各支部長 新年あいさつ
失ってはいけないもの
木更津支部 小柴支部長
支部第44回大会で新たに支部長に選出されました。
現場では、JR本体エルダーの組合員の比率が逆転し、昭和採と平成採の比率も逆転しています。過半数を占める労働組合がなくなったために(指名された)助役が職場代表なるなど、管理する側と労働者側の「境界」も曖昧になり、「残念な」ものとなってしまっています。本来の趣旨にそった形にするべきでしょう。
内房線では、「猪、鹿、キョン」など小動物との衝突事故が連日のように発生しています。台風被害でのエサ場の減少が理由なのかもしれませんが「非常事態」というべき事態です。会社側に対策を求めていますが進んでいません。
こうした状況にありながら、来年3月には内房線、外房線、鹿島線でワンマン運転を行うといています。乗客の安全を担い、運行の正確さを確保し、旅客対応を行い、小動物との衝突事故の処理なども乗務員ひとりで行う。そして、いざとなれば災害対応で乗客と列車の安全を確保する。これってどうなのよって、思いませんか?
私達も地域社会の一員です。安全と安心をもって、社会に地域に貢献していくこと。失ってはいけないものだと思います。
ワンマン運転絶対反対!
65歳まで働ける労働条件を合言葉に
佐倉支部 坂尾支部長
明けましておめでとうございます。
11月16日の第10回支部大会において支部長に選出されました。よろしくお願いいたします。
JR千葉支社は、来年3月ダイ改において、内房線(木更津~安房鴨川)、外房線(上総一ノ宮~安房鴨川)、鹿島線(佐原~鹿島神宮)にワンマン運転を拡大しようとしている。動労千葉は、団体交渉でワンマン運転が、運転士に全ての責任を負わせ、安全を破壊し、地域の過疎化に拍車をかける重大な攻撃であることから徹底的に追及を行ってきました。
佐倉支部は全員がエルダ-運転士です。運転士に全ての責任を負わせるワンマン運転絶対反対と65歳まで働ける労働条件を合言葉に頑張っていきます。お互いに頑張りましょう。
運転士に全ての責任を負わせるな!
千葉転支部 髙澤支部長
新年あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願い申し上げます。
さて昨年は「新型コロナウィルス」一色で一年が過ぎましたが、まだ一向に終息には程遠く更に多くの方々に生活や人生にも影響が出てきています。
我々の会社・職場においても、昨年の夏季手当や年末手当も大幅な減額されました。今年においても減額が予想され大変厳しい状況です。会社はこのコロナ問題に乗じて一時帰休や関連会社への出向さえも行うつもりです。
3月ダイヤ改正では、内・外房・鹿島線でワンマン運転を始める予定です。この間、駅の委託そして無人化を進めて地域住民の皆さんへのサービスが低下し、そういった中、運転士一人に全てのサービスから運転業務までをやらせる、責任を負わせるというのは絶対反対です。組合員数も少なくなりましたが今年も頑張っていきたいと思います。
CTSを徹底的に追究していく
津田沼支部 相馬支部長
明けましておめでとうございます。
津田沼事業所では、コロナ対策として夜間の吊り手消毒を昨年11月から行っています。CTSは年間6万両の吊り手消毒を受注したからです。
夜間は窓閉め一人、清掃二人二班で27本の入区車両の清掃を行っている中で人を増やさずに強行しています。皆、作業が増えたことで肩、腕が痛いと言っています。
また、受注金を受け取っているのに私達への手当は一切出していません。CTSは丸儲けしているのです。清掃だけに押しつけることはいい加減にしてもらいたい。
また、コストカットと称してエルダーに対し雇用延長を行わない動きがあります。
今年はCTSを徹底的に追究して働きやすい職場と労働条件をかち取りたいと思います。