2015年9月18日金曜日

外注化阻止ニュース 第222号

http://www.doro-chiba.org/ga/gaityuuka222.pdf


動労総連合に新組合!
動労福島を結成
郡山工場 外注化と被曝労働への闘い

 9月10日、国鉄福島動力車労働組合(動労福島)が結成されました。福島県郡山市にある郡山総合車両センター(旧郡山工場)を中心とする労働組合です。
 外注化と原発再稼働・帰還強制を進めるJRへの新たな闘いの始まりです。

郡山工場の外注化阻止闘争

 動労福島委員長になった郡山総合車両センターで働く橋本光一さんは、昨年9月に郡山総合車両センターの外注化に反対し、約600人で集会とデモを行いました。
 こうした車両工場の外注化に反対する闘いを通して動労福島の結成に至りました。結成大会では、「外注化が青年の未来を奪っている。この現実と真っ向から闘う」と結成の意義をアピールしました。

動労水戸と共に被曝強制と闘う

 福島第一原発から58㌔の距離にある郡山総合車両センターでは、動労水戸と共に被曝労働強制に反対する闘いが続いてきました。
 被曝車両の検査・修繕を動労水戸がストライキで阻止し、郡山では防護服着用や青年労働者の作業除外をかちとってきました。
 JR東日本は、原発真横を走る常磐線の全線開通を進め、原発再稼働に向けた福島の切捨て・帰還強制に率先して協力しています。
 そのために労働者には大量の被曝が強制されているのです。
 動労福島は結成宣言で、「被曝労働の強制とストライキで闘います」と宣言しました。福島の地に、被曝労働とストライキで闘う組合が結成されました。
 郡山総合車両センターに入る車両の半分は、水戸支社の車両です。福島と水戸をつないで闘いをさらに発展させる展望が生み出されています。

外注化阻止・非正規職撤廃へ

 神奈川県・新潟県に続き、福島県で動労総連合の新組合が結成されました。関連職場を含めたすべてのJR職場で正規と非正規が団結する労働組合です。

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