのです。
データ改ざんによって必要な補修がなされなければ当然、事故に直結します。乗員・乗客の生命にかかわる問題です。この間、危険箇所の放置などを内部告発してきた”関係者”は、下請け・孫請けの労働者と言われています。外注化の矛盾を背負わされた労働者が怒りの声を上げ始めたのです。
JR各社で日常的な改ざん
データ改ざんは北海道だけの問題ではありません。現場の生のデータを握りつぶし、危険個所を放置することは、JR各社で行われていることです。
JR東日本の施設部門では、「鉛筆なめなめ」という隠語があります。月末になると現場管理者と東労組の役員が、実際には行っていない検査データを改ざんして帳尻あわせをしているのです。現場労働者が「おかしい」と声を上げても、管理者と東労組が結託して、圧殺してきたのです。
列車を100万㌔走行させた場合のJ Rの事故発生率は、大手私鉄15社平均の8倍を超えています。東労組(JR総連)とJR会社の結託で外注化が強行され、安全が脅かされる状況を変えよう! 動労千葉―動労総連合とともに外注化と闘おう。
2013年12月4日水曜日
今夜と明日、参議院議員会館前に一人でも1時間でも多く集まれ!
【秘密保護法採決阻止!】今夜と明日、参議院議員会館前に一人でも1時間でも多く集まれ!【今の国会状況】
みなさん、お疲れ様です。
緊急ですが、本日の夜に本会議まで採決をする構えかもしれない、ということが伝わってきました。可能な方、今から国会前へ!
19時から理事懇、そこで明日の予定を決めるのが通常だが、今日何かするというのも可能性としてあり得るとのことです。
秘密保護法案の現局面ですが、結論的には、本日、そして明日8時から夜中になるかもしれない国会前(正確には、参議院裏、参議院議員会館前。永田町出てすぐ)に、1時間でも、一人でも多く結集を呼びかけましょう!
昨日からの動きですが、本日の埼玉での公聴会が、夕方の特別委員会で強行採決によって決定、わずか3分でした。これがずれ込むと延長国会確定というギリギリの状況だったとも言えます。これをうけて、野党は共産党以外は公聴会を欠席、それでも強行されています。
本日の特別委員会では、安倍首相自らが出席、福島瑞穂議員の追及の中で、議論は十分、という発言をし、強行採決の構えです。ほとんど安倍は答える内容もなく、安倍が答えろというヤジの中、森雅子議員にだいたい答えさせました。ちなみに、森雅子議員は、正式には11月27日に担当大臣に任命されており、衆院での答弁の時はそんな立場ですらなかったことも明らかとなりました。彼女も全く答えられない、というか説明できるような法律ではないのですが、彼女は最後の判子を押すのは自分ではないと発言しており、強行採決後に辞める捨て駒とし使われているようです。
気になる採決は、きょうの夜という説まで出てきています。公聴会が終わってから、国会へ帰り、予定を決めて行くとのこと。
与党としては、ドンドン自信を失ってきており、金曜日は予備としてあけておきたいようです。今日と明日で、委員会採決、本会議採決までやるという腹でいないと不安ということです。
どうやら、公明党女性部のつきあげによって、公明党がグラグラになってきており、与党のまとまりはかなり危機的のようです。民主党も追い詰められて、反対のビラをすって巻き始めたとのこと。今日の昼のヒューマンチェーンは5000くらいかと思いますが、平和フォーラムや全労連も集会をしていました。すべてが与党を追い詰めています。
今日、そして明日8時から、参議院議員会館前に集まりましょう。万単位の人が集まれば、絶対に阻止できます。集まればたくさんのアイデアが出てくるはずです。みんなでできることをやりましょう。
●防寒をしっかり。カイロなどもあるといいかもしれません。夜中までのアクションになるという腹で来て下さい。
●食べ物も少し持って行くのがいいと思います。
●余ったビラなど、持ってきてください。時間があれば、ガンガン外に打って出て、街頭で訴えましょう。
絶対に阻止するために、一人でも多くの方に声をかけてください☆歴史を動かそう。僕たちの手で。
今行動を!怒りの決起を!
○12月4日(水)
「秘密保護法」廃案へ!12・4国会ヒューマンチェーン
・12時~13時30分
・参議院議員会館前~衆議院第二議員会館前~官邸前
ヒューマンチェーン一回目 13時
ヒューマンチェーン二回目 13時30分
・数百枚のスローガンボード、ヒューマンチェーンで国会を包囲
します。
・発言者、映画人、ジャーナリスト、ペンクラブ、弁護士
演劇人 ほか 12・2
・主催 「秘密保護法」廃案へ!実行委員会
○委員会採決時の緊急行動
・昼12時~13時 参議院議員会館前
・夜18時30分~19時30分 参議院議員会館前
・主催 「秘密保護法」廃案へ!実行委員会
○12・6日比谷野音大集会
・名称 「秘密保護法」廃案へ!12・6大集会
・とき 12月6日 18時30分~19時15分 (開場17時30分)
・会場 日比谷野外音楽堂
・主催 「秘密保護法」廃案へ!実行委員会
11・21日比谷野音集会を上回る大結集で秘密保護法反対の意思を
示しましょう。
「秘密保護法」廃案へ!12.6大集会
2013年12月3日火曜日
石破発言弾劾!キャンドル抗議行動に1500人!!
写真速報です。12月2日(月)夜、「秘密保護法」廃案へ!実行委員会の主催で国会前でキャンドル抗議行動が行われました。主催者発表で1500人(実際にはもっと多いと感じましたが…)が駆けつけて抗議の声をあげました。石破発言に対する怒りが激しく渦巻いていました。【続く…】