3月ダイ改・ワンマン拡大ただちに中止しろ! 1/15緊急申入れ提出
「拡大」に関する緊急申し入れ(1/15)
1.新型コロナウイルス感染症の拡大に伴い緊急事態宣言が出されたことに踏まえ、3月ダイ改及びワンマン運転の実施、ワンマン運転拡大に向けた訓練等を直ちに中止すること。
動労千葉は1月15日、「緊急事態宣言」を受けて、3月ダイ改とワンマン運転拡大の中止を求める緊急申し入れを提出した。
感染対策より合理化優先するな!
「緊急事態宣言」でもJRはいまだに検温さえ行わず、真剣に感染対策をやろうとしない。
都営大江戸線では、昨年12月から感染拡大が判明し、陽性者や濃厚接触者で運転士が次々に出勤できなくなり、通常の7割運行にせざるを得なくなった。その中で、乗務区全職員へのPCR検査が順次実施されている。
JRはグループ内に病院もあり、こういったPCR検査の徹底を行うこともできる。だが、感染対策より要員削減を優先し、見せかけだけの感染対策を行っているのだ。現場労働者の命と健康を何だと思っているのか!
その一方で、3月ダイ改・ワンマン運転拡大や管理職による乗務の拡大、運転士・車掌の混み運用、ジョブローテーションによる駅等への異動といった合理化攻撃を強行している。
そんな時間と労力をかけるなら、徹底した感染対策を優先するべきではないのか。現場労働者や乗客の命より、コスト削減と利益が優先なのか? ふざけるな!
JRはただちに3月ダイ改・ワンマン拡大などあらゆる合理化を中止しろ! 真剣な感染対策を行え!
「無線通告は停車中に行うこと」を改めて申し入れ(12/18)
取り組みを徹底しよう!
「無線通告」に関する申し入れ(12/18)
1.無線通告について、次のとおり取り扱うこと。
(1)無線通告は、停車中に通告すること。
(2)システム通告は、停車中及び次駅に到着後の受領とすること。
(3)通告対象列車が走行中の場合は、安全な場所に停車した後に通告すること。
(4)以上の取り扱いについて、すべての指令員及び乗務員に徹底すること。
2.「注意して運転」について、運転士に責任を転嫁するような取り扱いを直ちに中止し、具体的速度を指示すること。
3.抑止及び抑止解除は、運転士に対して行うこと。
4.乗務開始後に発生する行路内の変更事項の伝達は、当直からの伝達による取り扱いは中止し、指令通告に一本化すること。
この間、列車が走行中であるにもかかわらず無線の呼び出しが何度も行われる事態が発生している。走行中の無線呼び出しは運転士の注意力を削ぐものだ。指令は列車がどこを走っているのか分かっている。呼び出しは停車中に行うことが原則だ。
中には、停車してから確認すると、「着線変更の通告を受けているか」というものまであった。規定上も、安全上も絶対に認められない。
番宣変更なら、異線に進入する前に伝わらなければならない。変更の通告を受けていない疑いがあるなら、「緊急だから、ただちに停車して無線を受けてくれ」とすべきだ。
仮に走行中に無線に出て、着線変更の通告が必要だったら、走行中に通告しようととしたのか? 走行中に無線・システム通告の受領をできないことは会社も団交で認めていることだ。
このような状況が頻発することは、運転保安上重大な問題だ。われわれは昨年12月18日に無線通告は停車中に行うよう求める申し入れを提出した。
改めて、無線呼び出しは停車中に受ける取り扱いを徹底しよう。