2015年6月20日土曜日

闘いなくして安全なし No.029

https://drive.google.com/file/d/0B6_MNKzi3eCFRUF6c09ZSjNtSm8/view?usp=sharing


7月1日、駅業務がJESSへ移管
全業務外注化・転籍強制へ

 7月1日、CTSに外注化された駅業務がJR東日本ステーションサービス(JESS)に移管されます。そこで働くCTS社員には、転籍が強制されようとしています。
 会社は「みんな転籍を希望している」といっていますが、職場がなくなるのだから当然です。転籍が提案されるときは、「辞めるか転籍するか」という形で提案されるのです。

全業務に外注化が拡大する

 この1年だけでも千葉支社管内の駅業務が15駅全面外注化され、外注駅は63駅に拡大しました。JESSへの外注化を機に、さらに全面外注化に進むことは間違いありません。
 そうなれば、運転士や車掌業務の外注化にまで必然的に行き着きます。
 さらに、JR東日本は構内・検修業務をJR東日本運輸サービス(JETS)に再編しようとしています。その時にJETSに外注化されるのは、現在CTSに外注化されている業務だけではありません。JR側にわずかに残った交番検査・機能保全も含め、完全に丸投げ外注化しようとしているのです。

転籍強制の本格的開始

 最大の問題は、ついに転籍強制が本格的に始まることです。まずはグループ会社、そしてJR本体へと拡大していきます。黙っていれば、次には検修・構内部門で働くCTS社員たちにJETSへの転籍が強要されます。
 JR本体の労働者は、出向先を転々と変えられてしまいます。検修・構内職場がそっくりJETSに外注化されれば、JR本体の労働者にも転籍が強制されることになります。
 その先に待っているのは、運転士まで含めた全業務の外注化と、全労働者を下請けに突き落としていく攻撃です。