国鉄分割・民営化による不当解雇から34年 今こそ闘う労働組合の全国ネットワークを! 2・14国鉄集会へ
動労千葉の原点=解雇撤回
「34年前の1987年2月、私たち12名にはJRへの採用通知が来ませんでした。そして、佐倉と鴨川で3年間の清算事業団生活を強いられました。」「私たちがここまで闘えているのは、JRに採用になっても差別され、自分の本来の職場でない労働を強いられながらも動労千葉の旗の下で闘ってくれている組合員が居るからです。」「必ずJRを土俵に立たせて、国とJRに謝罪させ、解雇撤回・職場復帰をつかみとる決意です。2021年も共に闘います。」
あらためて、この動労千葉争議団の新年アピールをみんなの決意として共有しよう。
1047名闘争は34年の闘いによって、ついにJRへの不採用基準が不当労働行為であることを最高裁に認めさせ、その策定をJR設立委員長が指示し、JR設立委員会で決定したことも突き止めました。
「国鉄改革の真実」を闇に葬る攻撃に対する闘いは、労働委員会から行政訴訟(東京地裁・次回第2回は2月3日)へと舞台を移して展開されています。
新たな闘いの一歩を踏み出そう
コロナ禍の困難な状況の中、医療労働者を先頭とした労働者の決起、BLM運動など、新自由主義に対する新たな闘いが世界中で始まっています。「これ以上は後退できない。もう譲歩してはならない」というギリギリの闘いが大きな影響力を示しています。
時代が動き、変わろうとしています。日本における労働運動再生のために突破しなければならない課題は何か。2・14国鉄集会を起点に、私たちは闘いの一歩を踏み出さなければなりません。国鉄闘争は、1980年代の新自由主義―労働運動解体の攻撃と闘いぬき、国鉄分割・民営化反対闘争、その後の1047名解雇撤回闘争や外注化阻止闘争など、闘いの旗を守ってきました。
3月ダイ改阻止・21春闘勝利!
JRでは、コロナ禍に便乗した国鉄分割・民営化型の激しい大合理化攻撃が始まっています。関西生コン支部の弾圧との闘いも正念場です。
不当解雇から34年の国鉄集会は2部構成とし、第1部を「労働運動の変革のために」、第2部を「1047名解雇撤回に向けて」の構成で開催されます。
3月ダイ改阻止・21春闘勝利へ向けた第1弾の総決起の場として集会の大成功をかちとろう!