2019年10月17日木曜日

実行委員会ニュース(第13号)

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全国各地で〝改憲阻止!
大行進運動〟の発展を

〝神奈川で多くの人が動き始めた〟
発言紹介 大行進神奈川・野本三吉さんの訴え


 横浜で9月23日に開催された集会「ジャーナリスト 安田純平が語る戦争下のシリア 拘束40カ月の真実」での野本三吉さん(改憲・ 戦争阻止!大行進神奈川の呼びかけ人)の発言の一部を紹介します。


 安田さんのお話に声が出ないほど感動しています。
 拘束されている時に一番思っていたことは「自由に色々なことができるときに、やりたかったことをやるべきだ」と。翻って、私たちはいま自由にできます。戦争状態になると、体が拘束されてないのに言いたいことを言えなくなってしまいます。
 日本は、2015年に安保関連法ができ、その前年に武器輸出三原則を廃棄した。いま大学や研究所が軍事産業の研究の予算をもらって軍事産業への協力を始めています。
 ナチスのユダヤ人追放政策に反対し闘ったニーメラー牧師の言葉を一緒に読みたいと思います。
 「ナチスが最初に共産主義者を攻撃したとき、私は声をあげなかった。私は共産主義者ではなかったから。………彼らが私を攻撃したとき、私のために声を上げる者は誰一人残っていなかった」
 この歴史の教訓を、いま私たちがしっかりと認識しなければならない。
 この運動は、今年3月に、憲法を絶対に改悪してはならないという思いで始めました。昨年、横須賀で集会を開き、デモをやり、基地の前でシュプレヒコールをあげた。第1歩が踏み出されて、神奈川県下で多くの人たちが動き始めた。
 そして今日、ここにたくさんの方がお見えいただいている。この気持ちを、一つにまとめて、自分たちが本当に言いたいことを言うことが大事です。
 労働組合がつぶされている。歴史的には、国鉄が民営化されて、郵政も民営化されて、総評もなくなった。日教組もどうなるかわからなくなってきています。
 本当に先生が声を上げられなくなっている。しかし広島で、もう絶対に原爆を使ってはならないということで百人以上の先生が実名をあげて立ち上がった。
 僕も8月に広島にいきましたが、私は、これに共感して、神奈川からもこの声を上げたいものだと思いました。
 みんな、子どもたちの教育に一生懸命やっていると思いますが、学校や児童相談所などの先生や職員の方たちの劣悪な状況の中で、どなたかが声を上げる。そのときに、そうだそうだと思ったら、応援しましょう。孤立させてはいけない。
 これから3月に向けて、各地で小さな勉強会、集まり、地域の中で、家族の中で声を出し合いながら真実を見ていきましょう。
 神奈川から今から第1歩を踏み出したい。労働組合の皆さん、市民の皆さんと一緒に、一歩一歩助け合いながら、大きくつながっていきましょう。

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