2020年1月31日金曜日

外注化阻止ニュース 第463号



運転士、車掌は必要だ!
動労千葉運転士組合員の座談会から一部を紹介

北嶋 乗務員の仕事は10年でできる仕事ではない。ジョブローテーションや乗務員廃止提案に怒りしかない。なぜ東労組本部はジョブ提案を妥結してしまったのか。組合員に対する裏切り。ほとんどの人が乗務員を続けたくて一生懸命やっている。
関 会社は東労組解体に向かって突き進んでいる。社友会をつくっている。

「何のために運転士になったのか」

北嶋 あきらめないでほしい。運転士・車掌は大変な仕事でみな一生懸命やっている。
関 現場の人たちは今の現実を変えたいと思っている。ただ会社はずる賢く声をあげさせない。
北嶋 東労組本部のジョブ提案妥結に反対している人は多い。これから会社を支える人たちが嫌な思いをしてやらされる施策ってなんなのか。「なんのために運転士になったのか」と訴えたい。
 「少子化で乗客が減る。採用できる人が少なくなる」は言い訳だ。必要なところに必要な人間がいないのが鉄道の安全運行にとって一番の問題だ。横浜シーサイドライン事故も人がいれば止められた。
 妥結であきらめるのではなく「ジョブローテーションを元に戻せ。運転士、車掌は必要だ」と職場のみんなには声を出してほしい。

「動労千葉があるじゃないか」

関 会社のやっていることは、最終的に「箱物社員」にしようという考え。
北嶋 わかっていても受けいれるしかないと諦めている。「動労千葉がある」とアピールしたい。鉄道業務の根幹である乗務員を廃止するってどういうことなのかと。
関 会社の利益のために働かなければ「運転士・車掌だとしても職場には居られません」がジョブローテーション。いいと言う奴なんか一人もいない。でも、もう受け入れざるえないと思わされている。
北嶋 だから俺たちの出番。4月1日からの「運転士・車掌の職名廃止」はその職で働く労働者の誇りを奪う攻撃です。闘いの声を絶対あげていきたい。

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