業務融合化攻撃に反撃を!
9/15 イノベーティブスタッフについてJR本社団交
動労総連合は9月15日、イノベーティブスタッフに関するJR東本社との団交を行いました。これは、「本社、支社、系統、グループ会社の壁を超えた融合・連携」―業務融合化に現場を動員してくものです。
ジョブローテーション・統括センター化など「働く場所も仕事内容も会社の好きにできる」ことを狙う攻撃と一体です。労働者の権利や労働条件を破壊し、競争・選別に追い込み、つながりを断絶させるためのものです。業務融合化に職場から反対の声をあげよう。
◆イノベーティブスタッフの目的について
○イノベーティブスタッフ新設の理由・目的は何か?
→現業機関と企画部門の融合に向け、現業機関で企画業務を行う。それを各箇所で推進してもらう。乗客に近い場所で新しい価値創造、課題解決を、一般社員の中心として管理者を補佐し、様々な担務を取りまとめ、業務遂行の中心的役割を担ってもらう。
○「価値創造」とは?
→今までになかったようなサービスを提供し、新しい当社の魅力を乗客に伝える。収益向上につながればなお良い。例としては、「乗客の声を踏まえて駅で新しいイベントを」「モノを売る」など。
○「課題解決」とは?
→これまでもサービス、安全、価値創造などで行っている。それを箇所を超えて行うことを期待している。
○指定の判断基準は何か?
→会社の指定行為として、任用の基準で指定して発令する。試験などはない。各箇所、数人のイメージだ。
○指定解除はあるのか?
→ありうる。異動時やある程度期間が経った場合などだ。
◆指定された場合の業務内容について
○勤務の取り扱いはどう変わるのか?
→本社や支社、他箇所、グループ会社をまたいだ調整、連携が求められる。役割が果たせる勤務体制にする。
○乗務員であれば1ヶ月の交番勤務となる。基本は交番から外すのか?
→基本はそうだ。現場第一線の業務に一定程度つくということはありうる。「乗務しながら取りまとめ」という、過重労働を目的にしていない。
○乗務員、駅員を指定すると要員減となるのでは?
→イノベーティブスタッフの業務は非定型で出面はない。あくまで役割だ。一般社員の一部を切り出すということではない。数が減る、増えるという話にはならない。
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