2020年10月8日木曜日

日刊動労千葉 第8852号

いつでもストライキに決起 できる体制を!

第50回定期大会報告②


 動労千葉は9月26日、DC会館において第50回定期大会を開催し、コロナ惨事に便乗した国鉄分割・民営化型の大攻撃と対決して組織拡大の実現をめざす闘いの方針を決定しました。
本号では、日刊動労千葉第8850号(9月28日発行)につづいて、各支部・各代議員から出された意見について報告します。

組織拡大の実現へ!

▽外注化が強行されて9年、CTSは自ら教育して社員を育てることもできない。JRの新採と一緒に白河で研修をしている。外注化は完全に破たんしている。このかんプロパー社員19名が辞めている。なんで辞めるのか? 会社の上は全部JRからの天下りや出向で、どんなに頑張ってもあがれない。CTSではやりがいがないからだ。だからこそ、外注化をとめるために組織拡大を実現しなければならない。

ワンマン運転絶対反対!

▽ワンマン運転で一人乗務で本当に安全が守れるのか。中途半端に反対するんじゃなくて、本当に阻止するような闘いにもっていってもらいたい。

▽ワンマンの問題はこれからの職場の焦点だ。猪や鹿との衝撃が増えている。手負になると向かってくるし、あぶない。ワンマンでは対応できない。また野生の猪は、豚熱・豚コレラにかなり感染している。接触したら人間にうつる危険性がある。いろんな観点からワンマンに反対していかなければならない。

安全を守るために

▽安房天津での脱線車両の回送中、車内で振動・音・臭いなどを確認していたというが、それがわっかた時点でオシマイだ。小動物との衝突も一気に増えている。スカート亀裂が5センチにもなると、ちぎれる感じだ。会社は「安全に支障はない」というが、車両のことがまったく分かっていない。
131系にはATS―SNが付いていない。会社に何で付けなかったのかと問うと、「すべてP化されている、車両センター内は付けないのが基本」と言う。あきれるばかりだ。構内が一番危ないし事故が多い。これからも団交でガンガン追求していこう。

コロナをめぐる闘い

▽CTSで消毒の作業が増えているのに人は増えていない。ホームのゴミ箱が撤去された。ゴミはどこへいっちゃうのか、そんなことでいいのかと思います。
現場は多くの人と接している。みんな感染の不安を感じながら仕事をしている。安心して働けるようにPCR検査を定期的に受けさせるべきだ。

▽この間、消毒やマスクの配布など本部と一緒になってCTS本社を追及してきた。消毒剤がエコプラスに変更になり、消毒作業が増えるが、今の出面の中でやるということなので、どっかに影響が出る。
人の動きが多くなり車内での「嘔吐」が増えている。一日に5回も6回も対応する。運転士の頃はここまでひどいとは思わなかった。「嘔吐手当」が必要だ。
終電の繰り上げで2時半におわる作業が1時半になれば、時給の人にとっては賃金が減る。今の勤務でぎりぎり生活しているのに、やめる人がけっこう出るのでは。

仕事やれるのか不安


▽千葉機関区では長い間、新採が配置されず、今年度末には6割がシニア社員になる。クーラーがない機関車、重いカバンや手歯止め、なにより基本給の地域間格差、シニアとしてこれからキツイ仕事をやれるのか不安がある。千葉機関区の将来展望や高齢者対策など、がんばってやっていきたい。

11・1全国労働者集会に総決起し、年末手当をめぐる闘い、3月ダイ改、21春闘へ、各支部大会を成功させ、いつでもストライキに決起できる闘争体制を確立しよう!

ニュースへのリンク