「鉄道部門4千人削減」でなく
乗務員の要員増・行路緩和を
9/22乗務員区での行路持ち替え・
要員問題に関する千葉支社団体交渉
7~8月過程、コロナ感染拡大により乗務員区間での行路持ち替えが行われました。乗務員の労働強化につながる重大な問題です。動労千葉は9月22日にこの問題で千葉支社との団交を行いました。
行路持ち替えが必要になったにも関わらず、会社は要員増を否定しました。しかし「対策」はこれまでの感染対策だけです。乗務員の労働強化は看過できません。必要なのは要員増と行路緩和です。
深澤社長は「鉄道部門4千人削減」「転籍・副業促進」の方針を打ち出しました。職名を廃止し、業務融合を進め、ジョブローテーションによる強制配転も相次いでいます。鉄道業務も、そこで働く現場労働者もないがしろにするやり方は許せません。
<交渉概要>
○コロナ感染拡大に伴い、各乗務員区における業務の持ち替え等が発生した。
→7~8月、お盆明けまでがピークだった。9月は持ち替えを行っていない。9月21日の段階で、乗務員区所で出勤できない人は一桁だ。
○必要な要員が確保されていないということではないか。
→要員は足りている。コロナ感染が急激に増えたことによるものだ。感染対策を行ってもらっていることで行路移管の範囲で収まった。感染対策をしっかり行うことが必要だと改めて認識した。
○これまでも対策しているが、感染することはある。これ以上の対策とは何か。
→新しい対策は難しい。マスクや換気、手洗いなどだ。
○要員を増やすべきだ。要員が多ければその分対応できる。
→主張としては理解できる。管理者の乗務や支社にも乗務できる社員がいる。
○行路の持ち換えが労働強化につながることは看過できない。ひっ迫しない要員確保を行うこと。
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