2020年1月18日土曜日

外注化阻止ニュース 第461号

http://www.doro-chiba.org/ga/gaityuuka461.pdf


運転士 ・車掌職名廃止に反撃を
動労千葉・関委員長が新年挨拶で闘いの決意

1月11日に行われた動労千葉の組合旗開きで関委員長は運転士・車掌の職名廃止に対して「断固として反撃にたちあがりたい」と訴えました。発言の一部を紹介します。(見出しは編集上のものです)


 新年の決意としてお話ししたいことがあります。4月1日の運転士・車掌の職名廃止に対し、動労千葉として断固として反撃にたちあがりたいということです。

鉄道の歴史上初の重大な攻撃

 運転士・車掌の職名が廃止されるなど、鉄道の歴史上はじめてのことです。会社は「自動運転も可能」とか、「将来はドライバレス運転にする」と宣伝しています。その時、運転台に乗るのは運転士の資格を持たない「輸送サービ ススタッフ」だといっています。
 しかし、本当にそうなら、職名を廃止するにしても、ドライバレス運転を実現してからにすればいい。
 4月1日の時点で、運転士と車掌の仕事が変わるわけではありません。

徹底して闘えば道は開ける

 なぜ今、職名を廃止するのか。それは、「乗務員が職名まで廃止されるのか」という形で、JRの労働者全体に「鉄道会社としてのこれまでの常識は通用しない」と突きつけるためです。労働者側の抵抗する力が最も強く、最も象徴的な位置にある乗務員の抵抗力を打ち砕くためです。諦めさせ、抵抗できなくさせ、すべてのJR労働者の権利を根本から破壊しようとしているのです。
 だから職名廃止に対して、決して諦めず、絶対に許さない闘いが必要です。団結を守って徹 底して闘い抜けば何かをつかむことができる。闘えば道はひらける。動労千葉はそれを実践してきました。改めて、この道を進もうと訴えたい。


 関委員長は発言で、「徹底抗戦を貫いて闘う中でこそ、新たな展望を掴むことができる」「敵は大きいが強くはない」とアピールし、職場から声を上げ闘おうと訴えました。

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